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チーフからのお便り

〜Chief planner 濱田英世から For you〜

2017年9月

2017年9月

 ようやく猛暑から脱出して、秋の気配が感じられるようになりました。しかし、季節の変わり目というのも体調を崩しやすいものです。皆様、どうかお気をつけください。

 尼崎市は昨年市制100周年を迎えました。その昔々には“尼崎城”が建っていたことをご存知でしょうか。実は、今の阪神尼崎駅のすぐ南側徒歩5分くらいの場所に、江戸時代に築かれていた“尼崎城”が築城400年にあたる2018年に復元されることになり、工事が始まっています。
「へぇ~知らなかった!」と言われる方が多く、皆さんの知られていない尼崎があることを実感し、このお便りを通して発信できればいいなと思ったりしています。(尼崎というと怖い所だと思われていることが多々あるので、その噂を払拭しなければなりませんよね!)
 まずはその一つとして、尼崎との姉妹都市にドイツのアウグスブルクがあるというお話を紹介します。尼崎市のHPを開いてみました。

両市が姉妹都市提携を結ぶことになったのは、日本での世界最小のディーゼルエンジン開発がきっかけです。本市にディーゼルエンジンの工場があり、エンジンの発祥の地であるアウクスブルク市の市長が親日家だったことから、昭和34(1959)年に本市とアウクスブルク市が姉妹都市提携をしました。これは日本とドイツの間で結ばれた初めての姉妹都市提携でした。

 このディーゼルエンジンの工場というのは、あのヤン坊・マー坊で有名なヤンマーディーゼルです! そして尼崎とアウグスブルクとの間では、友好の活動として青年使節団の派遣交流事業が行われています。
 今年は尼崎市が受け入れの年となり、今、我が家にはそのドイツからやってきた23歳の女の子がホームスティをしています。1週間ほどの滞在ですが市役所のシティプロモーションの担当の方々と連日市内観光をしています。そのスケジュールの中に今年は「お能」の鑑賞・体験活動を組み込んでもらいました。実は15年ほど前に“やんちゃんこ”にいた女の子のお父さんが有名な能楽師さんであったことから、今回披露していただけることになったのでした。本物を間近で観るということは文化が違っても、言葉が違っても、心打たれるものです。自然とドイツの学生さんの背筋が伸びて、息を凝らして鑑賞している姿に感動しました。
 このような機会に尼崎市のことを伝える度に「わが町」の歴史を知り、発見させられ、そして好きになっていく自分がいます。誰かにきちんと紹介しようとしても、なかなかできないものです。ぜひ、皆さんもこの尼崎のこと、また自身の故郷のことについて再発見体験をしてみてください。「生まれたまち、住んでいるまち」を誇れる大人でいたいものです。

2017年8月

2017年8月

 連日、暑い日が続いています。日焼け予防・熱中症対策と気にかけることも多くなりますが、どうか皆さん元気にこの夏を乗り切りましょう!!

 先月の終わりに、やんちゃんこの夏まつりがありました。毎年恒例のおまつりに今年は園田学園女子大学と神戸学院大学の学生さんが準備から当日のお店担当までボランティアでお手伝いに来てくれました。
 ヨーヨーを膨らませたり、お店の看板を描いたり、みんな子どもに戻ったようだと言いながら準備をして、当日も汗ビッショリになりながらも、各担当のお店・ゲームを盛り上げてくれました。
 朝10時の開始からから多くの皆さんにお越しいただき、大盛況の一日となり、おじいちゃん・おばあちゃんと!またお父さんと一緒に!来てくださったお家もありました。
 以前、やんちゃんこやわいわいステーションで遊んでいたお友だちの姿を、久しぶりに見ると大きな成長を感じ、スタッフもみんな懐かしい想いでいっぱいになりました。
同窓会みたいですね!とお母さん方も懐かしいママ友とお話ができて良かったという声を聞きました。
 中には、お母さんだけがお子さんの様子やお母さん自身の近況報告を話そうと会いに来てくれて、とても嬉しく同時になんだか、おばあちゃんになったような気持ちになりました。そのお母さんに「また、何かあったらいつでも待っているからね!」と声をかけながら、思ったのです。
 おまつりは本来、子どもたちが楽しむ場所であるのはもちろんですが、懐かしい人に会えて「どうしているの?」「元気~~?」「あれからこうなって・・・」などと話ができる、私たち大人にとっての居場所にもなっているのだな・・・と。
 最近、地域のつながりが希薄になってきていると言われていますが、このやんちゃんこのおまつりが、ふるさとのおまつりのように、懐かしいお友だちに会える、ほっとするような場所になればいいなと心から思いました。
 そのためにも夏まつりは終わったところですが、また次の再会を目指し、これからも楽しい企画を考えていきたいと思います。ぜひ、皆さんその時までお元気でお過ごしください。

 お盆の頃には、お墓参りなどで帰省される方もおられることでしょう。ぜひ、そこでしか会えない方々との時間や機会を大切に、ゆったりほっと心もリフレッシュなさってきてくださいね。

2017年7月

2017年7月

 今年は梅雨といっても、あまり雨が降らない日が続いています。ただ、蒸し暑い日があったり、気温が急にあがったりと不安定な気候のようです。だんだん暑くなってくると、いろいろな対策が必要となってきます。今回はそのお話をします。

 子どもたちは元気パワー全開で体温も高く感じられますよね。抱っこしているお母さんは汗ビッショリ・・・そんな様子をよく見かけます。また、ヨチヨチ歩けるようになった子どもたちは低い背丈でアスファルトからの反射熱をまともに受けている訳で、気をつけてあげないと大人より暑い環境の中に置かれていることもあります。
 普通、私たちは暑いと感じたら汗をかくことで気化熱を使って体温調整をしていますが、赤ちゃんや小さい子どもたちは、その機能がまだまだ完全でないため、汗を上手くかくことができなくて、体内に熱がこもってしまいやすくなると言われています。そうなると、熱中症という症状につながってしまう可能性があります。ですから、こまめな水分補給やお出かけには帽子や着替えなどの体調・環境管理に十分気をつけてあげなければなりません。
 だからと言って、暑くて可愛そうだからと日中はほとんど外に出ずに、涼しいクーラーの中で過ごすのが良いのかというとそういう訳ではありません。
pool.png 汗を上手くかけない子どもたちが、ずっと快適な涼しいところで過ごすと今度は、上手に汗をかくことができないまま成長することになります。汗腺の機能が発達するのは3歳頃までだそうです。ということは、それまでにちゃんと汗をかくことも経験して汗をかく機能も育てておかなければなりません。
 人間が成長していくには、こうしていろいろな機能が備わっていくということも意味します。そう考えると自然の中で起きる出来事をいろいろ経験させることが自然であり、たくましく育てることとなるのでしょう。良い環境というものが決して過ごしやすさだけではないということを、私たち大人がきちんと理解しておく必要があります。
 暑い時には暑さを、寒い時には寒さを感じさせることが身体の成長につながっていくということです。人工の中で育てると、免疫力のない弱い子どもに育ってしまうのかもしれません・・・・
 子どもは自然の中で、のびのびと元気に成長してほしい、親として誰もが願うことです。そうならば、どんどん自然の中で生きていける経験や体験・遊びをさせてあげたいものです!
 ・・・とはいえ暑い夏がやってきます。クーラーの使い方も温度設定に気を配ったり、除湿を使ったりするのも一つの方法であり、また扇風機と併用して風を回すだけでも涼しく感じられたりします。また昔からの風物である風鈴で風を感じたり、ござの上で香りや涼しさを感じるのも一つでしょう。
 ちょっとしたひと工夫で暑い季節を元気に乗り切りたいものです。また、皆さんからの暑さ対策もいろいろ教えてくださいね。

2017年6月

2017年6月

 もうはや6月になり梅雨の時期を迎える頃となりました。先日、やんちゃんこで観劇のためにピッコロシアターまでお散歩した時のことです。その日は朝から雨模様でした。困ったなぁ、嫌だなぁと躊躇していたのですが、そのような心配はなんのその!子どもたちは楽しそうにレインコートに長靴で元気に歩いて行きました。そして、水たまりで「ピチャン!」と声かけをすると、大喜び。次の水たまりをめがけては「ピチャン!」「次はあそこ~」「ピチャン!」と、それは楽しい道のりでした。
 小学校の教科書に「おじさんのかさ」というお話があります。私は思わずそのお話を思い出しました。大切にしていた傘にあたる雨音を聞いて「雨の日もいいものだな~」とおじさんが言うのです。これから、雨の日が多くなるかもしれません。けれど雨の日も子どもはワクワクしていることを心に留めておいてください。「ピチャン!」が楽しい時はうんと楽しませてあげてください。いや、もしかしたら私たち大人がもう一度子どもたちに教えられて一緒に「ピチャン!」の楽しさを思い出さなければならないのかもしれません。憂鬱な日も見方や感じ方を変えれば、楽しい日に変わるということですね。イライラしていることも、もしかしたら解消されることがたくさんあるのかもしれません!
 次の雨の日はぜひお子さんと楽しい「ピチャン!」を探してみてください。

《ご報告》

 先月5月3日に兵庫県の功労者に選ばれ「地域活動功労賞」を、兵庫県公館にていただいてまいりました。やんちゃんこを立ち上げて今年は26年目に入ります。教育委員や保護司としての活動も「すべては子どもの笑顔のために」と思っています。これからも、皆さんに寄り添った支援をしていけるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。

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2017年5月

2017年5月

 暖かい日が多くなり、少しずつ服装も軽くなりました。子どもたちにとっては動きやすくなり行動も活発になって、またぐんと成長する季節になりました。けれども、まだ昼と夜の気温差が激しい日もあります。体調管理には十分お気をつけください。

 この間、私は丹波篠山に行ってきました。篠山といえばどうでしょう?丹波の黒豆、丹波栗、猪肉などが思い浮かぶでしょうか?立杭焼という焼き物も有名です。そして徳川家康が築城した篠山城がありました。古い町並みが残る中、平成12年に復元された大書院が見事なお城でした。  
tanba.jpg その天守台跡からの眺めが素晴らしく、何より広くて大きな空が見られたことが感動でありました。日々、忙しく目の前の出来事に向き合ってばかりいる私は、その空の中に吸い込まれそうになりました。深呼吸をして、360度広がる空と山並みを眺めながら、「いつから、こんなに広い空を見ていなかっただろう!」と思いました。
 ビルもなく、電線もなく、四角い空でなくて、本当に広い空を見ていました。
 音楽もなく、自動車のエンジン音もなく、小鳥のさえずりが聞こえる空でした。
 イライラもせず、時間を気にすることもなく、ゆったりとした心で止まっていました。
 “心が洗われるようだ”と言われますが、まさしくこのことだと思ったくらいでした。

 お父さんもお母さんも毎日、仕事に生活に子育てに忙しい日々を送っておられます。それが当たり前の毎日なので、その繰り返しで一日があっという間に過ぎていき、気がつけばもうお正月から5ヶ月も経っていると驚いて、そしてまた明日の生活がやってくる。そのような日々だからこそ、ぜひお休みの日はうんとお休みをしてください。
 そして、ぜひ騒がしい音がない場所でゆったりと過ごす時間を作ってみてください。何もしなくてもいい。芝生にシートを広げて家族みんなでお昼寝大会!?テーマパークももちろん楽しくて好きだけれど、時折こんな贅沢な時間も過ごしてみてください。
 きっと、心のリフレッシュができるはずです! そうして、できたゆったり気分はもちろん子どもたちにも影響していくものです。どうか子どもたちにも自然の素晴らしさ、風を感じること、草の匂いを知ること、水の冷たさ、鳥の声、そして空の広さを見せてあげてほしいと、とてつもなく広い空を久しぶりに見た時に思いました。

 5月5日は子どもの日。広い空で泳いでいる鯉のぼりのように、子どもたちには元気ですくすくと育っていってほしい。
また母の日もやってきます。お母さんにも、おばあちゃんやひいおばあちゃんにも!どうか幸せな時間がたくさん訪れますように ・・・

2017年4月

2017年4月

 ようやく春の陽射しを感じる季節がやってきました。
 今年の桜の開花は少し遅いようですが、その分いつもより長くお花見が楽しめそうですね。 せっかくなので、お外に出て暖かいおひさまの下で過ごしましょう!
そしてぜひ、日本ならではの四季を・・・桜の花の趣を・・・味わってみてください!
 もちろん春は他にも色とりどりの花が咲き、公園や街中を飾っています。ちょっとお散歩しながら「チューリップ」「菜の花」「パンジー」など名前を言ってみることや、「あか」「きいろ」「みどり」など色を遊びの中で言い当てることをしたりすることで、自然と学びの機会ともなります。
 テレビやビデオだけの世界ではなく、ぜひ本物を見せてあげたり、触らせてあげたり、匂わせてあげてください。五感を使って学ぶことこそ“生きた学び”となって、子どもたちの身体の中にすうっと溶け込んでいきます。遊びの中に学びがあると言われるのはこのようなことです。いろいろな経験をさせてあげることが大切なのです。
 そう考えると、楽しくなりませんか。だって、身の回りに子どもたちに教えたいことはいっぱいあるのですから!! どのような言葉で伝えようか?どうしたら伝わるだろうか? そのようなことを思って楽しんでみてはいかがでしょう。
例えば・・・ 
チーフ.png「た・ん・ぽ・ぽ」♪ 「き・い・ろ」♪ リズミカルに!
「わんわん 大きいね」 「アリさん 小さい」 大きさ比べ! 
「おみず じゃーじゃー」 「かいだん とんとん」 様子を音で表してみる!
「たたいたら いたいいたい」 「あつつ」 してはいけないこともありますよね!そして 
「め!」(ダメのメ)も少しずつ入れていきますか!

