【7回目】インフルエンザワクチンは?

 10月頃より、インフルエンザワクチン接種の時期が始まります。

ワクチン接種によりウイルスに感染しても、発症や重症化を防ぐ効果が期待できます。

【対象】生後6か月~接種可能。

 3歳未満は0.25ml/回を2~4週あけて2回

 3歳以上13歳未満は0.5ml/回を2~4週あけて2回

 13歳以上は0.5ml/回 1回または2~4週あけて2回

 ※免疫効果を最大限発揮させるには、4週間あける

生後6か月から接種可能ではありますが、乳児期の効果は限定的です。
1歳までは、周りの大人や兄弟が感染予防のためにワクチンを接種しておきましょう。
インフルエンザワクチンはA型B型2種類ずつ含まれています。

接種後、発熱、接種部位のはれ、痛み、かゆみが生じることもあります。

ワクチン接種は体調を万全に整え、接種後もゆったりして過ごせるようなスケジュールを立てておくことをおすすめしています。ワクチンの効果は接種後3か月で78.8%、5か月で50.8%と減少しますので、接種時期は早すぎず、遅すぎずのタイミングがいいですね。

(薬剤師 中野 洋子)