知ってほしいワクチンのお話
【その6】スケジュールの決め方
2022年08月31日
赤ちゃんや子どもは、病気に対する抵抗力(免疫)がたいへん未熟です。生まれる前にお母さんからもらった免疫(抗体)も、数か月たてば弱くなってしまいます。病気にかかってしまうと、重い後遺症が残ったり、命がおびやかされたりすることもあります。その病気のもっとも安全で確実な予防方法が、予防接種です。生後2か月から接種することで、重症化する細菌感染から体を守ることができます。おすすめされているスケジュールはこのように決めています。
1.流行しているワクチン、重症になりやすいワクチンを優先
2.接種年齢(月齢)になったらすぐに受ける
3. 効率的・効果的な受け方を考えて、同時接種を取り入れる
3. 効率的・効果的な受け方を考えて、同時接種を取り入れる
ワクチン接種するにあたり、予定通りいかないことも多々あると思います。1回目のワクチンをうっていれば、少なからず効果はあります。予定を組みなおし、こつこつとワクチン接種していきましょう。わからないことがあれば、早めにかかりつけ医に相談し、予定されているすべてのワクチン接種ができるようにしましょう。2歳でひと段落、ワクチン管理アプリなども利用して、接種時期がきたら、ワクチン接種してきましょう!
(薬剤師 中野 洋子)
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