【６回目】受診のタイミングは？

 

　乳幼児は、急に熱を出したり、食べ物ではないおもちゃや電池、洗剤などを飲み込んでしまったり、転んでたんこぶや切り傷など怪我をしてしまったり、と突発的に何かが起こり、どのように対処したらわからない事が日々起こります。今まで経験したことのない事ばかりで、どこに相談したらいいかわからないという場合もあるでしょう。小児科学会では、こどもの救急（対象生後１か月～６歳）を掲載しており、そこでは、症状に応じて受診した方がよいのか、自宅で様子をみた方がよいのかを判断するサポートツールや、自宅でみる場合にできることや確認しておきたいことの情報を提供しています。

　何か起こったときに、ネット検索して不確実な情報に振り回されないよう、正しい判断をサポートしてくれるサイトをあらかじめ知っておくことが大切です。元気な時に、いざという時のために、サイトを閲覧しておくことをお勧めします。ぜひ、参考にしてください。　　　　　　　　　　　

（薬剤師　中野洋子）

 

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