 このような言葉遊びをしながら、お話すると子どもに伝わりやすくなります。大人の言葉でイライラしながら言っても、子どもたちには伝わっていなくて、余計に“こんなに言ってもうちの子はぜんぜん言うことをきかない”となってしまったり、急に大きな声で叱って子どもを泣かしてしまったりしては何の意味もありません。                 
 さあ!ぽかぽか陽気の気持ちの良い季節です! ゆったり、のんびりしながら、子どもとの時間を桜色にしてみてください!!

 新年度この4月からも楽しい子育てができますように心を込めてスタッフ一同、皆様のお手伝いをさせていただきます。
 困ったこと、悩んでいることがあれば、いつでもお話くださいね・・・
 これからも どうぞよろしくお願い致します。

2017年3月

2017年3月

 平成3年4月、「やんちゃんこ」は公園でお友だちになった5人で立ち上げ、今年度25周年を迎えました。
 小学校で教師をしていたことから、手先を使ったり、創造したりして、五感を使う活動の大切さを十分感じていましたので、それらを伝えノリのいいやんちゃな子どもを育てようと「やんちゃんこ」という名前にしたのでした。

 立花公民館から出発した「やんちゃんこ」は、平成14年に今の阪急塚口駅前のアラカサビルに移り、さまざまなお母さん方のニーズに沿った内容を実施してきました。
 それが厚生労働省の地域子育て支援拠点事業つどいのひろば「わいわいステーション」であり、「ぷらっと!」での遊び・学び・リフレッシュの活動へと広がりました。
 また、発達障害や不登校で悩むお母さん方にペアレントトレーニングを実施し、相談できる居場所として「虹色カフェ」を始め、昨年からは小中学生の放課後の居場所としての「まちの寺子屋」も16時から19時という時間帯でオープンしました。

 そのような中で私が一番紹介したいのは、この25年間、子どもたちの笑顔のためにと共に活動してきてくれた仲間であります。やんちゃんこに入会し子どもが卒業した後も残ってお手伝いしてくれているお母さんや不思議なご縁で繋がった専門家もおられます。また、やんちゃんこに来ていた卒業生も季節の行事にはお手伝いに戻ってきてくれています。
 このような素敵な仲間と一緒に子育て応援できることに感謝しながら、これからも「やんちゃんこ」はお父さん、お母さん、子どもたちと共に楽しい時間を重ねていきたいと思います! これからも どうぞよろしくお願い致します!!

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2017年2月

2017年2月

 2月3日は節分。節分というのは実は一年間に四回あることをご存知でしたか?
 文字の通り季節を分けるという意味が含まれていて、季節の変わり目ということです。春、夏、秋、冬の季節の分かれ目を、「立春・立夏・立秋・立冬」と言い、その前日が節分の日となる訳です。
 お正月の年賀状に「新春・迎春」と書くように、やはり一年の始まりは「春」ということになり、春の始まりである“立春”の前日の節分(二月三日)に、新しい一年を無病息災で暮らせますようにという願いを込めて、豆まきをする行事が一般的なものになったということです。
チーフ.png なぜ豆なのかというと昔、京都に出てきた鬼を退治するために鬼の目に豆を投げて退治したことに由来するそうで「鬼=魔」魔を滅する「魔滅」また「魔の目」(まめ)という言葉から、豆になったと言われています。
 このような行事を通して、子どもたちには何かしら、自分たちを見ている神様?鬼?がいるから、いつも良い行いをしていようねとお話するのが良いでしょう。また、ご先祖様?おじいちゃん?おばあちゃん?がお空から見守ってくれているというようなお話もするのが良いでしょう。そうすることで自然と誰も見ていないところでも良い行いができる人に育っていくと私は思っています。
 そういう意味では来月早々に、また桃の節句もやってきますよね。これも古来、川で身を清め、不浄を祓った後に宴を催すという中国の風習が日本に伝わり、宮中の人形遊びと結びつき、人形を流して厄災を祓う流し雛へと発展したと言われています。
 いずれも季節の変わり目や節目に、幸せを願う想いが込められた行事に変わりなく、昔々から子どもの成長を願う想いも変わらないのだということです。そのようなことも豆まきをしながら巻き寿司をかぶりながら、また雛人形を飾りながら子どもたちに伝えていけるといいですね。

 最近、インフルエンザが流行っています。どうか、予防のための基本である手洗い・うがいをこまめにするようにしてください。そして何より普段から栄養バランスの良い食事をとり、しっかりと睡眠をとり、免疫力をつけるように心がけましょう。これらは急にしたからといって効果が出るものではありません。
 毎日毎日の規則正しい生活の積み重ねが大切であり、それが心身ともに健康な子どもを育てることにつながっていきます。元気ですくすくと育ってほしいという願いは皆同じです。大人はついつい子どもに能力・知力の結果を求めてしまいますが、それが一番ではないですよね。「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉があります。
 子どもたちの元気な笑顔が宝物です! 寒さ・インフルエンザを吹き飛ばしてお父さんもお母さんも元気に頑張りましょう!!

2017年1月

2017年1月

チーフ.pngあけまして おめでとうございます

  今年も “楽しい子育て”ができますように
  スタッフ一同 精一杯 応援させていただきます
  どうぞ よろしくお願いいたします 

 私が生まれた尼崎で、私が育った塚口で、子育て支援“やんちゃんこ”の活動を始めて25年という節目を迎えることとなりました。始めた頃の子どもたちは、もう立派な大人となって社会で活躍しています。
 小さかったみんなが健やかに育ってくれる姿に元気をもらい、子育てに悩んでいたお母さんの頑張りに喜びを共感し、今まで支えてくださった方々へ感謝をしながらの今日であります。そして、きっとこれからも、子どもたちの笑顔がそこにある限り”やんちゃんこ”は続いていくのだと思います。それが何よりの私の宝物ですから!
 さぁ、今年も一緒にたくさん笑いましょう!!

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2016年12月

2016年12月

 早いものでもう12月。今年も残すところ1ヶ月となりました。
 先日、ニュースで今年の流行語大賞の文言が発表されていました。聞きながら「そういえばオリンピックがあったなぁ」とか「東京女性都知事誕生」も話題になったし「ポケモンGO」も流行った!流行った!と今年を振り返るきっかけにもなり娘たちと食卓での話題に盛り上がりました。
 今月は、この1年間の総まとめの月としてお便り致しましょう。
 いかがですか?皆さんのご家庭での「今年の流行語は?」初めておしゃべりし出した“あの言葉”や、できるようになった“お気に入りのこと”“場所の名前”や“仕草”など、きっと新しい言葉・新しい出来事・新しい発見がたくさんあったはずです。
 ぜひご家族で「我が家の流行語」をノミネートしてみてください。そうすることで、じっくりと我が子の成長ぶりを感じることができると思います。振り返ってみると、こんなことができるようになった!こんなこともできるようになった!と再認識できることでしょう。特に今の時期の子どもたちの成長スピードには目を見張るものがあります。それをぜひ味わってみてください。
 そして、やはり恒例の年末行事について。だんだん街の様子が変わってきて、気忙しくもなってくるのですが、それも12月ならではのもの。どうでしょうか?どのような年末を過ごされますか?
 この時期、欠かせないのが「大掃除」実はこれは「神事」であり、新年に神様を迎えるためにする行事だったと言われています。年末に行われる大掃除は江戸時代から始まり、その頃は「すす払い」と呼ばれ12月13日にしていたそうです。なぜなら12月13日はお正月の準備を始める「事始め」の日でもあり、今でも神社やお寺はこの日に大掃除をされています。こうした意味を知っていると、ちょっと身が引き締まる思いで大掃除に取りかかることができるかもしれませんね!年末の大掃除は新年の幸福を願う行事だったと知って、少し頑張ってみましょうか!?
oomisoka002.png また、おせち料理にもそれぞれ願いが込められた意味があることはすでにご存知だと思いますが例えば、子だくさんを願っての数の子や腰が曲がるまで長生きの海老。見通しが利く蓮根に芽が出るくわいなどなど・・・・これも豊作や子孫繁栄、家族の健康と幸福を願ってのお料理ということになります。
 百八つの煩悩を追い払うためにつかれる除夜の鐘、一年の厄を断ち切るために食べると言われている年越しそばなど、どれもこれも日本の伝統文化の一つであり、これらに込められた昔からの行いや願いを、ぜひ子どもたちにもお話して伝えてあげてほしいと私は思います。そうして私たちも見守られ愛されて育ってきたことを次の子どもたちに繋げていくことが大人の仕事ではないでしょうか。 
 今年一年に感謝。子どもたちが健康で過ごせたことに感謝。そして新しい年も皆様にとって素敵な一年となりますように・・・・

2016年11月

2016年11月

 急に朝晩が寒くなり、鼻がぐすぐすしている人や咳込む人が増えてきました。これから風邪がはやる季節になってきます。予防注射もして、体調管理には十分気をつけてください!!
 さて、先月に続いて 尼崎100周年のお話です!
 10月8日、あましんアルカイックホールで市制100周年の記念式典が行われました。双星高校の書道パフォーマンスや市尼高校の吹奏楽演奏という高校生の若い力が伝わってくる素晴らしい式典でした。
 その式典が終わった後、ホール前の広場で尼崎市民まつりのスタートに際し、600個のバルーンリリースをしました。準備担当はやんちゃんこでしたので、スタッフとボランティアの大学生とで約2時間かけて膨らませ、その内の100個には「尼崎市は100周年を迎えました。これからの100年に夢を込めてこの風船を飛ばします。もしも、このメッセージが届いたらご連絡ください」という手紙をつけておいて飛ばしたのです。
 すると、なんと1個は長野県の霧ヶ峰から、もう1個は東京都小平市から届きましたよという連絡が市役所にあったそうです。なんだか夢のあるお話だと思いませんか?そんな所まで風船が割れずに飛んでいくのだと、感動感激のエピソードとなりました。

 そして、いよいよ先月末から今月にかけてはやんちゃんこで、毎年恒例の「中学生との赤ちゃんふれあい授業」が始まりました。今年は立花中学校とも連携をして訪問させていただきました。今月は塚口中学校です。また皆さんのご協力をお願い致します!

赤ちゃん抱っこ 優しく、そっと 尼崎の中学校で授業 

チーフ.png 尼崎市立立花中学校(尼崎市上ノ島町)で27日、中学生が赤ちゃんと触れ合う「中学生と赤ちゃんとのふれあい授業」が開かれた。生徒たちは赤ちゃんをあやしたりして触れ合いを楽しんでいた。
 同市南塚口町で子育て支援活動を行うNPO法人「やんちゃんこ」が中学生に命の大切さを伝えようと開いた。3年生34人が視聴覚室に集まり、市内在住の8組の母親と3カ月~1歳の乳児と交流した。
 始めは緊張していた生徒たちも次第に慣れ、赤ちゃんを高く持ち上げたり、布製の本であやしたりすると赤ちゃんもご機嫌に。母親からは出産前のおなかの中を写した写真を見せてもらい、赤ちゃんの成長の説明を受けた。3年の西田颯君(14)は「思ったより軽くて驚いた。最初は不安だったが、赤ちゃんが親指を強く握ってくれてうれしかった」と話していた。(産経新聞から)

2016年10月

2016年10月

 先月から大きな台風が上陸してさまざまな被害を残していきました。今月もまだ台風シーズンは終わりそうにないようです。日頃から「防災・減災」に心がけておくことが必要となってきます。家の周りの安全点検や非常用品の備蓄、そしてこまめに気象情報を確認していきましょう。大雨も怖いですが、風それも突風というのが一番危険です。
 小さいお子さんを連れての移動には十分お気をつけください!
 さて、今月10月8日は市制記念日であり今年は市制100周年の年でもあります。そこで、尼崎の“こんなこと”ちょっぴりご紹介しましょう! 他市・他県の方への自慢話の一つにいかがでしょうか?

*尼崎の由来は?
 アマ(「海士」、海で生計をたてる人々、漁民・海民)が居住するサキ(「崎」、海に突き出た場所)という地理的な特徴によるものと推察されています。
*尼崎にお城があった?
 1613年、戸田氏鉄(とだうじかね)が築きました。尼崎城に直接船が横付けできたことから、海に浮かんだような城(浮城)であったと言われています。藩域は現在の神戸市須磨区辺りまでありました。
*忍たま乱太郎は尼崎生まれ?
 原作者の尼子騒兵衛さんは、尼崎生まれの方です。そして、出てくるキャラクターには尼崎市の地名がついていますよ!「猪名寺乱太郎」「潮江文次郎」「塚口水堂」「富松作兵衛」などなど一度、他の地名も探してみてください!
*尼崎とスイーツ
 数多くの有名パテシエは尼崎のエーデルワイスで修業時代を過ごし、全国的に有名な洋菓子店を出店して活躍しています。アンテノールやヴィタメール、RLやショウタニなどなど・・・お店の名前、ご存知ではないですか?
*尼ロック!!
 巨大防潮堤に伴って建設された「尼崎閘門」の愛称です。閘門とは水位の異なる水面で前後の2つの水門を交互に開閉することにより 潮位の高い海水が運河内に流れることを防ぎながら、 船が航行できるようにした水門のことです。尼崎閘門では、レオナルド・ダ・ヴィンチが考案したといわれる両開き式の閘門です。

 その他、さまざまな産業が発展し、紹介しきれない日本一のものがたくさんあります!ぜひ、この機会に尼崎市の歴史ある物、建築物、食べ物、人物などなど、調べ探し、訪れてみてください!! きっと楽しいこと!驚くこと!間違いなしです! そして♬知れば知るほどアマが好き~♫ にぜひなってくださいね!

