やんちゃんこ2つのブログ

教えて!薬剤師さん!

【10回目】お薬をのんでもらうために

2024年01月07日

 

初めての発熱、初めての咳、鼻水。そして初めての内服薬。不安でいっぱいのところに、お薬を飲んでくれるだろうか、本当にこの薬は大丈夫なのだろうか?そんな気持ちでお薬を飲ませようとすると、赤ちゃんも驚いて、飲むのをやめてしまうことがあります。薬についての不安は医師や薬剤師に正しい情報を教えてもらい、納得して薬をのませてあげましょう。
少し大きくなると、お薬について理解できるような遊びも取り入れてみましょう。大好きな人形やぬいぐるみに病気になってもらい、お熱だから、お咳だからお薬のもうね、とスプーンを口にあてて、飲んだら元気になる、というままごとです。薬を飲むことを知っていると、味の悪い薬も頑張って飲んでくれたりします。病気になったら人形やぬいぐるみも病気にして、さぁ、お薬のみましょうと見本になってもらうといいですね。おままごとは、お母さんにとっても予行演習になることでしょう。病気は必ずなります。早寝早起き朝ごはん。たくさん遊んで、病原微生物との戦いが短くて済むような健康な体つくりをしておきたいものです。
(薬剤師 中野洋子)