やんちゃんこ2つのブログ

チーフからのお便り

敬老の日の由来

2021年09月01日

 

 緊急事態宣言が続く中、感染者数はまだ減ることもなく気になる日々を過ごす毎日。それでも、なんとなくコロナ感染予防に慣れてきている、いや疲れてきているところがありませんか。
 お店の入口に置いてある消毒も、手荒れの方が気になったりして“まぁ、いいか”“またか”としなくなってきていたり・・・手洗いも初めの頃のように、ていねいに洗わなくなってきたり・・・ふとした気持ちのゆるみから、もしかしたらということもあります。デルタ株という新種は感染力が強く、家族内感染はもちろんのこと、子どもだけの感染も起こっているとのこと。
 基本は、いつもの手洗いや消毒、マスク着用ですが、密を避けるという点はなかなかつらいものがありますよね。子どもたちをどこか楽しい場所に連れて行ってあげたくても人の多い所は気になるし・・・電車もどうなのだろう?施設の中も気になるかな?と本当に自由がきかず、遊びに行きたくても行きにくいことだと思います。
ストレスがたまるのも親子で疲れるし、上手に密を避ける工夫をして、外に出てみるのも良いかと思いますし、やはり今は安全策で我慢をというのも良いかと思います。
 心身共に健康であることが一番ですから、無理なく楽しい日々を重ねていきましょう。
 
 9月には、「敬老の日」があります。この由来には諸説あるそうで、飛鳥時代、聖徳太子がお年寄りや身体の不自由な人たちを無償で介護する、「悲田院 (ひでんいん )」という施設を開いたのが、 593915日だったことから、 915日を敬老の日とした説。また、 1947年に兵庫県多可町で農作業が一段落する 915日に、村のお年寄りを集めて、お年寄りたちを敬い、お年寄りの知恵や 知識を借りて村作りを目指す集まり「敬老会」を始めたことが3年後、兵庫県全体に広がり「としよりの日」となり、 この「お年寄りを大切にする」という思いが全国にも広まり、 1965915日に国民の祝日「敬老の日」が誕生したという説もあるそうです。
 今は第3月曜日となりましたが、コロナ禍の中ならではの、おじいちゃん・おばあちゃんへのプレゼントをゆっくり考えてみるのも楽しい時間の過ごし方になるのではないでしょうか!?
 ちなみに、21日は十五夜のお月見。お月見の由来は平安時代に貴族たちが、月を眺めながらお酒を飲んだり、船の上で詩歌や管弦を楽しんでいたものが、江戸時代になって庶民の間で広がったことが始まりのようです。ただし、貴族の風習とは異なり、十五夜のころは、稲の収穫が始まる時期であるため、秋の収穫を喜び感謝する日とされて今に続いてきているということです。
 また、23日は秋分の日。前前号でお話した二十四節気の一つです。この日は「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ」日と定められています。ふと、何気なく過ごしている日々にも昔からの由来があるなんて、なんだかワクワクしませんか!夏から秋への変わり目、9月も元気で乗り切りましょう!
 (特定非営利活動法人 やんちゃんこ 代表理事 濱田 英世)