2016年9月

2016年9月

 暑かった8月から秋へと季節は移っていきます。 残暑が厳しいともいわれていますので、水分補給を忘れず体調管理だけは十分お気をつけください。
9.jpg さて先月はビッグイベントの月でした。感動・感激のお話です!最初は全国高校野球大会から・・・兵庫県代表はわが尼崎でした!もちろんその尼崎市立尼崎高等学校の試合に行ってまいりました!残念ながら負けてしまいましたが、9回の裏で追いつくとは思っていませんでしたので(すみません)、4対4に追いついた時はスタンドが揺れていました!!尼崎市100周年の大使に選ばれている南果歩さんは、実はこの学校出身なので当日応援に来られていたのですよ。選手の皆さんも活躍しましたが、選手や学校を応援してくださった多くの方々の活躍も素晴らしいと思いました。寄付をいただく準備も大変、寄付をする人も大変、メガホン・タオルを発注する人もおられたでしょうし、あのアルプススタンドの手配やブラスバンドの学生も練習・演奏に大変。どれだけ多くの下支えがあったことか!そのような方々への感謝があるからこそ「最後まであきらめない」精神が宿り、選手を育てるのかもしれません。その証拠に甲子園は応援団で溢れていましたし、私も本当にたくさんの懐かしい方々にお会いできて、熱い時間を共有できたことに感謝の日となりました。

リオオリンピック2016.png そして、もう一つの「最後まであきらめない」を世界中に発信したのはリオ・オリンピックでの日本選手の活躍でした。毎晩、ライブでの試合を観戦しては一喜一憂していました。男子体操の劇的な逆転、柔道復活のための立て直しストーリー、いつもハラハラ錦織テニス、どんどんメダルの水泳、レスリング、いや~吉田選手のまさかの銀、陸上ボルトと戦った日本選手、あのバドミントンや卓球の執念、シンクロのコーチの想いなどなど・・・なんだか総集編みたいになりましたが、ドラマ・感動・粘り・勇気・そして感謝、いくつもの言葉が浮かんできますし、4年に一度という大会の重さを感じました。東京オリンピックが今から楽しみで、さて行ってみようか?どうしようと今から悩んでいる私でした。

 最後はわたくし事でありますが、初めて味わった感動を。やんちゃんこを始めて今年で25年、その時3歳だった長女の結婚式が先月末にあったのでした。サプライズが起きる度にその気遣いや心配りに泣かされ、また不思議なもので小さい時からのことが本当に走馬灯のように思い出され、よくもこんなに育ったものだと思えば思うほど、また胸が一杯になってくるのでした。初めての子育てというのもあって、あんなに小さかったのに・・・あんなに可愛かったのに・・・という記憶もきっと一番よく残っているのでしょう。職場の方々に可愛がられている様子にありがたいと感じ、楽しい友だちに囲まれている姿にホッとし、娘の親である私は相手のご両親に幾久しくお願いしますという願い・祈りに近いような気持ちで一杯でした。
 先月は、本当に感慨深い、そして心に残る出来事の月でありました!

2016年8月

2016年8月

 夏本番となりました。暑さ対策、水分補給などどうか十分お気をつけください!
 さて先月は、また宇宙へ日本人パイロットが旅立ったというニュースや、上野国立西洋美術館がユネスコ世界文化遺産に登録されるなどの世界的に素晴らしい出来事がありました。なんだか宇宙というのも身近に感じるようになり、もしかしたら本当に今の子どもの子ども?くらいには旅行パンフレットに宇宙旅行なんていうのも当たり前になっているのかもしれません。
 この辺りで私が訪れた世界遺産は金閣寺や平等院、法隆寺や姫路城などなど・・・意外と皆さん訪れたことがあると思います。昔から知っていて特になんとも思っていないような所が世界の文化遺産に認定されていて、過去から今へと引き継がれてきた宝物だと意識すると、一生のうちに日本中の世界遺産には訪れてみたいななんて思っている私です。
 世界と言えば、先月の一番話題はポケモンGOではなかったでしょうか?
 このゲームについては、いろいろと批評されています。外国では、家に閉じ込もっている人や、自動車でしか出ない人々が公園内を歩いている!健康に良いことだ!と評価されていました。知らない人同士でも共通の内容ですぐに仲間になれるということからも、コミュニケーションが図れるツールとしてとても良いと考えられています。
 反対にゲームに夢中になってしまうがために入ってはいけない所まで勝手に入って、けがをするような事件が起こりました。また、知らない人と出会うことで、データが盗まれるという事件も起こっています。
 バーチャルな世界は不思議であり、夢であったりします。ただ、本物を知っていて、実際の体験もしたことがあってのことだと私は思っています。見たこともしたこともないけれど、知っている・・・という子どもたちが増えないことを願います。
koushien004.png あるテレビでお父さんと小学生の男の子が一緒にポケモンGOをしている様子が映っていました。仕事で忙しいお父さんが、子どもと共通の話題でゲットしている姿は微笑ましく、同時に道の真ん中で立ち止まらないことや、信号などの注意すべき箇所について、マナーをきちんと教えながらしている様子は、いつも言う大人の責任において取るべき行動であると思いました。
 もちろんゲームだけでなく、海や山や自然の中での体験・交流も必然です!!
 そして、もう一つ先月のニュースと言えば・・・・尼崎市100周年の年にわが尼崎市の公立高校が夏の高校野球に兵庫県の代表として出場することになったことです。体育科という特別の科がある尼崎市立尼崎高等学校は33年ぶりに甲子園に出場します。「いちあま」という愛称で地元に歴史のある学校は春高バレーや、体操などでもいつも全国に出場している学校です。ぜひ、尼崎が誇れる高校生の応援を一緒に致しましょう!今月はオリンピックも始まります!暑い夏は、これからですね!
 日々、いろいろなことを考えさせられる日々・・・暑さには負けていられません!

2016年7月

2016年7月

 雨の季節はもう少し。いよいよ暑い夏を迎えます。水遊びも楽しい季節になりますね。
 今回は、毎月わいわいステーションでお話している「子育てエッセンス」でも取り上げた“外遊び”についてお伝えしようと思います。
 子どもたちは、遊ぶのが大好き! そして遊びながら、いろいろなことを学習しているのです。 ただ、おもちゃで遊んでいるだけ・・・なんて思ったら大間違い!
 見方を変えて、子どもたちの様子を観察してみてください。 生まれて数ヶ月の赤ちゃんは、まだ自分の顔に目や鼻や口があることすらわかっていません。ですから、大人たちが“ちょち、ちょち、あぶぶ~”と、子どもが一番安心する声でわらべうたを歌いながら「ほら、ここにお鼻があるのだよ~ほら、ここがおめめなのですよ~」と教えてあげているのです。赤ちゃんは一生懸命それを真似して覚えながら、同時に大人に対して安心や信頼というものを覚えていってるのです。
 ガラガラなどが持てるようになると次から次に口に入れて、そのもの形や感触を確かめるようになってきます。その行動も成長していく中で大切なことなので、この時期は周りのおもちゃなどを清潔にしておいてあげるといいですね。
チーフ.png 手先が上手に使えるようになると、いろいろなことができるようになり、身の回りにあるもの何でも興味を示す時期となります。ティッシュペーパーを引っ張り出したり、物をひっくり返したり、立てるようになると余計目線が高くなり、動ける範囲も広くなって、行動も大きくなります。こちらは困ることだらけですが、子どもたちは楽しくて仕方がないです。だって、できることが増えてきて、また実際にやってみて知ることばかりなのですから!そして、誰もがおもちゃより本物が好きなのですよね・・・
 でも、どれもこれも大切な経験だと理解してあげてください。言葉が通じるようになって「駄目」がわかるまでは、大人が環境を整えてあげましょう。ティッシュの箱を隠すことも、物を手の届かない所に片付けることも、大人がちょっと工夫すれば、いらいらすることはなくなるわけですから。
 そして、いよいよしっかり歩けたり、走れたりするようになると、外遊びができるようになります。そこで大切なのは、遊具をしっかり使うことと、遊具がなくてもしっかり遊べるようにしてほしいということです。
 遊具で遊ぶことで運動の基本動作をしっかりと身につけられるようになります。手で鉄棒を握る・足で登る・交代に手や足を動かす等・・・いろいろな基本の動きを身につけることは小学校につながっていく“あと伸び”する力となります。
 もう一つ、遊具がなくても遊べるようにしてほしいとは、五感を使って遊ぶことです。遊具がないと遊べないという子どもではなく、花を見たり、虫を追いかけたり、葉っぱを丸めて遊んだり、石の上を歩いたり、地面に絵を書いてみたり、何もないところでどれだけ知恵を使って遊びを作り出すかという力も身につけてほしいのです。
 それが「生きる力」となっていくのです。子どもの成長に合わせて遊びも変化していきます。おもちゃも楽しくて大好きですが、良い物を選び、多くの体験を与えてあげることが私たち大人にできることだと思うのです。ぜひ“良い外遊び”を!

2016年6月

2016年6月

 急激な気温の上がり下がりが続いていて、体調を崩している人が多いと聞きました。それに加え、梅雨の季節へと突入します。皆さま、どうか体調管理には十分お気をつけください!
 今月はたくさんある私の大好きな本の中から、全てのテーマが凝縮されてあるであろう1冊をご紹介したいと思います。それは・・・ 
 相田みつを氏の「育てたように子は育つ」という本です。
 この本が出た時の、このタイトルを見てドキッとしたのを覚えています。
 相田みつを氏の作品の中から特に子どもに関する内容の詩ばかりが集められており、見開きで、わかりやすく事例や説明が書かれている本です。
 詩の題名とその詩の内容についての解説文を簡単に紹介すれば・・・

「みんなほんもの」
トマトはトマト メロンにみせようとするとにせものになる
「欠点まるがかえで信ずる」
子どもの存在そのものをそのまま信じてやる
「待つ」
子どもの自律性や自立性は、待っていてやるからこそ育つ
「出逢い」
教育は、ただ手本を見せておくだけでよい
「遠くからみている」
子どもを育てるということは、遠くから見守ること
「そのままでいいがな」
子どもへの最高の愛情の表現である 無条件の承認である

いかがですか? どれも、意味の深いものばかりでしょう。まだまだ「自分の番」という命のバトンの詩や「点数」というテストの点数で人間を評価するものではないという詩など、たくさんあります。
01664453_1.jpg そして、一番のテーマの「育てたように子は育つ」という本のタイトルにもなっている詩の解説を最後に紹介しておきましょう。 
 まず、子どもたちは人と自分を信じることができるように、人生の最初に無条件の愛情に恵まれてから、社会の規範を上等の手本を見せられながら、ゆっくりおだやかに教えられるのがいいだろう。
 時代や文化の影響を自分の力で上手に取捨選択できるように、自分の存在価値を実感できるような子どもにしておいてやればいいと思う。あなたはあなたのままで、他にかけがえのない価値がある。与えるべきメッセージはそれだけである。
 結局は、子どもは育てたように育っていく。育っていってくれる。そう信じられる親になりたい。大人になりたいと思う。親が子どもの心を知っているよりも、子どもは親の気持ちをずっとよく知っている。

 大人の勝手な振る舞いによって、傷つけられている子どもの事件が増えてきています。未来のある子どもたちを、大人の犠牲にしてしまってはいけません。育てたように子は育つ。親としてこの言葉の意味を今一度受け止めて、そしてまた今から心していこうではありませんか・・・

2016年5月

2016年5月

 先月よりニュース速報の文字がテレビの画面に出るたびに、心痛む毎日が続いております。この度、九州・熊本地方での震災において被災された皆様ならびにご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。小さいお子さんを連れて避難生活は本当に大変なことです。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
 21年前には、阪神淡路大震災が起こりました。当時、娘は小学校2年生、幼稚園、2歳でした。明け方寒く、どういう訳か偶然その日は翌日に着せる服をすべて枕元に置いていたので、すぐにタイツを履かせて服を着せてとりあえず車の中に避難したのを 思い出します。水道が止まり、スーパーの棚は何もない現実を目の当たりにして、当たり前のように使っている水の大切さや、卵1個、みかん1個の有難さをひしひしと感じたものでした。 家は半壊と判断される中、幼稚園も小学校もお休みだったので、外にも出られずに子ども3人が1日中いることが大変だったことも覚えています。被災地ではその状況が何日も続く訳ですから心身共にやってくる疲れは想像を超えるものだと思われます。そのようなことをいろいろと考えると、改めて普段の自分のあり方を見直す機会にもなりました。

  • いつも笑顔でいられるように。
  • ふとした何気ないことにも、あたたかい声かけができるように。
  • 今、何をすればいいか見渡して行動する。
  • 当たり前のことに感謝。
  • 言っていいことと悪いこと。 言う必要があるのか、言わなくてもいいことなのか。
  • 小さなやさしさ。本当のやさしさ。相手を思いやる心。
  • 気を張らない。自然のまま。
  • 楽しい!と感じること。

group_kids.png このような自分でいたいとキーワードを浮かべてみると、どうでしょう?これって、子育てのキーワードにもなりませんか? お母さん自身のこと。または子どもに対してのこと。   子育てはどうしたらよいのですか?と、先日質問されました。どうでしょう?答えはここにすべてあるような気が私はしました。子育てが特別なものでもなく、特別に難しいものでもないのです。震災をきっかけに見つめ直した「人としてのあり方」を私たちがきちんと行動して、子どもたちに対して愛情を持って伝えていけば、それが子育てではないのでしょうか? 今をきっかけに、もう一度本当に大切なことは何なのか、失いたくないことは何なのか、そして子育てとは?どうすることなのかということを考えてみてほしいと思います。

2016年4月

2016年4月

 桜の花が咲き始め、いよいよ春到来!!お出かけが楽しい季節になりました。 そして保育所、幼稚園では28年度という言い方をして、4月から来年3月までの新しい1年間が始まります。もっともっと先を言えば、入社式を迎え社会人としてスタートする人もいる訳です。皆さんのお子さんがその日を迎えるのは何年後でしょう!? なんだか気の遠くなるお話ですね・・・何はともあれ、この新しいスタートとなるこの4月、ほんの少し子育てに疲れかけていたお父さん、お母さんも気持ちを新たにあたたかい日差しと花いっぱいの中にお出かけしてみましょう!!
sakura.png 先月の子育てエッセンスで「外遊び」についてお話しました。桜の季節に繋げたかったからです。その時の内容を少し紹介したいと思います。

 まず、一つ目に“遊びに関して、男の子や女の子の区別はない”ということです。
 男の子は外遊びが好き。女の子はおうちの中でおとなしく遊んでいるのが好き。ということは全くありません!小学校の高学年ぐらいになってくると、さすがに男の子らしさ、女の子らしさというものは出てきます。ただ、2歳や3歳から、先ほどのように決めつける必要は全くありません。男の子も女の子も外遊びで、走ったり、登ったりするのが大好き!男の子も女の子もおうちで、ブロック遊びや工作も大好き!もっと言えば、どちらも大好き!な子どもに育ててあげなければなりません。得手不得手というのとは別です。ただ、どんなこともやってみて、楽しいね!おもしろいね!と感じる、経験することが大切なのです!!

