やんちゃんこ2つのブログ

チーフからのお便り

七五三の由来

2020年11月06日

 

 尼崎市での新型コロナウィルス感染者数は、現在約400人を越えました。気を緩めずに手洗い・マスクでの予防と消毒を続けていきましょう! また「兵庫県の新型コロナ追跡システム」で、「わいわいステーション」としてのQRコードが発行されました。来られた時に毎回QRコードを読み取っていただだくことになりますがコロナ対策の一つとして、ご活用してくださればと思います。

  今月は七五三がありますね。その七五三の由来について調べてみました。

 医療の発達が未熟で衛生面もよくなかった昔は、こどもの死亡率がとても高く「7歳までは神のうち」として、人として完全にはこの世に誕生していない存在と考えられていました。そんな過酷な生育環境の中でこどもが無事に育つことは大きな喜びであり、親として健やかな成長を願わずにはいられないものでした。それゆえ、3歳・5歳・7歳の節目に成長を神様に感謝し、お祝いをしたことが七五三の由来とされています。

 その起源は、平安時代頃から宮中で行われていた3つの行事が基になっていると言われています。

  3歳「髪置きの儀」(別名:「櫛置き」「髪立て」)

 平安時代の頃は男女ともに生後7日目に頭髪を剃り、3歳頃までは丸坊主で育てていました。これは頭を清潔に保つことで病気の予防になり、また健康な髪が生えてくると信じられていたためです。3歳の春を迎える頃に「髪置きの儀」を行い、成長を祝い、髪の毛を伸ばし始めました。

  5歳「袴着(はかまぎ)の儀」(別名:「着袴(ちゃっこ)」)

平安時代、57歳の頃に当時の正装である袴を初めて身に付ける「袴着の儀」を執り行ない、この儀式を経て男の子は少年の仲間入りをし、羽織袴を身に付けたとされています。当初は男女ともに行っていた儀式でしたが、江戸時代に男の子のみの儀式に変わっていきました。

  7歳「帯解(おびとき)の儀」(別名:「紐落し」「四つ身祝い」)

 鎌倉時代、着物を着る際に使っていた付け紐をとり、帯を初めて締める成長の儀式が執り行われていました。これが室町時代に「帯解の儀」として制定され、当初は男女ともに9歳で行われていたとされています。そして江戸時代に男児は5歳で「袴着の儀」を、女児は7歳で「帯解の儀」の行う形に変わっていき、この帯解を経て大人の女性へ歩み始めると認められていました。

  3歳 ・5歳・7歳を節目とした理由は、暦が中国から伝わった際に奇数は陽、つまり縁起がいいとされたからだとか、「3歳で言葉を理解し、5歳で知恵がつき、7歳で乳歯が生え変わる」という成長の節目の歳だからなどが言われています。諸説あるようですが子どもを思う親の気持ちは昔々から変わらず、このような伝統行事を大切につなげていきたいと願います。

(特定非営利活動法人 やんちゃんこ 代表理事 濱田 英世)