知ってほしいワクチンのお話
【その12】上手に受けよう
2023年03月03日
ワクチンのお話はこれが最終回です。数年前の比べると法定接種のワクチンが増え、同時接種の推進、接種間隔の変更が行われています。
接種間隔は生ワクチンのみ27日あける、各々ワクチン接種間隔を守る、その他の異なるワクチンは間隔を開ける必要はありません。ただし、発熱や、接種部位の腫脹(はれ)がないこと、体調が良いことが条件となります。
ワクチンは主に皮下注射が多く、他に筋肉注射(コロナ)、経口(ロタ)、経皮(BCG)があります。接種する部位が動かないように、身体を固定してあげましょう。その際、手や足を強く握る必要はありません。また、上手にできれば笑顔でほめてあげましょう。痛いことをされたけど、保護者が喜んでいる、ほめてくれている、これでワクチン接種を前向きな気持ちで受けられるようになります。注射部位についてはイラストを参考にしてください。
(薬剤師 中野 洋子)
(薬剤師 中野 洋子)