 二つ目に“何もなくても遊べるようにしましょう”です。
 公園に行くと、すべり台やブランコなど楽しい遊具がたくさんあります。遊具での遊びは身体に様々な感覚を教え込む大切なものです。ただ、滑っているように、ただ登っているようにみえますが、手足を上手にコントロールして、バランスをとり、空間の中での場所・距離などを図りながら運動しているのです。これらのことができていくのは、すごいことなのですよ!
 ただ、何もなくても遊べるように・・・というのは、それに加えて公園で頭を使う遊びをしてほしいということです。例えば石ころを集めてくる。この石はどんな形?車!ぞうさん!想像力を働かせて・・・次は並べてみる、積み重ねてみる、そのようなことの中にも身体を使う感覚はたくさん含まれているのです。例えばしろつめ草を集めてくる。この葉っぱや草を摘むという動作もとても難しいものです。草花で首飾りを作ってみたり、草ずもうで遊んでみたりするのはどうでしょう。形を探す、匂いを嗅ぐ、触ってみる・・・そうして自分で遊びを作り出していくのです。ぜひ、それができる子どもに育ててください。せっかく山や広場に行っても、何も遊ぶものがない~もう帰ろう~などと言う子どもの声は寂しいです。どんどん遊びを考え出す!そんなノリのいい子どもたちがどうぞ増えますように!! 今年度もスタッフ一同、楽しい子育てができるためのお手伝いを精一杯させていただきます。
 これからもどうぞよろしくお願い致します。

2016年3月

2016年3月

 一日一日、春を感じる季節となりました。菜種梅雨と言われるように、これからは一雨ごとに暖かくなってくることでしょう。しかし、まだまだ朝晩は寒くなることがあります。季節の変わり目、上手に乗り切りましょう。 さて、今年は尼崎市政100周年となります。キャッチフレーズは「知れば知るほどあまがすき」 いろいろな所で目にされているでしょうか? 私もこの尼崎、塚口生まれの塚口育ちであります。意外と地元だという人も多く、面白い特徴として女の人はお嫁にいってしまう場合が多いのですが、結婚してもこの地元で暮らしているという確率が高いのです。女の人が尼崎を出て行かないというのは、やはりそれだけ尼崎の良さを知っているからだと思います。 人情味があり、交通の便が良く、また買い物もしやすく公園がたくさんある・・・そして何より、子育て支援の場所やグループ・活動は近隣の都市よりも充実しています!ちなみに記念すべき100周年に“やんちゃんこ”は今年で25周年。これからも「子どもたちの笑顔のために」なお一層、幅広い子育て支援をしていきたいと思っています。 また、この機会にぜひ尼崎の歴史を紐解いてみてください!面白い発見がたくさんあります。例えば縄文時代、尼崎は阪急沿線ぐらいまでしか土地はなかった話だとか・・・
新聞.jpg
 まずは暮らしている場所の歴史から調べてみるのも楽しいかもしれません! ヒントは阪神尼崎南の文化財収蔵庫や中央図書館で解明できるかも!? その辺りには尼崎城も建設されます。実は神戸までは尼崎藩だったとかいう話もびっくりですよね。


 この100周年新聞には、今までの尼崎の移り変わりが載っています。また子育てに関して、わいわいステーションが紹介されましたので、載せさせていただきました。
 尼崎節目の年、みんなで盛り上げていきたいものです!!

2016年2月

2016年2月

 暖かい日々が続きましたが、急に寒くなってインフルエンザも流行ってきているとのことです。どうか、手洗い・うがいの励行を!健康が一番です。子どもはもちろんですが、お父さん・お母さんが病気になると大変さが増すことになります。みんな元気に冬を乗り切りましょう!!
 さて、1月・2月・3月は「行く・逃げる・去る」と言われるように、あっという間に過ぎるような気がします。しかし、この間には行事が満載です。 年末・年始の1月はもちろんのこと、今月2月は節分という行事があります。節分はじつは1年間に4回やってきます。立春・立夏・立秋・立冬の季節を分ける、その前日が節分です。中でも春(新年)を迎える前日(2月3日)の節分の日を大晦日に見立て、旧年の厄や災難を払い清める行事として始められた「ついなの行事」が今の豆まきの形だと言われています。
 小学校に勤めていた頃はよくこの時期になると「自分の中にいる悪い鬼」を退治しようと子どもたちに話をしたものです。“泣き虫鬼”“好き嫌い鬼”“けんか鬼”や“弱虫鬼”などと名前を考えて自分を振り返り、そして弱い所を直していこうというものです。このお話は、2歳くらいになれば通じると思います。もちろんまだまだ自分で自分を見つめ直すなどというようなことはできませんが「しっかり何でも食べられるようになろうね」とか「いつまでも泣いていたら、鬼さんに連れて行かれるかも・・・」など少々脅かし?ながらも、わかりやすい例えとして伝えることができれば良いのではないかと思います。
 そして楽しく豆まきを!これは子どもには、とてもインパクトのあるわかりやすい行事ですよね。これを使わない手はありません!ぜひ、家族で(もしかしたら大人も少々反省などしながら?)鬼退治ができると良いですね!
 節分・豆まきが終わると翌日は「立春」です。女の子のおうちでは、この日から3月3日までお雛様を飾ります。これが3月の大きな行事となるでしょう。「ひな祭り」も最初は女の子だけのものではなかったそうです。節分と同じように季節の変わり目、邪気を払う・流す風習が流し雛の原型となり、徳川時代に大きく五節句が作られ、その中から3月3日は女の子の節句とされたようです。
01.png 諸説はいろいろとあるようですが、豆まきにしてもひな祭りにしても人々が健康で幸せに過ごせるようにという願いが込められた行事であることに間違いはありません。昔から言い伝えられてきた風習・文化を楽しみながら、子どもへの願いや想いを伝えていけるといいですね。
 お寿司屋さん・海苔屋さんが広めた丸かぶりの恵方巻きだと知っていても、やはり“今年は南南東だって!”などと言いながら、我が家風の海苔巻きを巻いて食べている私です!!

2016年1月

2016年1月

新年 明けまして おめでとうございます

  新しい年を迎え、皆様のますますのご健康とご多幸をお祈り申し上げます
  今年も楽しい子育ての時間を過ごしていただけますように、スタッフ一同
  精一杯の応援をしていきたいと思います 
  これからも、どうぞよろしくお願い致します

 今年はとても暖かいお正月でした。皆さん、お元気でゆっくりとされたことでしょう。
 我が家は、今年少し変わった年末年始を過ごしました。いつも尼崎市と姉妹都市のアウグスブク市からやってくる使節団をホームスティで受け入れているのですが、3年前に受け入れた時の女の子がやってきたのです。
 日本が大好きなその女の子は勉強をして、日本語はペラペラ、漢字もほとんどが読めるほどになり、10月から2月まで、企業向けにドイツについての紹介をするために東京に来ていて、今は一人暮らしをしていたのでした。
 せっかくなら、日本のお正月を一緒に過ごそうと29日からやって来た彼女は、娘たちとお正月の準備を始めることとなりました。まず30日は朝から買い出しです。スーパーの人ごみに驚き、売っている物に驚き、そこからお正月についての由来を話しました。「裏白」(表・裏なく潔白を表す) 「橙」(代々栄えるように) 「しめ縄」(神様を迎える神聖な場所を表す) 「干し柿」(ニコニコ2個2個 仲睦まじく中が6個)
などのお飾りについて、次におせち料理に入れる食材、蓮根・くわい・ごまめ・黒豆・海老等などの意味について売り場を回りながら説明をしました。
 嬉しかったのは、それらの内容を娘が率先して、していたことです。ドイツの女の子にすれば日本の伝統行事ですから、それをきちんと説明できている娘の対応に、親として少しほっとし、頼もしくも思えました。と同時に、小さい時から行事の折にそれらの意味を教え育てておくことの大切さを改めて感じたのでした。
チーフ.png 午後からは大掃除、背が高いので高い所の拭き掃除は余裕でしてくれました。(笑)
 大晦日は料理作りに専念し、数の子の皮むきやかまぼこの飾り切り等の手伝い、おせち料理をお重へ盛り付けるのも最後娘たちとしました。それから羽子板を飾り、恒例の紅白を見て、年越しそばを食べて、初詣へ・・・除夜の鐘の意味、参拝の仕方・・・どっぷりと日本のお正月行事に浸かった彼女は大満足でした。
 元旦、年賀状を家族で見ながら懐かしい人々の話に花を咲かせ、その後、仏様へのお供え・お屠蘇・昆布茶・おせち料理そしてお年玉! 午後は福袋を買い、バーゲンを満喫。2日は娘たちとユニバへ、3日は姫路城へと行き、あっという間の6日間が終わったのでした。
 彼女のおかげで我が家も「the日本」をみんなで再認識できたお正月となりました。
どうか今年も、幸せが多い年でありますように・・・・・・・

2015年12月

2015年12月

 もう今年、残すところ1ヶ月となりました。1週間、1ヶ月、1年と過ぎるのが早く感じるようになったのは、歳をとってきたせいでしょうか・・・・(笑)同じように、子どもたちの成長も目を見張るような早さがあります。私たち大人も日々、時間を大切に過ごしたいものです。 さて、先月はわいわいステーションにいつも遊びに来てくださっているお母さん方にご協力いただき、塚口中学校に「赤ちゃんふれあい授業」に行ってきました。今年で3年目を迎える事業であります。 最近は少子化のため兄弟がいなかったり、小さい子どもとふれあう機会が少なかったりすることも多く、ぜひ授業の中で実際に赤ちゃんと触れ合うことで「命の尊さ」や「親への感謝」などを感じ取ってほしいと思い続けています。

チーフ1.pngおむつ替えのお手伝い 後日、中学生からもらった感想を読むと、この授業の意味が伝わっていることに感激します。その一部をご紹介します。
中でも「赤ちゃんの笑顔がお父さんとお母さんに幸せを与えているのだなと思いました。」という感想に、子育ての原点を教えられた気持ちになりました・・・


僕は赤ちゃんの接し方が全然わからなくて、ぎこちなくなってしまいましたが、赤ちゃんは柔らかくてあたたかくて思っていたより重かったです。
子育てのお話を聞くと、ものすごく大変そうで、それを毎日こなしているのかと思うとお母さん方はすごいなと思いました。
赤ちゃんを抱っこした時、お母さんの方へすごく行きたがっていて、本当にお母さんが好きなのだなと思いました。
赤ちゃんがお腹にいる時の写真を見せてもらったり、つわりの時の話を聞いたりして、僕のお母さんもこんなに苦労したのかなと思いました。
赤ちゃんを抱っこした時は、あたたかくて、あぁ生きているんだなぁと命の重さを感じました。それに、お母さんたちがすごく優しい顔をして、赤ちゃんのお世話をしているのを見て、気持ちがあたたかくなりました。

 素晴らしい想いに感動。お母さん方に感謝。 お互いに拍手! 皆さんにエールを!

2015年11月

2015年11月

 朝晩めっきり寒くなりましたが、今年は“秋”を感じられる期間が長いような気がしています。街中に香っていた金木犀の花は終わりましたが、まだこれからコスモスの花の満開が楽しめそうです。この季節、公園や山歩きなど自然の中で過ごす体験を、ぜひとも子どもたちと一緒にしてみてください!!
 最近は何か遊具がないと遊べない子どもが増えていると言われています。もちろん、遊具を使って遊ぶことも大切です。いろいろな遊具で、階段を上がることやすべったり、飛んだりする運動ができるようになりますし、手でしっかりロープを握ることや、足でバランスを取る感覚も身につけることができます。
しかし、遊具のない自然の中にも、遊べるものはたくさんあります。きれいな花を集めたり、葉っぱでフエを作ったり、草相撲をしてみたり。虫を見つけて追いかけるのはわくわくする何よりのこと!道の端っこを歩いてみるとどんな感じ?坂道を歩くってどんな感じ?坂道は走って下ってみたいけど、必ず転ぶから危ないこと。大人たちは知っていますよね?!誰でもきっと一度は経験しているはず。
池の中には何が見える?川に石を投げてみる。三段飛ばしができるのは小学校の頃だったでしょうか?自然の中では、これらの他にまだまだ感じるものがあります。それは、風の音だったり、鳥の鳴き声だったり、水の音、木の葉の音。耳で感じるだけでなく、肌で感じるヒヤッとした山の寒さ、匂いで感じる緑の香り。
まさしく「五感」を全て使って知る世界は子どもにとっては、未知の世界であり、遊びを通して身体全体に広がる創造と学びの世界でもあるのです!ですから、どうか遊具で遊ぶことと同じように自然を感じる“何もない所”でも遊べる子どもに育ててあげてください。
oekaki_children.png 今の季節なので外遊びのお話を中心にしましたが、これは室内の遊びでも同じです。
 何か一つのものに一生懸命になって遊んでいる姿は最高です。先月の「子育てエッセンス」の時にもお話をしたのですが「ごっご遊び」がどれだけ重要な遊びなのかということ。これは、お母さんのしていることをしっかり見て知っていないとできない遊びです。例えば台所での様子、洗濯物をたたんでいるときの様子、もしかしたら少しずつお手伝いをしているからできる場合もあるでしょう。電車に乗った時のこと、お買い物に行った時のこと、みんな遊びにつながっていくのです。
紙を折ってみる、ちぎってみる、破ってみる、どんなに楽しいことでしょう。具体的な玩具も良いですが、想像力が膨らむ積み木はもっと楽しいおもちゃになります。
 ですから、やはり屋外でも屋内でも共通して“感じる”“考える”“創り出す”遊びをたくさんさせてあげてください!
 公園や山へ行くときには、スーパーの袋を必ず持って行き、娘と一緒に木の枝や木の実集めをしていた時のことを思い出しました。(そんな時は、じっと止まってしまうので全然前に進めなくて困ったことも思い出しました。笑)そして、未だに娘と山歩きをすると、みんなで何が落ちている!何が聴こえる!と賑やかなことです・・・・

2015年10月

2015年10月

 9月終わりの「中秋の名月」は見事なお月様でした!また翌日もスーパームーンが見られる日だったので、2日続けて夜空にはっきり明るく輝くお月様をみることができました。いよいよ秋本番!“食欲の秋”“読書の秋”“スポーツの秋”さて、皆さんはこの季節どのような“秋”を過ごされるのでしょうか?!子どもたちにもぜひ、いろいろな“秋”をからだいっぱい感じながら味あわせてあげてください!!

