4月 2025
春を満喫しましょう!
3 月後半は、気温が不安定でした。4月に入り、ようやく暖かい春がやってきた!と言えるようになりました。
急に寒くなった日もあったせいか、桜の花もちょうどこれから見頃になってくることでしょう。 桜の花言葉は「精神の美」「優美な女性」また桜の種類別に花言葉があるそうです。
八重桜は「おしとやか」「豊かな教養」 枝垂桜(シダレザクラ)は「優美」
染井吉野(ソメイヨシノ)は「純潔」「優れた美人」 など、それぞれ違うそうです。 桜に関して調べてみると、楽しい情報がたくさん検索されます。
ソメイヨシノは単一の木の挿し木や接ぎ木で日本中に広がったこと。三色団子の意味。
桜の葉には毒がある? 昔はお花見は梅だった。 一度、桜の豆知識もぜひ調べてみてください!!
暖かくなると服装も薄く軽くなっていくので、子どもたちも動きやすくなります。夜に授乳をされている方にとっても、寒い夜から少し楽になってくることでしょう。子どもの動きが活発になってくると、お腹も減るので食も進んだり、疲れるのでよくお昼寝してくれたりするかもしれません。
また、お外遊びも出やすくなりますね。気分がいいこの季節に、ぜひお散歩や遊びに自然の中に繰り出してください。1日中、様々な音が聞こえている生活から脱出して、都会の雑音がない静かな中で過ごすことが、とても大切だと言われています。
私は、子どもたちには何もない所でいかに上手に遊べるか?を教えたいと思っています。何もない広場で遊ぶのは難しいです。何が必要か?
それは“知恵”であり、“今までの経験”と“コミュニケーション力”“協力”
さて・・・
何もない。考えてみてください。どうしましょう。皆さんなら何をして遊びますか? 賢い子どもたちは考えます。今までの経験を元に。どうしたら楽しく過ごせるか?
さぁ、誰かが提案します。“鬼ごっこしよう!” 話し合いが始まります。「何鬼?」
こおり鬼・色鬼? 協力し合い、話し合い、決定!! 賢く育てるというのは、こういうことができる子どもだと思っています。
このお話の元の元は「家族」という単位から始まります。このような子どもに育てるヒントや知恵をたくさんおうちで教えてあげましょう。
遊具がなくても遊べる方法を、お父さん・お母さんがいっぱい教えてあげてください。
石けり OK 虫・花・葉っぱ探し OK 走りっこ OK 色探し OK ほかには?・・・
みんなで、ゆっくり・ゆったり・のんびり・・・ どうか春を満喫してください!!
特定非営利活動法人 やんちゃんこ
代表理事 濱田 英世
【25回目】授乳中の薬はどうしたらいい?
体調が悪くても、頭が痛くても、花粉症がつらくても、授乳中は薬を控えるべき、との考えはまだまだ根強く残っています。今回は授乳時の薬物療法について取り上げます。
授乳中にママが薬物療法を躊躇してしまう理由、それは、自分が内服したり、使ったりした薬が、赤ちゃんが飲んでしまうのではないか、その結果、悪い影響を与えるのではないか、という不安です。母乳は血液からつくられ、飲んだお薬も母乳中に分泌されますが、多くの薬では母乳中に含まれる量はとても少ない量になります。さらに、お薬が含まれる母乳をのんでも、赤ちゃんの血液に届くまでにはお薬の量はどんどん少なくなり、赤ちゃん自身にお薬の影響が出る可能性はとても低いのです。月齢が大きくなり、離乳食がすすんだり、ミルクとの混合栄養によって母乳を飲む量が減ると、お薬の影響はさらに低下します。
薬物療法を理由に授乳を中止した場合、母乳分泌が低下し、母乳育児の再開が困難になることもあります。簡単に母乳育児をあきらめず、本当に中止する必要があるのか、医師や薬剤師に納得できるまで確認することが大切です。わいわいステーションでは、月に1回お薬相談を行っていますので、お気軽にご相談くださいね。
参考文献:国立成育医療研究センター 授乳と薬について知りたい方へ
https://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/
薬剤師 中野洋子