やんちゃんこ2つのブログ

チーフからのお便り

お雛様のいわれは…

2019年03月03日

 

節分・豆まきのお話からもう桃の節句の月を迎えることとなりました。

何度か孫ができた目線からのお話をしましたが、今月はちょうど初節句にお雛様を探しに行った時のお話をしたいと思います。

お雛様のいわれは、中国での風習が平安時代に日本に伝わってきた事から始まります。

 

平安時代、日本で桃の節句が始まったころは、草やわらで作った人形に自分のけがれ

を乗せて、身代わりとして川に流す「流し雛(ながしびな)」が主流でした。流し雛は

子どもの無病息災を願い、災いや厄を払いのける意味もあったといわれます。

 その後、流し雛とともに雛人形を使って遊ぶ「雛遊び(ひいな遊び)」が流行したことから、人形を川に流すのではなく、飾って祝うような形へと変わっていったそうです。(ひいなとは、小さい・愛らしいという意味があり、ひなまつりの語源という説もあります。)

 このことから、雛人形は災いの身代わりになってくれているという厄除けの意味があるものだということがわかります。

 

この、いわれのお話をお店の方から教えてもらい、わが娘の雛人形をそのまま孫のお雛様とするのは本来は違うのだということを知りました。本当は一人に一つずつ、その子の身代わりとして守ってくれる人形だということです。

この話を知って、我が家の二女・三女はびっくり!がっくり!でした。段飾りの雛人形は三人のものだと思っていたからです。(私も知らなかったのですが・・・)

でも、我が家には二女・三女への市松人形等があります。他の女の子にはそういう形で身代わり人形とするようです。そこで初めて、他の人形があることにも納得した娘たちでした。ということで、孫にも身代わりとして守ってくれるお雛様を購入しました。

 

昔からの意味が込められた行事、文化、しきたり・・・そのまま受け継がれているところもあるでしょうし、いろいろな事情で新しい形に変わっているところもあるでしょう。ただ、かたちが変わっても昔から伝わってきたことの意味を知っておくことは親となった今、おばあちゃんとなった今、子どもや孫にきちんと話せる大人になっておかなければならないのではないかと感じました。

 どのような風習も、みんなの健康や幸せを祈る想いが込められているものに間違いないのですから・・・

 そして今回、おばあちゃんとなって孫にしていってやらなければならない事を経験し、改めて亡くなった母との、この頃の事を思い出した私でした。
(特定非営利活動法人 やんちゃんこ 代表理事 濱田 英世)