 さて、今月は皆さまにご報告をしたいと思います。 平成14年、私は、この「わいわいステーション」を開設いたしました。親子が集う場所、ほっとできる場所、困っていることを気軽に話せる場所を作りたいという思いでした。
 実はその思いの源は、小学校で教師をしていた経験から“ノリのいいやんちゃな子どもを育てたい”と立ち上げた「子育てサークルやんちゃんこ」からのものでありました。それが平成3年のことです。
 その「やんちゃんこ」をこの度、法人化することとなり、新しく「特定非営利活動法人やんちゃんこ」としてスタートすることとなりました。 今まで、任意団体として地域の方々や同じ子育て支援に携わる方々の暖かいご理解とご協力を得て、さまざまな取り組みをしてまいりました。そうする中、子どもたちを取り巻く環境の変化や子育てに関する悩みや不安がますます多様化していることを痛切に感じ、それらの支援を継続的に推進していくために、なお一層、行政や関連団体との連携を深めて行く必要性があると考えるようになったのでした。
DSCF1735.jpg設立総会にご参加いただいたみなさん そのため、やんちゃんこが営利目的ではなく、社会的にも認められた公的な組織として、多くの市民の方々に参画していただくという方向性を持っていることからも、特定非営利活動法人格を取得することが最適であると考えました。 これからも、この法人化を機に、子ども子育て支援に関するいろいろな取り組みをしていきたいと思います。 皆さまには、今までと同様に「特定非営利活動法人やんちゃんこ」の活動にご理解、ご協力をいただきますよう、なにとぞよろしくお願い致します。

 また「わいわいステーション」でこのようなことがあればいいのにというリクエストや、こうしたらいいのにというアイデアがありましたら、スタッフまでどんどんお聞かせください。常に皆さまのニーズにあった活動を、そして何より子どもたちのために過ごしやすい空間を創っていきたいと思います! みんなで一緒に楽しく子育てしていけますように・・・・!!

2015年9月

2015年9月

 朝夕は少しずつ過ごしやすくなってきました。8月はお盆もあり、帰省される方も多かったことと思います。おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に遊んだ!というお話をよく聞きました。 今は想像できないと思いますが、子どもたちが中学生、高校生になって部活動などが始まると、なかなか家族みんなの予定を合わすのが難しくなってくるものです。(それでも、なんとか家族の予定を調整して時間を確保するのですが)ですから、まだまだ小さい今のうちに、いっぱい一緒の時間を過ごしてほしいと思います!
 我が家は先月の終わり、ドイツ・アウグスブルク市からきた18歳の女の子をホストファミリーとして1週間預っていました。  ドイツのアウグスブルク市と尼崎市は昭和34年から姉妹都市となっています。きっかけは日本で世界最小のディーゼルエンジンが開発された時、尼崎市にその工場があり、ディーゼルエンジンの発祥の地であるアウグスブルク市のその当時の市長が親日家であったことから、姉妹都市の提携を結んだそうです。「ヤンマーディーゼル」といえば、皆さんご存知のことでしょう。それから交流が続き、現在に至っているという訳です。 私が国際交流に協力している理由には、我が子への教育(そんなたいしたものではありませんが)ということもありました。外国から来る子どもたちはよく母国のことを話します。とても愛国心があり、自信をもって紹介をします。また、とても熱心で好奇心旺盛です。 さて・・・我が子を含め今の若者が我が国のことをどれだけ知っていて、説明できるでしょうか?(もしかしたら大人でも?) 日本といえば、神社・仏閣・茶道・書道・歌舞伎・着物・家庭料理などのことは定番でいろいろな質問が飛んできます。私にはそれらのことを浅く広くの知識でも、きちんと説明ができる・・・そんな人になってほしいという想いがあったのです。外国の人に日本のことについて説明するために、それらのことを調べなさい、勉強しなさいというと“やらされてする”イメージになります。そうではなく“自ら学び教えよう”という姿勢で目の前にいる外国の人に日本のことを話せる人になってほしかったのです。 なお言うなら、それがすべて英語で話せたら問題なしの“国際人”ということになりますね!
 その部分は、いつも発音で苦戦しているみたいです。まぁ話せなくても、私はボディランゲージで十分話せていますけれど・・・!(笑)  今回の滞在でアウグスブルク市からの使節団の子どもたちは、尼崎市内のいくつかの名所を訪れています。最後に今回訪問された市内の場所を紹介しておきます。日本とまでは言わなくても、まず私たちが住む尼崎市のことについて、さて・・・皆さんはどれだけ知っていて紹介ができるでしょうか?

・尼崎市総合文化センター ・アウグスブルク広場 ・エーデルワイス ・文化財収蔵庫 ・21世紀の森 ・岸本吉二商店 ・尼信会館 ・寺町(全昌寺、本興寺) ・富松神社 ・ヤンマー 

AugsburgerPlatz1.JPG
平成26年5月5日、アウクスブルク市との姉妹都市提携55周年を記念し、庄下川公園の一部に「アウクスブルク広場」(愛称)が誕生したんですよ

2015年8月

2015年8月

 7月は後半、台風がやってきて雨の多い日が続きました。今月はいよいよ本格的な夏到来!!の暑い日が続くことでしょう。くれぐれも熱中症などにかからないよう、こまめな水分補給に心がけてください!
 先月から、わいわいステーションの階段にいくつかの植木鉢を並べています。名前を「セイロンベンケイソウ」小笠原に多く「ハカラメ」とも言われているそうです。なんだか変な名前ですよね。実は、あのいくつかの鉢に植わっているベンケイソウは、もとは私の友人からもらった、たった1枚の葉っぱから増えたものなのです!
 その1枚の葉を水に浮かべておくと、なんとその葉から根がいくつも伸びてくるのです。最初の1枚はそのいくつかの芽の栄養源となり、最後には枯れてしまいます。まさしくマザーズリーフとなる訳です。ちょっと感動します。
 もう、おわかりでしょう。「ハカラメ」と呼ばれるのは「葉から芽」からきているという訳です。不思議な植物だと思いませんか?私は、その1枚の葉から小さな芽がいくつも出てくるのと入れ替わりに元の葉が枯れていく様子を見て、まさしく子育てをしている葉のように思えました。枝から取れた1枚の葉の中にも命が宿っていて、水に浮いているだけで(もちろん土の上でも芽を出します)次の命をつなげるために芽を出し生きていこうとしている。小さな芽は、お母さんの栄養をもらって必死に生きていこうとする。不思議な力に命の重さを教えられます。
0803.png その小さな芽を小さな植木鉢に植え替え、成長していくたびに植木鉢を大きくしていき、今の高さまで育ち増やしました。たった1枚の葉からですが、命をつなげていくことの大切さや意味を考えさせられるきっかけにもなりました。もしよければ皆さんのおうちでもぜひこの1枚の葉からいくつもの命を育て増やしてみませんか?また、その様子をお子さんと一緒に体験してみるのも素敵だと思います!!(スタッフにお声がけください。1枚の葉をお分け致します!)最後に、この「ベンケイソウ」から思い出した私の大好きな相田みつをさんの詩を紹介します。

自分の番  いのちのバトン
父と母で二人
父と母の両親で四人
そのまた両親で八人
 
こうしてかぞえてゆくと
十代前で千二十四人
二十代前では・・・・?
なんと百万人を越すんです
過去無量の
いのちのバトンを受けついで
いま ここに
自分の番を生きている
  それが
あなたの いのちです
それが わたしの
いのちです

2015年7月

2015年7月

 梅雨明けが待ち遠しい7月の初めとなりました。雨の日は憂鬱になってしまいがちですが、子どもはお構いなしです。 雨の日はレインコートが着られるし、傘もさせる!濡れることすら楽しいと思っているものです。私はいつも“五感”を大切にしてほしいというお話をしています。ですから、雨の中を歩き出す時のワクワク・ドキドキ感はどんなに素敵なことでしょう!!ぜひ・・・・そのような子どもの気持ちに寄り添える大人になってほしいと願います。さあ!今から雨の中に出かけようという時に、横で嫌な顔でため息なんかつかれたら意気消沈してしまいますよね。楽しい気持ちも一気にふっ飛んでしまします。 “ノリのいい子ども”を育てるためには、雨の日もワクワク。風の日もワクワク。経験したことのない出来事は子どものまわりにはいっぱいあるのですから! そして、大人もワクワクの気持ちで一緒に楽しむ気持ちでいきましょう。 少し見方を考えてみれば、いや、私たちが忘れかけている「遊び心」を思い出せば、どんな日だって、どんなことだって楽しいことに変わっていくに違いありません!もしかしたら、それが若さの秘訣となるかもしれませんね!
 「ぐりとぐら」の絵本の著者、中川李枝子さんが書かれた「子どもはみんな問題児。」という本を読みました。 ページをめくった瞬間にこう書かれていました。

 子どもへの最高の褒め言葉は、「子どもらしい子ね」ではないでしょうか。
「よい子」でも「賢い子」でも「聞き分けのいい子」でもない、「子どもらしい子ども。」
 では、「子どもらしい子ども」とは、どんな子どもなのでしょう。
      (中略)
 子どもらしい子どもは。ひとりひとり個性がはっきりしていて、自分丸出しで堂々と毎日をいきています。
 それで大人から見ると、世間の予想をはみ出す問題児かもしれません。
 だからこそ、かわいいのです。

七夕.png 子ども本来の姿は、昔から変わらないものです。
「よい子」「賢い子」は、“大人にとって都合のいい子”“いいお母さんだと言われたい”だけの子どもではないでしょうか。そうして枠に入れられて育った子どもは、いつかその窮屈さを感じて反抗し飛び出してしまうか、内にこもって自分に自信を持てなくて引きこもってしまうようになるのかもしれません・・・
 雨の日も大好きな「子どもらしい子」を育てていきたいものです。

2015年6月

2015年6月

 まだまだ6月だというのに、毎日暑い日が続いています。 湿気が多く、気温も定まらないため、この頃は体調も崩しやすくなります。 ウイルス性の病気も出てきたりしますので、どうか健康観察をしっかりとして、元気に乗り切りましょう!!

 先月、私は林間学校の引率で山に行ってきました。その時の奇跡のお話をいたします!!
もう明日は帰るという日の夜、星を見に行こうと夜中に散歩?に出かけました。都会と違い照明がほとんどない中、ふと空を見上げると、みごとに満天の星!!本当にプラネタリュウムで見るようなほどの星が見えたのでした。
 「本当にこんなに星が輝いているのですね!」と一緒に見ていた人が感動の声。そうして見とれていると、なんと流れ星が見えたのです。綺麗に見事に!珍しいその光景に感動!歓声! 「うゎ~お願い事言えなかったね~」なんて言っていると、またもう一度綺麗にさっと流れ星。 2回も見るなんて!きっと今年はいい年になるよね。と興奮冷めやまぬ状態で宿舎に帰ったのでした。
 そして翌日のこと、バスで移動して到着した所で見上げた空に見たのは、まっすぐの虹!! 空にまっすぐに伸びているのです。私は知らなかったのですが、虹の形は本来円形だそうです。それが、ちょうど本来の形で空に天使の輪のように浮かんでいたのでした。その半円部分を見たという感じ。 鳥肌が出ているのを感じながら、また珍しいものを見たね~と感動!歓声!昨夜に続く第2弾という感じでした。
 めったと見られないもの第3弾は、ヤギの橋渡りというものでした。いろいろな動物たちがいる施設内を見学していた時に、ちょうど今から始まりますと、やぎたちがいる所でアナウンスがありました。その次の瞬間、幅20センチもあるかないかという橋
の上を、きれいに並んだやぎの群れが走りながら渡っていくのでした。その迫力とスピードに圧倒されながらもこれまた感動!歓声!岩山を走り、駆け上がる自然の姿のヤギを見たのでした。
 いかがですか? いつもめったに見ることがないこの3つの出来事!
 そして、何より子どものように素直に感動し、感激し、歓声をあげ、飛び上がり、興奮し、喜びを分かち合い、喜び笑った、その瞬間が、その時の自分が大好きでした!!!
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 大人はいつも忙しくて、いろいろなことを考えて、子どものお手本でいて、きちんとしていなければならない。そのとおりでありますが、楽しい時、感激した時には、子どもに返り、子どもと一緒に、いやそれ以上に驚き、喜び、笑える大人でありたいと思います。
 小さな感動がたくさん感じられる大人で・・・・
 ぜひ皆さんが体験された奇跡のお話も、どんどん教えてくださいね!

