くすりの話
35回目【薬の誤飲 その2】
2022年03月03日
お薬の誤飲は増えています。薬を飲ませたあと、なんとなくテーブルにおいてしまった水薬・粉薬を目を離したすきにゴクゴクと飲んでしまう場合もあれば、大人の薬を探して大量に飲んでしまうケースもあります。生理痛で鎮痛薬を飲む、眠れないからと睡眠薬を飲む、その薬を子どもの誤飲に配慮して保管していますか?
乳幼児はなんでも口に入れて、確かめます。おもちゃも、薬も関係ありません。興味をもてば、どんな場所にあっても飲んでみようとします。本人にも薬は大人が管理するもので勝手に服用しないものと説明しておきましょう。また、薬や個包装の洗剤・入浴剤を食べ物だと認識しての誤飲報告も増えています。もしも、そのような事故が起きて対応に困ったときはこちらに相談してください。万が一に備えて、スマホに登録!
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(薬剤師 中野洋子)