やんちゃんこ2つのブログ

チーフからのお便り

「子どもの日」は 「子どもたちの人格を重んじ、幸福をはかるとともに、お母さんにも感謝する日」

2022年05月03日

 

 「五月晴れ」と言われるように、今月は青空が広がり良く晴れた日が続く!と思われているでしょうが・・・・実は元来、この5月は旧暦の 5月のことで今の6月にあたります。
 つまり、この言葉は梅雨の時期に使われていた言葉で「晴れ」は「梅雨の中休みの晴れ間」を指しているのです。でも、現在は「梅雨の晴れ間」に加えて「5月の晴れ渡った空」という意味でも使われるようになったそうです。
 こいのぼりが泳ぐ青空が、気持ちよい季節となりました。感染対策をしながらにはなりますが、お外で身体を動かしてみるのもどうでしょうか!?

*鯉のぼり
 江戸時代から始まった風習で、「滝を登り切った鯉は竜になる」という中国の故事にちなんだ縁起のいい鯉のぼり。子どもたちの健やかな成長を願うものです。
*五月人形
 鎧や兜は、子どもたちを災いから守ってくれるようにという意味が込められています。
*菖蒲湯
 菖蒲は香りが強く、菖蒲の根は漢方薬の一種で血行促進や疲労回復作用があるとされており、菖蒲湯として厄を払い、無常息災を願いました。
*柏餅
 カシワは、新芽が育つまで冬の間も古い葉が落ちないことから「子孫繁栄」につながる縁起のいい植物です。その葉で巻いた柏餅は縁起のいい食べ物となりました。
*ちまき
 中国の故事から、何を避ける厄払いの力があるとされ、茅(ちがや)の葉でもち米を包んでいたそうです。その“ちがやまき”が“ちまき”とよばれるようになりました。今は、甘いお餅を笹の葉で包み蒸しあげたものです。
  
 このような伝統文化を受け渡しつつ、お祝いする 「子どもの日」
「子どもたちの人格を重んじ、幸福をはかるとともに、お母さんにも感謝する日」です。
 今は、男の子も女の子も区別なく“子どもの日”なのですから、“お母さん”に限らず“お父さん”に感謝する日としても良いと思います!
 昔から子どもを思う親の気持ちが、いろいろな縁起物にかけて伝えられてきたことを大切にしたいなと思います。今月は、健康に感謝して・・・元気なやんちゃな子どもに健康で育つことを祈り・・・そして命を繋げてきたおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんみんなに、感謝と拍手を・・・送りましょう・・・
 (特定非営利活動法人 やんちゃんこ 代表理事 濱田 英世)