2015年5月

2015年5月

 新緑の5月!! ようやく天候も安定して過ごしやすくなりました。
子どもたちの服装も薄くなり動きやすくなったので、動作も大きくなることでしょう。特に赤ちゃんは寝返り、ハイハイ、お座り、つかまり立ち、そしてあんよとみるみる動きが変わっていきます。
よく他のお子さんと比べて「うちの子はまだ、はいはいをしないのですが・・・」
などと心配されるお母さんがおられますが、成長は個々の“身体の準備具合”によって次の段階、次の段階へと進んでいくのですから、他の人と比べるのではなく、その時その時に子どもが育っていく様子をゆっくりと楽しみ、付き合ってあげてくださいね。

 5月になると「やんちゃんこ」ではいつも農業公園に遠足に行きます。
 園田にある大きな公園です。 つかしんから自転車に乗って10分ほどで行けます!
今頃はきっと、ぼたんの花でいっぱいです。それから、次に公園はバラの花のオンパレードとなります。いろいろな品種で、色とりどり、香りもいろいろです。そして6月になると今度は菖蒲の花が見られます。もちろん広い芝生広場もあるので、走ったりお弁当を食べたりもできます。
 尼崎市には、農業公園のように素敵な公園がたくさんあります。ぜひパソコンで調べてお出かけしてみてください! 自然の中で自然のものを感じることほど、子どもの五感を刺激する最高の方法はありません!季節の良いこの時期にお出かけして、いろいろなことをどんどん体験させてあげてみてください!!

 もちろん、いろいろな体験は外遊びだけではなく、もちろんわいわいステーションの中でもできます! いつも、遊びに来てくださって、おもちゃに夢中になっている時、1人で何かしらに脇目もふらずにしている時、ご飯を食べている時、どんな時も子どもは夢中です。1人で一生懸命集中して遊んでいます。その時、その瞬間がまさしく五感を使って活動している時なのです。
 “どうして動くのだろう”“どうしたらもっとうまくできるのだろう”同じことを何度も何度も繰り返しやってみて、いろいろなことを吸収しているのです。
 学習するものは身の回りのもの、全てです! その時間が大切なのです。ですから、できる限り大人の方から手を出さずに、見守っていてあげてください。すぐに答えを教えるのではなく、一生懸命に試行錯誤している時間を見守っていてあげてください。
チーフ.png そうして身につく“考える力”こそが、よく幼稚園で言われている“後伸びする力”
となっていくのです。集中して遊べたら、落ち着いて行動できる子どもへと育ちます。
大人の側に「待ちの姿勢」を持ってほしいと思います。すぐに頭にカチンときたり、いらいらしないで・・・・きっと子ども以上に私たちの修行かもしれませんね・・・・!

2015年4月

2015年4月

 待ちに待った暖かい春の日差し!! 桜の花が咲き出して、お出かけが楽しい季節となりました。中には花粉症に悩まされる方もありますが・・・・
 けれども、やっぱり何かしらワクワク・ドキドキするこの季節! いよいよ春到来です!!
 4月は、新しい年度の始まりでもあります。保育所や幼稚園に行くお友だち、ピカピカの1年生になるお兄ちゃん、お姉ちゃんにとっては、期待と不安の時でもあり、それはもちろん親にとっても同じと言えるでしょう。
 新しいことや初めてのことをする時は、どちらかと言えば不安な方が多いですよね。
大人の私たちがそう思うのですから、子どもたちはその何倍も何十倍も、その不安を感じているのです。それなのに、ついつい大人はこう言います。
「ちゃんと、挨拶しなさい」「まっすぐ先生を見て!」「じっとしていなさい」
 もちろん当たり前のことでありますから、そうしなければなりません。 でも、この言葉を頭ごなしに言われたらどうでしょう?

*ちゃんと、挨拶しなさい

  • 「あっ、朝のご挨拶しようか!」そこにお母さんの“にこっ”でもプラスされたらばっちりですよね。「うん!」「おはようございます!」と、このように・・・・

*まっすぐ先生を見て!

  • 「先生のお話を聞こうか!」「あれ?先生、何か持っておられるよ。見てごらん!」
  • 「えっ?なに?」じっ~~~と目線が先生に!と、このように・・・・・

*じっとしていなさい

  • 「今は?」「お話聞く時だね・・・えらいなぁ~」と、このように・・・・・

 まだまだ不安でキョロキョロ、興味しんしんでガサガサする時には、頭ごなしの説教よりも、一緒にワクワクの気持ちで楽しくマナーやしつけを教えてあげましょう。
 少し見方や接し方を変えてみるだけで、大人もストレス抱えることなく、子どもを変えていくことができるのです。
 これが、「楽しく子育てをしましょう!!」という私の想いであります!
 そのようなことを、いっぱい!いっぱい伝えているのが、わいわいステーションです。

sakura.png さぁ!!新しく27年度がスタートします。
わいわいステーションのスタッフは、いつもこの「楽しい子育て」のお手伝いができるように、皆さんの想いに寄り添いながら日々努めております。
 これからも、いろいろなお話をしながら、いろいろな活動を通して一緒に楽しい時間を過ごしたいと願います。
 どうぞ、この1年間もよろしくお願い申し上げます。

2015年3月

2015年3月

 三寒四温と言われるように、寒さと暖かさを繰り返しながら、春の訪れが待ち遠しい季節となりました。保育所や幼稚園、小学校などは4月から、また新しい年度が始まるというサイクルなので、やはり3月は“まとめの月”というイメージがあります。
 わいわいステーションに来てくれている子どもたちも、いつかそのサイクルの生活リズムが始まります。
 その練習のつもりで、暖かくなり、服装も軽くなって動きやすくなってきたら、少し気持ちを新しくしてみるのもいいですね。
 “上手にハイハイできるようになったね”“食事の時には、きちんと座って、しっかり食べるようになったよ”“お話できるようになった”などなど・・・
 この一年間に、できるようになったことを見つめ直してみてはいかがでしょうか。
毎日、毎日、変化のない日々の繰り返しで、子どもは言うことを聞かないし!
私一人が大変で・・・と・・・その思いもよくわかります! でも、そうそうネガティブに考えていても、つまらないものです。どうせ、 同じ時間を過ごしていくのなら、何事もポジティブに捉えて、わいわい楽しくやりましょう!!
 子どもの見方もポジティブに!! そして、もうすぐ来る春には“さて、どこへお出かけしようか!”“うちの子、今度は何ができるようになるだろう?”などと考えて、楽しく子育ていたしましょう!!そのようなことを考えて、この三月を過ごしてみてはいかがでしょうか?

そして、なんといっても三月は桃の節句、お雛祭り、女の子の節句です!
「うちの子、男の子だから」なんて?いやいや「ママの節句」じゃないですか!!
お母さんも女の子!? さて、ここで、いつものように?ひな祭りの由来をご紹介しておきましょう!
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 始まりは「上巳の節句」という中国から伝わった五節句の一つからだそうです。三月上旬の巳の日に、草や藁で作った人形(ひとがた)で自分の体を撫でて穢れを移し、それを川に流すことで厄払いや邪気祓いを行う風習があったことと、また一方、貴族階級の女の子の間では、紙の人形を使った遊び、今で言うところの「おままごと」が流行っていて「ひいな遊び」というその遊びと、川に流す人形(ひとがた)が結びついて「流し雛」となり今のもとが誕生したそうです。
 さらに江戸時代になると、人形作りの技術が向上したことで川に流すのではなく家で飾るように変化してきたとのことです。ひな祭りに雛人形を飾るのは、昔の人形(ひとがた)や流し雛の風習の通り、お雛様に女の子の穢れを移して厄災を身代わりに引き受けてもらうためです。また、桃の花には元々「魔除け」や「長寿」のパワーがあり、旧暦の三月三日はちょうど桃の花が咲くころだったことから、ひな祭りに桃の花が飾られるようになったそうです。 こんなお話をちょっぴり知っていると、また楽しいですよね! 素敵な三月になりますように!

2015年2月

2015年2月

 あっという間に二月がやってきました。わりと暖かい日が続いて過ごしやすいのですが、まだまだ油断はできません。体調管理には十分お気をつけください。
 さて、お正月から次は節分がやってきますね。
 一年の季節は 春、夏、秋、冬に分かれますが、その前日を「節分」と言い、それぞれ、春は「立春」、夏は「立夏」、秋は「立秋」、冬は「立冬」と言います。
 その中でも、春がやってくる前日の節分だけが、特に取り上げられている訳です。

 「豆まき」は古来、日本では、大晦日に、中国から伝わった風習である「追儺(ついな)」という厄払いの行事として行われていたそうです。「鬼やらい」「なやらい」「鬼走り」「厄払い」「厄おとし」「厄神送り」と呼ばれ、疫病などをもたらす悪い鬼を追い払うというもので、最初に行われたのは、文武天皇の(奈良)時代でした。この儀式を「豆うち」といい、室町時代になると、この「豆まき」の風習が宮中から庶民にと広がっていったと言われています。
また他に、昔、京都に鬼が出たときに、毘沙門天(びしゃもんてん)という神様のお告げで、豆を鬼の目に投げつけたところ、鬼を退治できたというお話から、 節分には豆をまくようになったとも言われています。この話には、鬼の目(魔の目=魔目(まめ))に、豆を投げつけて、鬼を退治(魔を滅=魔滅(まめ))したという解釈があります。
 「鬼」という言葉は、「陰(おん)」や「隠(おぬ)」から 目に見えない気、なかでも邪気をさしたり、姿の見えないもの、この世ならざるものというところに由来しています。人間の想像をはるかに超えた災い(災害、疫病、飢饉など)は、鬼の仕業と思われ、その鬼を「魔滅」する「豆まき」は無病息災を祈るという意味を持っていたのです。

 悪いもの(鬼)は家から出して よいもの(福)は家に入れる という意味でも、ぜひ
子どもたちと一緒に「豆まき」をしてみてはいかがでしょう!
「言うことを聞かない子どもは連れて行くぞ~」東北地方のなまはげの行事のように、
この機会に、何かしら怖いものがいて、どこからか自分たちが見られているのだというお話は必要なものだと思います。
 よく私が子どもの頃は「そんなことをしたら、ばちがあたる!」と言って叱られたものです。良い行いも悪い行いも、天の神様が、またはご先祖様が、大好きだったおじいちゃん、おばあちゃんが見ておられるのだよという教えは大切だと思います。同時にご先祖様が見守っていてくださるということも伝えたいものです。そういう心のより所が頑張ろうという思いや力につながるのだと信じます。
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 さて・・今年も私は赤鬼に変身して、子どもたちを泣かせることとなります・・・
「良い子になろうね」の思いを込めてなのですよ・・・ごめんね!
 (と言いつつ・・・毎年とてもやりがいを感じ、楽しんでいる私であります)
 ぜひ皆さんも、年に一回のこのチャンスをお見逃しなく!!(笑)

2015年1月号

2015年1月号

eto294.png新年 あけまして
     おめでとうございます
皆さまにとって この一年が良い年となりますように・・・

またこれからも スタッフ一同、皆様と一緒に楽しい子育ての時間を過ごしていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


 この年末年始は、どこで、どのように過ごされましたでしょうか?
 この辺りは、わりと穏やかな日が続きましたが、雪の中で迎えられた方もおられたこ
とでしょう。この時期は子どもたちに、日本の文化を伝えるのに一番わかりやすい時です。年末の大掃除やお正月の用意に慌ただしい様子、何かいつもと違う雰囲気を感じ、わくわくドキドキでいっぱいでしょう。そして、お正月には「あけまして・・・」と何かいつもと違う言葉を耳にして、きちんとご挨拶することを教えてもらいます。
 「一年の計は元旦にあり」ということわざがあります。
 一日の計画は早朝のうちに立て、一年の計画は年の初めの元旦に立てるべきであり、物事を始めるにあたっては、最初が肝心で、最初にきちんとした計画を立てるのが大切なのですよという意味です。
 子育てまっ最中の時は、そんな先の計画より、まずは今日一日の子どもとの格闘・・いやいや・・・段取りを考えるのが精一杯ですよね。でも、そうして一日の段取りを立てて、少しゆとりをもって行動するのが良いかもしれません。いらいらせず、ゆとりの時間を持てたら、子どもに対してもニコニコできる時間が増えるはずです。ぜひ、今年の目標の一つにいかがでしょうか!

 私は三日に伊勢神宮に初詣に行きました。娘も三人いると、久しぶりという子や初めてという子や様々で、とにかく沢山の人で驚きでした。もう大きい子どもたちなので、
外宮、内宮、式年遷宮等などの意味もしっかり学びながらの小旅行でした。
 そこから、夫婦岩を見に行ったのですが、なんとその二見ヶ浦から富士山が見えたのです!!目を疑うとはこういうことを言うのでしょう。他の観光客の人が指を指して
「ほら、あれが富士山」と言っているのに、まさかの半信半疑で社務所の方に尋ねたら「そうですね」とお返事をもらい、驚くやら、ありがたい気持ちになるやら!!
 小さくですが、真っ白の山がはっきりと見えていました。それを勝手に「きっと、今年は良い年になるぞ」と気分良くした私でした。
 そこからは定番の鳥羽水族館に行きましたが、さて何年ぶりの水族館だったでしょう。
もうすっかり社会人になっている二人も、キャ~キャ~喜び満喫して帰ってきました。
 何歳になっても、楽しいことは楽しいものです! 
 お父さん!お母さん! 今年もうんと楽しみましょう!

