やんちゃんこ2つのブログ

子どもたちの話を「訊く」「聞く」「聴く」!?

2021年06月01日

 

 緊急事態宣言が延長されました。 不安な日々が続きため息ばかり出そうな毎日ですが、わいわいステーションはいつものように、皆さんをお待ちしております!!
 前向きに子どもたちと、ゆったりした時間を過ごせる期間だと思って、ぜひ遊びに来てくださいね!!
 毎月のわいわい Teacherも今月から来ていただけるようになりましたので、日頃の相談や何気ないことでも気軽にお話聞いていただけます。皆さんのほっとする時間になればと思います。 
 “お話を聞く”と言いますが・・・・
この“きく”という言葉の漢字には3種類あります。
 ① 訊く・・・ この漢字は、よく刑事シーンにあるような訊問(じんもん)の文字です。ということは、この意味は簡単な時間や場所等を確認するという時に使う「きく」です。
 ② 聞く・・・  この漢字には“耳”の文字が入っています。ということは、訊くよりももう少し内容を詳しく確認するような時に使います。ただ、この“聞く”は、例えば台所で用事をしながらでも聞くことができる「きく」です。
 ② 聴く・・・最後にこの漢字には“心”の文字が入っています。もうお分かりかもしれませんが、この漢字は「耳へんに十と四と心」の文字から成り立っています。ということは、用事をしながら聞くよりも、もっと心を寄り添って聴いてあげるという意味があるのです。
 その十四の心とは・・・
「美」しい心で 「新」しい心で 「広」い心で 「楽」しい心で 「嬉」しい心で 「面」白い心で 微「笑」みの心で 素「晴」らしい心で「悲」しい心を 「苦」しい心を 「愛」しい心で 「労」わる心で 「憂」う心で 感「謝」する心で 
 これらの心を込めて、心の目で見て、感じて聴いてあげるということです。
 子どもたちの話を、時と場合によって「訊く」のか「聞く」のか
 顔を見て、一緒に感じながら「聴く」のか、それぞれ使い分けながら
 しっかり対応してあげてほしいと思います。
  
 もちろん、大人同士でも大切なことですよね。心に寄り添って一緒に聴いてもらうとほっとするものです。コロナ禍の中、優しい言葉のやり取りも心がけたいものです。
(特定非営利活動法人 やんちゃんこ 代表理事 濱田 英世)