チーフからのお便り
2024年も子どもたちの笑顔のために…
2024年01月10日
令和6年1月1日、能登地方を震源とする大規模地震が起こりました。この地震により犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
被災地域の皆さまの安全確保、そして一日も早い復旧・復興を衷心よりお祈り申し上げます。
2011年(平成23年)3月に起きた東日本大震災から13年経ちました。
1995年(平成7年)1月の阪神淡路大震災からは29年です。
その度に災害の怖さを知り、助け合う人々の温かさに触れ、日々の生活を見直すことの繰り返しをしてきました。
東日本大震災の時には“わいわいステーション”が、関西に避難されてきたお母さんとお子さんの居場所になった時期もありました。
お話を聞く事しかできなかったけれど、お子さんが笑って遊んでいる姿を一緒に見ながら、少し心休まりましたと言ってくださったお母さん。
ボランティア活動に行かれる方も多い中、ここでお話を聞くことも支援になるのだということを教えてもらいました。当時、7組ほどおられたと記憶しています。それから、ご主人の実家にと引っ越された方や落ち着いたのでと東北方面へと戻られた方もおられました。
あの頃を思い出しながら、今回も今、ここで出来ることについて考えてみようと思っています。
わいわいステーションに看護学科の学生さんが実習に来られた時に「震災時の対応」についてお話してくれたことがありました。
・避難場所を知っておくこと 家族と離れた時のための約束を決めておくこと
・災害用伝言ダイヤルについて利用方法を知っておくこと
・ママポーチの活用
どれも大切な内容ですが、特にママポーチはすぐに実行できる便利なアイテムとなります。一つ専用のポーチを作り、その中に“紙おむつ・おしりふき・おやつ・薬・ビニール袋・ペンライト・携帯のバッテリー”等を入れておき、いつもの荷物にプラス持っておくポーチです。もしものもしもの時のために作ってみてはいかがでしょうか。
2024年も、子どもたちの笑顔のために・・・
スタッフ一同、お手伝いを精一杯させていただきます。
( 特定非営利活動法人やんちゃんこ 代表理事 濱田 英世)
( 特定非営利活動法人やんちゃんこ 代表理事 濱田 英世)