2014年12月

2014年12月

 コスモスの花が綺麗に咲いていた11月から、いよいよ年末12月になりました。
急に冷え込むらしいので、風邪をひいたりしないよう、どうかお気をつけください。
 先月は、さすがに“芸術の秋”というだけあって、市内の幼稚園や小・中学校などで作品展や音楽会などが行われ伺わせていただきました。その中で感じたことを、いくつか紹介したいと思います。
 まず一つは、想像力・創造力の素晴らしさです。わざと、この二つを挙げましたが、子どもが思いつくことは、まず大人が思いつかないことです!

お芋さんの色、形!(そんなに、いっぱいつるについていた?)土の中から自分で掘ったお芋さんが“たくさんあった!”気持ちが絵に表現されます。

拍手している手!(こんなに太くて大きな手は不釣り合いでしょう?)みんなで運動会“嬉しくて楽しかった”想いが、いっぱい拍手した手の大きさに表れているのです。   
 その子どもの表現の仕方をどうか理解してあげてください。決して「この絵、おかしくない?」などと言わないでほしいのです。

新聞紙を丸めて作った人間!(この髪の毛、ボサボサね!)丸い立体に毛糸や布を貼りながら子どもたちは、まるで美容師になったように楽しんでいます。

こんな乗り物も食べ物もない!(どうやって乗るの?美味しくなさそう)こんな乗り物があったら?こんな食べ物があったら?新しいものを創り出すことを一緒に楽しめる大人でありたいものです。
 もう大人になってしまった私たちは“綺麗に描かなければ”とか“本物のように上手に作らなければ”と容姿を気にしてしまうのですよね。子どもはすごいです!
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 次に、集中力の素晴らしさです。 一人で、または数人で、一生懸命に活動しているその時の顔は輝いています!真剣な顔。ニコニコした顔。考えている顔。
(こうしたらいいのに)横でそう思いながら、その子どもがどうするかな?と見守っている時のドキドキ・わくわく感が私は大好きです。そして(へぇ~そんな風にしたの!)
と気づかされた時の瞬間が大好きなのです。子どもの熱中ぶりには頭が下がります!
 そして、頑張っている時の姿やりきった時の笑顔。どんなに堂々と胸を張って、背筋を伸ばして活動しているか。その子ひとりひとりが主人公なのです。(○○ちゃんはできたのに、あなたは間違えたね)そう言われたら・・・どうでしょう? もう分かっていただけると思いますが、たった一瞬の結果を批判するのは間違っていますよね。
 そこまでの頑張り、積み重ねてきたこと、その子の力いっぱいの様子に感動してあげるからこそ、子どもたちは堂々と笑顔でいれるのです。“認めてもらった!”と感じることが自信につながり、次のステップへ進んでいけるのです。子どもの可能性は測り知れず無限です!
 どうか、いつまでも子どもの気持ちに寄り添える大人でいましょうね!!

2014年11月

2014年11月

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 阪神ファンの私としましては、数十年ぶりの夢に胸をふくらませている今日この頃であります・・・・・「最後まであきらめない」「あたたかく見守る」「夢を追いかける」阪神ファンの真髄は、まさしく“子育ての真髄”に共通するものであります!(笑)

 結果だけにこだわらず、頑張っている過程を認めることが大切であり、いくら素晴らしいピッチャーでも調子の良い時と悪い時がある訳で・・・ファインプレーに大感激する瞬間もあれば、9回裏2アウト満塁空振りで思い切り落胆する瞬間もある・・・
 子どもたちは、大人になるまで何回も頑張って成功し、何回も失敗してやり直して成長していきます。できた!という達成感が力と勇気になり、できない!どうしたらできるだろう!?という試行錯誤の繰り返しがやる気と根気につながっていくのです。
 だから、1回できたからそれが全てでもなく、1回できなかったから駄目なことなんて何もないのです。何度も繰り返し、繰り返し経験して、覚えていくものです。1回諭したらすぐにお利口さんになるのなら、そんな楽なことはありませんよね。また、そんなことはありえません。けれど、何回も頑張ってできた時の喜びはひとしおです。
 どうかそのような見方をして、子育てを楽しみましょう。子どもたちを長い眼で見守り、育てていきましょう。・・・ほらね。そう考えるとやはり、いつも危なっかしい阪神ファンの気持ち=子育ての心というのはピッタリだと思いませんか?(笑)

 話は変わりますが、私の子育て日記から・・・先月中頃、三人娘の末っ子の演奏会に新潟まで上の娘二人と行ってきました。大学4回生、最後の全国吹奏楽コンクールに出演したためです。公立中学校のクラブで吹奏楽に入った彼女はそのまま大学まで続け、クラブ一途の学生生活を過ごしました。一つのことをよく続けたものだと我が子ながら感心し、その中でチーム力を学んだり、もめ事に悩んだり、泣いたり、笑ったり、青春真最中の時を本当に良い経験をしたものだと思っています。
 また、その姿を自然と応援してきた姉二人の存在もよいものだなぁと、兄しかいない私には少し羨ましく思ったりしています。
 さて・・・・私の子育て、半分くらいは終わったでしょうか?
 二人は社会人ですが、まだ大学生の就職もありますし、これからいずれ嫁にも出さないといけませんものね・・・だから私の子育てもまだまだです。
 そう考えると、皆さんイメージを持ってみてください!大切な子育ては幼稚園で決まるわけでも、有名大学で決まるわけでもありません・・・ どのような「大人一人」を育てていくか?そのためにはどんなことを教えていかなければならないのか?どんな親になればいいのか?ということこそが必要なのです。
 そうして、子育ては長い年月をかけてしていくものです。だから、あまり肩をはらないで、ゆくっり、のんびり、ほっこりとしながら、子どもと一緒にいられる今の貴重な時間を大切に楽しんで過ごして欲しいと思います。
 さて・・・皆さんのお子さんは、どんな大学生になるでしょうか?楽しみ!!

2014年10月号

2014年10月号

 金木犀の香りが街中に漂う、私の大好きな季節がやってきました。同時に朝夕気温の差が激しいため、風邪をひきやすい頃でもあります。どうか健康管理には十分にお気をつけください。
 さて、これから寒くなるまでの間はとても過ごしやすい時期でもあります。この折には特に“体験すること”に焦点をあててみてはいかがでしょうか?
 と言っても、子どもにとっては一日、一日が新たなこととの出会いの日々でしょうから、特にどこかに出かけなければ体験ができない訳ではありません。ただ、よくお母さんは他の人に迷惑をかけてはいけないと、子どもの活動を先に先に止めてしまいがちなのがとても気にかかります。
 ハイハイしている赤ちゃんが間違って違うお母さんの膝に手を置こうとしたとたん「あっ、すいません・・・」とあかちゃんを抱き抱えて方向転換をさせてしまう・・・違うお母さんに相手をしてもらったら、駄目でしょうか?きっとまた違う声や表情から感じること、思うこと、新しい体験となるはずです。
 おもちゃの取り合いが始まると「ほら、貸してあげなさい。ごめんね。どうぞ、どうぞ。」とお母さんがすぐに仲裁に入る・・・もしも自分に置き換えたら?そんな理不尽な話はないですよね。引っ張り合いが始まるのか、相手に譲るのか、こんなコミュニケーションの体験にもってこいの場面はなかなかありません。絶好のチャンスだとぜひ思ってほしいのです。
 電車や自動車のおもちゃを持って遊んでいる時に、「そこ通ったらぶつかるから、ここを通りなさい」「まっすぐ行きなさい」「この端っこで遊びなさい」とついつい交通整理をなさっているお母さん・・・お部屋の中なら少しはぶつかって、危ないことを体験して覚えるのもいいのではないでしょうか。
 もちろん、怪我などをしてはいけません。そこはしっかり様子を見ながら、見守りながらの中で、子どもたちが実際に体験を通して身につけていくこと、考えるチャンス、感じることの経験をさせてあげてほしいのです。
 いつでも、どんなことでも、すべてがその材料です! そして、もちろん時にはその“体験すること”が公園だったり、山や動物園や、水族館だったりしたら一層、世界が広がりますよね!そのような意味も含めて、ぜひこの時期に“体験すること”の大切さを理解し、お子さんと一緒に楽しんでみてください!!
 広い世界には私たち大人でも知らないことがいっぱいあります!楽しい“体験談”を聞かせてくださいね!
 そういえば、今月の12日は毎年恒例の尼崎市市民まつりが、市役所周辺で行われます。野球場の中は子どもたちだけの遊びのエリアとなっています。わいわいステーション・やんちゃんこも遊びのテントにいますので、ぜひ来てみてください!お待ちしています!

2014年9月号

2014年9月号

 ようやく朝夕が過ごしやすくなりました。けれど季節の変わり目は体調を崩しやすい時でもあります。どうか夏の疲れが出ないように、くれぐれもお気を付けください。

 もう、皆さんご存知だと思いますが、さんさんタウン3番館の6階に5月から新しいスペース「SUNぷらっと」を開いています。さんさんタウンができたのは、私が高校生の時でした。(年齢計算しないでくださいヨ)その頃は日本中から注目されるほどの画期的な駅前のショッピングタウンだったのです。当時、今でこそ大型ショッピングモールはたくさんありますが、専門店や映画館とダイエーが一緒に入っているというのは最先端だった訳です。 
 しかし、それから数十年経ち少し寂しくなってきた駅前に活気を取り戻したいという思いから、この度6階をリニュアルする計画があがりました。そこで、塚口生まれ・塚口育ちのこの私も協力させていただこうと「SUNぷらっと」親子の遊び場、大人のための遊び場を作ったのです。ここでは新しくおじいちゃん・おばあちゃん世代にも楽しんでいただくプログラムも企画致しました。どうぞ皆さんご一緒に、ぷらっと!同様に、お買い物の途中にぜひお立ち寄りください!

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 皆さんのニーズに沿った内容を、いろいろな形で提供していきたいと思います。“こんなことが知りたい”“初めてだけどやってみたい”など気軽にスタッフにお声をお聞かせください!
 これからも どうぞよろしくお願い致します!!

2014年8月号

2014年8月号

 いよいよ夏本番となります。水遊び・花火・キャンプなど楽しいレジャーシーズン到来です!帰省される方もあるでしょう。どうか、リフレッシュの季節を楽しくお過ごしください!

 ただ、気をつけなければならないのは、子どもたちが歩く高さ、ベビーカーの高さあたりが一番熱いアスファルトに近いということです。アスファルトの照り返しは、50℃以上にもなると言われています。子どもたちは大人が感じている暑さの何倍もの暑さを感じている訳です。どうか、熱中症対策には十分注意してお出かけください!!

 さて先日、兵庫県立大学准教授 竹内先生の「スマホの問題は心の問題」というテーマのお話を聞いてきました。
 最近、この内容についての講演会がとても増えてきています。理由は皆さんもよくお解りになると思います。犯罪にまでも広がるこのネット社会についての常識は、親である私たちが子どものためにも、きちんと身につけておかなければなりません。
 そこで、竹内先生のお話を少しお伝えしておこうと思います。
 最近はほとんどの人が、スマホであり、ラインやフェースブックなどで会話をしています。そのスピードの速さは文字を打つのも、返事を返すのも、驚くほど速いです。だからこそ気をつけなければいけないのが、
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・打つ言葉のニュアンスが伝わらないことが起こる!ということです。
 “なんでいくん?”  と返したら、
 何(自転車か?電車か?)で行くの?と聞いたつもりが
 どうして(あなたが行くの?来てほしくない)と受け取り、
 仲間外れにあったと悩んだ中学生の例を挙げられました。

・大切なことや質問などは、やはり顔を見て声の会話が大切なのだ!と言われました。

 また、赤ちゃんの時から、スマホの操作で遊ばせたり、子守りをさせたりして育った子どもは、幼稚園に行っても絵本が読めなかったそうです。ページの上で指を広げたり縮めたりしても絵本の挿絵が動かないので、すぐに飽きてしまう映像を紹介されました。

・小さい時から、スマホなどで遊んだ子どもは
 “絵本が読めない”“人との会話ができない”“想像力が育たない”ので、
 コミュニケーションを、どのようにとったら良いのかわからない子どもに育つ
 という訳です。

 自分の想いをうまく表現できなくなったり、理解してもらえないと思いこんだりして、犯罪に走ったり、世界中から視られていることなど考えず、自分に注目してほしいと投稿したりしてしまうのでしょう。
 この頃、授乳しながら携帯をしている若いお母さんが増えてきたと聞くことがあります。どうか、子どもたちの未来のために、正しい使い方を・・・私たちから発信していきたいものです。

2014年7月号

2014年7月号

 梅雨入りと言いながら、関東地方の大雨のような日がなく、雨に縁遠い6月でした。
水不足も困るので少しは梅雨らしい雨も降ってもらわないといけないのだろうなぁと複雑な想いで7月を迎えることとなりました。
 また、ワールドサッカーやウインブルドンなどで寝不足の日々も続いた6月でしたが、熱中している姿ほど美しいものはないと感動と元気をもらった月でもありました。
 その選手たちの「一生懸命」の姿の意味は「命がけで事を行うこと。必死にすること」という意味ですが、文化庁の「言葉に関する問答集」によると、この語は本来「一所懸命」であったとされています。中世、主として武士の間で用いられた語で、「一所(ひとところ)の領地で、死活にかかわるほど重視した土地」の意味であったらしく、したがって、「一所懸命」の原義は、「一か所の所領を、命にかけて生活の頼みとすること」であり、それが後に「生死をかけるような、さし迫った事態」の意味から、現在いつのころからか“いっしょ”を“いっしょう”と延ばし、「一生懸命」と書くようになった。とされています。
 このような意味を持つように「一生懸命」の姿は本物であり、だからこそ人の心を動かすのだと思いました。
 それを、子どもたちの様子に置き換えてみてはどうでしょう。スポーツ選手のそれとは、また少し違いますが、でも生まれてからとにかく子どもたちは毎日が一生懸命です。
 泣くことも、おっぱいを飲むことも、一生懸命。
 寝返りをすることも、お座りをすることも、はいはいすることも、一生懸命。
 手にしたものを口で確かめることも、つかむことも、投げてみることも、一生懸命。
 手を汚して食べる時も、後追いしてくる時も、一生懸命。
できないことが、できるようになった瞬間や、その時の真剣な顔や姿は、まさしく美しく感動そのものであります。
チーフ.png ついつい大人から見ると当たり前のことばかりで、たいしたことではないのですが、
初めてのことばかりの子どもたちにとっては、一生懸命やってみたことの成果そのものであるということを、その子どもたちから私たちは毎日感動をもらっているということを感じてほしいと思います。
 そしてそれは、この先ずっと・・・子どもの成長と共に続いていきます。
 幼稚園に入る時も、小学校での姿も、中学生・高校生になっても、一生懸命。
 遊び、勉強、友だち、クラブも、一生懸命。
 悩み、反抗、恋愛、受験も、一生懸命。
 “そうだったなぁ~”と思い出してみて下さい。 お父さん!お母さん!だからこそ、今度は親の目線で、その「一生懸命」の子どもたちを、うんと誉めて、応援してあげてください。 他の子どもと比べるのではなく、我が子の「一生懸命」の姿をしっかりと見守り、たくさんの感動をもらってください!!

