チーフからのお便り
子どもたちの夢みる力・夢に向かう力がもっともっと膨らんでいきますように!
2021年12月01日
年末年始、これから寒さも本格的にやってくることでしょう。体調崩さないように、今年最後の締めくくりの月、元気でいきましょう!!
さて、12月と言えばクリスマス!が、子どもたちにとっては何より楽しみな日ですよね。夢のある日を親子で楽しんでほしいと思います!
我が娘は「サンタさんが来る時には、鈴の音がするんだよ!」と言ったので、外に細工をして中からひもを引っ張ると鈴が鳴るようにして、驚かせたものです。「ほら!聞こえてるよ!早く外に出てみよう!」と言うと怖くなって、なかなか出ていきません。ようやく出た時には「あら~残念~サンタさん、もう行っちゃった~!」とがっかりポーズを取り、その後に「あれ?自転車のかごにプレゼントが入っている!」「入れてくれたんだね~!!」と計算通りの演出で、親の方が遊んだ記憶があります。
「来年こそは、サンタさんと会いたいね~」と言いつつ、「おりこうさんでいたら、きてくれるかなぁ?」と注文もつけたりしました。(笑)
いつか知ってしまうことですが、夢の世界にいる間は“ワクワク・ドキドキ”の気持ちを大切にしてあげてほしいと思います。ノリのいい子どもたちを育ててください。
「不思議だね?何だろうね?」その気持ちも持たせて次に、
「もしかしたらこうじゃない?こうしてみたらどうかな?」と推測していく思考へと導いてあげて、
「じゃあ、やってみようか!」と行動に移してみる。
この作業って、とても大切なのです。そして、もちろん気持ちを乗せていくには、お父さん・お母さんの言葉がけや行動が不可欠となります。一緒に感じたり、やってみたりするからこそ、感激するのですものね。そして仕上げは・・・」
「おもしろかったね!上手にできたね!難しかったね!」の言葉がけを。
しかし、成功したから賢かった。うまくできなかったから、ダメだった。では、ないことを理解してほしいです。
もちろん、うまくできたら「すごいね!」の誉め言葉を。
でも、うまくいかなかった時には「どうしてできないの!みんなはできているのに!」ではなく、そこまで頑張った様子を認めてあげて、
「頑張ったのにな。もう一回やってみよう!」と失敗しても大丈夫なこと、そして再チャレンジすることの素晴らしさを教えてあげてほしいのです。
子どもたちには、夢みる力・夢に向かう力にあふれています。どうか、その力がもっと
もっと膨らんでいきますように!!
それが私の夢であります。
(特定非営利活動法人 やんちゃんこ 代表理事 濱田 英世)