遊びの中に学びがあることを再認識!
毎日、テレビではコロナウイルスによる新型肺炎についての報道が流れ、不安な日々が続いています。 この新型ウイルスの感染力や潜伏期などについては今まさに研究中といったところですが、やはり予防は、いつもの手洗い・うがい・そして飛沫感染を防ぐためのマスク装着などが基本だと言われています。そして、なるべく免疫力の弱い、小さいお子さんを連れて人混みへの外出は最小限にとどめたいものです。
一日も早く終息することを祈るばかりです。
さて、先日京都宇治市にある「絵本と木のおもちゃの専門店 キッズいわき・ぱふ」の岩城先生のお話を聞きました。子どもの発達にあったおもちゃや、遊びの質を高める工夫についていろいろ教えてくださいました。その折の内容をレポート形式でお伝えします。
✻子どもがおもちゃで遊んでいる時 → 元気・意欲的・チャレンジ
↓
うまくいかない・できない時
↓ 自信がなくなる
母の元に充電をしに戻ってくる
“大丈夫”の声かけをして落ち着かせる
✻“大丈夫”の言葉
うまくいかなくて内側に向いている気持ちを外に向けてあげることが必要
悩んでいないで大丈夫! やってみようと解決できる子どもに育てよう!
・押してもダメなら引いてみよう
・試行錯誤を繰り返してこそ力となる
・十人十色 誰かにきいてその中からヒントを見つける
✻五感を使うということは脳を使うということです
感覚(手で触る・匂いを嗅ぐなど)を通して、主体性をもつ行動に繋げていく
実際に経験することが何より大切 → ビデオ・ゲームのバーチャルの世界は
感覚がない世界である
脳(前頭葉を刺激しない)を駄目にする
✻簡単な仕事や用事をさせる(モンテッソーリ教育)
→ありがとう・うれしいわ・助かるわ→自己肯定感をつけてあげる
自分が役に立っている!これでいいんだ!と感じるとまた頑張ろうと思う
遊びの中に学びがあるということを、再認識した時間でした・・・
(特定非営利活動法人 やんちゃんこ 代表理事 濱田 英世)