やんちゃんこ2つのブログ

チーフからのお便り

節分のお話

2023年01月30日

 

尼崎で、こんなに毎日雪が降る日が続くことなど、なかなかないことです。寒さを通り越して冷たいと感じるこの頃です。
そこに、いよいよインフルエンザも流行りつつあります。コロナの症状とわかりにくいこともあり、発熱する人もそうでない人も、喉が痛い人もそうでない人も様々です。まだまだ油断することなく日頃からの予防対策に心がけましょう。大人も子どもも元気が一番! 気をつけて寒い冬を乗り切りましょう!
1月はいく(行く)、2月はにげる(逃げる)、3月はさる(去る)と言われるように、この3か月は、あっという間に過ぎるようです。それも毎月、昔からの伝統行事があるからではないかなと思っています。お正月が終わると、お店ではもうはや節分のお豆さんが売られます。そして早い所では、ひな祭りのお菓子も並び出しています。今月は、この節分についてのお話をご紹介しましょう。

節分とは
季節を分ける 立春 立夏 立秋 立冬 の前日をすべてを指します。
「季節の変わり目」には邪気が入りやすいとされ、一年間の無常息災を願う行事となりました。
豆をまくのは?
始まった室町時代に、豆=魔目(鬼の目)を滅ぼすことに由来するとされています。また穀物には霊力が宿るとされ、邪気を払うと考えられたそうです。
 まく人は「年男や年女」の人または「厄年」の人がします。
 まいた後は「年取り豆」といって、自分の年齢、または+1個足して食べます。
 「魔目を射る」意味から炒った豆を使います。
節分の鬼
昔から目に見えない恐ろしいこと、病気や飢餓、災害などは鬼の仕業とされました。角(つの)と牙(きば)を持つ鬼は、牛(丑)の角と、とら(寅)の牙とされていて、鬼がでる方向は北東(十二支に当てはめると丑寅の方角であり、時間は夜中にあたります) 戸口には鬼が入って来ないように「ヒイラギの小枝にイワシの頭をさしたもの」を飾ると良いとされています。
恵方巻
 これは関西を中心に始まりました。「縁を切る」に通じないよう、一本巻に巻いた巻きずしを、その年の恵方を向き無言で食べます。話す(離す)と運が逃げていくという意味があるようです。

年の変わり目に、一年間の無病息災・商売繁盛を願う行事。コロナ鬼もインフル鬼も追い払い、どうか皆さんが健康で過ごせますように・・・ 
(特定非営利活動法人 やんちゃんこ 代表理事 濱田 英世)