2014年6月号

2014年6月号

 良いお天気が続くようになりましたが、6月と言えば梅雨の季節に入ります。気温の上がり下がり、体調を崩しやすくもなりますので十分お気をつけ下さい。

 先月の20日から4日間、我が家には中国から小学4年生の男の子がホームステイしていました。
 それは、中国北東部の鞍山市(あんざんし)からの小学生代表団8人の中の一人でした。中国・鞍山市と尼崎市は友好都市であり、両市の友好親善を深める目的で、初めて小学生が来日したのでした。
 さて・・・・尼崎市で観光スポットといえば、どこを思い浮かべますか?
この代表団が見学に行った場所は、尼崎信用金庫の「世界の貯金箱博物館」や寺町散策。元浜緑地や尼崎港クルージングに尼ロックの見学。
 文化財収蔵庫や神崎浄水場、田能遺跡の見学。そして市役所へ市長表敬訪問などなどでした。
 皆さんはこれらの場所の中で、いくつご存じでしょうか?また行かれたことがあるでしょうか?
 私は娘が高校生の時に、学校で募集していた国際交流の機会に参加させました。それは語学力を身につけさせるという理由もありましたが、一番の目的は「しっかり日本のことを学び、知り、誇りをもって海外で話せる人になってほしい」と思ったからです。国際交流をきっかけに、まずは日本の様々なことや物に対しての見聞を広め、歴史や文化を学び、知ってほしかったからです。
 その時にホームステイで受け入れたオーストラリアの女の子も、やはり日本と言えば“歌舞伎とは?”“茶道・書道とは?”などの質問をしました。その質問に私たちはどれだけしっかりと答えられるでしょうか?外国の子どもたちは、素晴らしいほど母国のことをきちんと説明しますし、愛国心というものを持っています。
チーフ.png 国際的な感覚は日本の子どもたちの比ではありません。そして、みんな母国語とプラス英語、フランス語、ドイツ語・・・もちろん日本語をペラペラと話すドイツの女の子もいました。
 そういう感覚を私はぜひ子どもたちに持ってほしいと思います。これからの社会はもっと国際的になることでしょう。その初めとして、まずこの我が尼崎のことをよく知るということを親子でしてみてはいかがでしょうか?
 世界の子どもに比べて日本の子どもたちは自尊心をもっている子どもが少ないと言われています。お父さんが好き!お母さんが好き!住んでいるこの尼崎が好き!そんな気持ちをワクワク持つ心が育っていると、もちろんそこにいる自分も好き!友だちも好き!につながり、そうして自尊心が生まれ、愛国心が育っていくと思います。
 ぜひ、この良い季節。尼崎の観光スポットに足を運び、尼崎自慢ができるような時間や機会を持たれてはどうでしょうか!?

2014年5月号

2014年5月号

 “屋根より高い鯉の~ぼ~り~”と歌われるように、五月は「子どもの日」を代表に「昭和の日」から国民の祝日が並ぶ大型連休で始まります。
 そんなに続く祝日について、少し調べてみました・・・・さて、皆さんはどれだけ確かに祝日の意味をご存知でしょうか!?

元日 1月1日 年のはじめを祝う。
成人の日 1月の
第2月曜日
おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。
建国記念の日 政令で定める日 建国をしのび、国を愛する心を養う。
春分の日 春分日 自然をたたえ、生物をいつくしむ。
昭和の日 4月29日 激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。
憲法記念日 5月3日 日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。
みどりの日 5月4日 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
こどもの日 5月5日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
海の日 7月の
第3月曜日
海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。
敬老の日 9月の
第3月曜日
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。
秋分の日 秋分日 祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。
体育の日 10月の
第2月曜日
スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。
文化の日 11月3日 自由と平和を愛し、文化をすすめる。
勤労感謝の日 11月23日 勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。
天皇誕生日 12月23日 天皇の誕生日を祝う。

内閣府ホームページより


 改めて意味を読んでみると、知らないものもあるのではないでしょうか?
 五月には“母の日”がありますが、本当は“子どもの日”と同じ日に挙げられているということも、なかなか知られていませんよね。
 何気なく過ごす一日一日に、いろいろな意味や思いが込められている・・・そんなことを少し感じながら「さて今日の我が家は、どんな一日になるかな」なんて思って過ごしてみると、なんだかワクワクしませんか!?
 どうか毎日を大切に・・・ そして子どもとの時間を楽しく過ごしましょう!

2014年4月号

2014年4月号

 あっという間に、春の暖かい日差しとなり、 桜の蕾も一気に花を咲かせて外遊びがわくわくする季節となりました。
 ぽかぽかお日さまの下で、ほっこり・ぼんやり・ゆっくりと・・・いろいろな草花に目を向けたり、風を感じたり、虫を見つけて追いかけたり、そんな経験をたくさん!たくさん!してください!!
 何気ないことにも“これ何?”“これどうするの?”興味しんしんの子どもたちの、その疑問にとことんつき合える大人になってあげてください。それが、どんなに大切なことかの答えはきっと幼稚園、小学校や中学校、いやいや大人になってから、出てくるものかもしれませんが・・・その時の接し方が子どもたちに大きな影響を与えることは確かなことなのです。
 “何だろうね・・・?”“どうしたらいいだろうね”“こうしてみたらできるかも!”いつも常に「子どもの心に寄り添う」こと。それがキーポイントです。
 好奇心を持ち、向上心を育て、自信を与え、勇気・やる気を持たせ、そして今よく言われている“自分を好きになれる”=“自尊心を育む”ことにとつながるのです。
その親子関係が作られ、子どもたちがそれぞれ自分に自信をもって歩いて行けるようになる日のために、まさしく今なのです!
 “そんなの知らんわ”“それがどうしたの”“もう行くよ、勝手にしなさい”という言葉がけとの違い・・・その積み重ね・・・心の育ち・・・想像してもらえたら、どんなに子どもたちへの影響が変わってくるかはわかっていただけると思います。
 どうかどうかノリの良い子どもたちに育ててあげてください。だからこそ、私がいつもお伝えしている「知識より経験」なのです!!いや・・・いずれもちろん知識も必要になってきますが、それは“10歳までの子育ての教科書”という本にあるように、まずは10歳までに、たくさんの経験と体験からどれだけ前頭葉を鍛え、柔らかくしておけるかということです。そうすれば10歳以降スムーズに知識が蓄えられていくようになると書かれています。
 だから・・・簡単なことです!いろいろな子どもたちの反応に、しっかりつき合ってあげてください。それだけでいいのです!
 しかし、お間違えのないように・・・決して過保護に育てる、子どもの言いなりになるということではありませんから・・・・王子様・お姫様には育てないように・・・
それは、くれぐれもお願いしておきます!
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 また、新しく26年度が始まりました。これからも、このようなお話を皆さんと気軽におしゃべりしたり、体験をしたりしていきながらスタッフ一同、子育て応援団として頑張ってまいります。
 どうか、これからもよろしくお願い致します。楽しく子育てしていきましょうね!
さて・・・お花見はどこに行きますか? 情報収集開始~!

2014年3月号

2014年3月号

 雪が降って寒かった2月から、ゆっくりと春の気配を感じる3月へと移ります。私はこの頃の季節がとても好きです。寒さの下で春の芽吹きの支度をしている木々や草花が大好きです。もちろん、美しく咲いている花々も大好きですが、寒さの中で次の出番の準備をしている小さな芽の生命力を感じる今が大好きです。
 子どもたちの成長も同じです。それぞれに次の準備(例えば、それは寝返りであったり、お座りであったり、立ち上がる、歩き出す、話し出すなど様々です)をして、自然と芽を出し、花を咲かせていきます。そう思うと、この準備期間がどれだけ大切な時期であるかがわかっていただけると思います。個々の成長段階を急がせることなく、しっかりと時間をかけていきたいものですね。
寒さに耐えた蕾はもうすぐ、素晴らしい花を咲かせてくれることでしょう。今しばらく、その時を待つことにしましょう。

 こんなお話をすると、ちょうどソチ・オリンピックのあるテーマ曲もこのような内容の歌でしたね。“今、咲き誇る花たちよ 天高く羽ばたけ・・・” オリンピックも素晴らしい感動の場面いっぱいでした!次はパラリンピック。私の寝不足はまだまだ終えられないようです・・・・

 さて、先月は“中学生と赤ちゃんとのふれあい授業”を実施しました。中学校に親子で出向き、出産時の話や子育てについての経験談を小グループにわかれた中学生にしていただきました。また、順番に赤ちゃんを抱っこさせてあげたり、おむつ替えを見せてあげたりしました。初めて小さい子どもと触れ合ったという生徒さんもたくさんいて、いずれ親になっていく生徒さんに命の尊さや子育ての大切さなどが伝えられたらという思いでした。わいわいステーションに来てくださっているお母さん方に多くのご協力をいただき、中学校の先生方ともしっかりと連携を取れたからこそできたことでした。     
 その授業の後、生徒さんにはアンケートを書いてもらっています。一人一人、なんだか涙が出そうなことを書いてくれている内容を少しご紹介いたします。

  • ・赤ちゃんは、とてもいい匂いがした。 
  • ・赤ちゃんは思っていたより重かったけど、とても癒されました。
  • ・ぼくが抱くと泣いてしまったけど、お母さんが抱いた途端にすぐ泣き止んだ。お母さんの力はすごいなと思った。
  • ・私も小さい時によく泣いて困らせたと聞いていたので、今日から親孝行しようと思います。
  • ・めっちゃかわいい。泣いてもかわいい。お母さんってすごい!
  •                           などなど・・・

 教科書だけの勉強でなく、触れる・ぬくもりを感じる・親の愛情を再確認する・などまさしく「生きた体験が、心の伝わる学習」になったと本当に嬉しく思いました。
 このような授業が少しずつ広がればいいなと願っています。その折には、またお母さん方のご協力をお願い致します。

2014年2月号

2014年2月号

 よく「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」というくらい、この頃は日時が過ぎるのが早く感じられると言われています。
 また昔からの伝統行事も多く、お正月から始まり、節分の豆まき、雛祭りと続きます。その間にバレンタインなどもありますよね!
楽しい時期でもありますが、反対に寒さも本番となり、風邪・インフルエンザなどが流行る頃ともなります。くれぐれも体調管理にはお気をつけください。

 さて、12月のお便りにも報告させていただきましたが、昨年11月20日にわたくし濱田英世が兵庫県から一人選ばれ、内閣府の“子ども若者育成・子育て功労者賞”をいただきました。そこで「やんちゃんこ」を始めてから23年間、お世話になったいろいろな方々をお招きして「感謝の会」をさせていただきました。先月1月26日のことであります。その折のことを少し報告させていただきたいと思います。
 お越しいただいたのは、私の同級生・高校生の恩師から学校に勤め出してからの先輩先生、PTAをしていた時の学校の先生、子育てを始めてから出会った子育てサークルのリーダー、つどいの広場の代表、わいわいステーションに来ていただいているわいわいTeacherに、地域で子育て支援の活動をされている方々、小学校で立ち上げたコーラスグループのメンバー、社会福祉連絡協議会の皆さんにキッズサポーターズのメンバー、保護司の方々、そして兵庫県や尼崎市の行政の多くの方々などなど約100名のさまざまな方面で活躍されている方々でした!!
 尼崎市長をはじめ、兵庫県子ども局長、尼崎市教育長、尼崎市子ども青少年局長そして兵庫県参与の皆さま方にご挨拶いただきました。その中から、この「わいわいステーション」を「お母さん方の母港のようだ」とお話くださった方がおられました。
 子どもたちのことで悩んだ時、社会に出て行って疲れた時、頑張ったことを話したい時、この“母なる港”に帰ってきて船を休める(身体や心を休める)場所であると例えてお話されたのでした。そのような場所であり続けられるように、これからも頑張っていきたいと強く思いました。
集合写真.jpg
 今まで支えてきてくださった方々に、また一緒に活動してきた“やんちゃんこ”“わいわいステーション”のスタッフに、そして我が家族に心から感謝の気持ちを伝えようとさせていただいた会でした。しかし最後にはスタッフからのサプライズがあり、泣かされた日ともなりました。
「温かい会だったね」言われ、この日の思いをこれからはもっともっとこの母港に集ってくださる皆さんにお返ししていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願い致します。

2014年1月号

2014年1月号

kazari2_l.gif新年 あけまして
     おめでとうございます
平成二十六年も 皆さまにとって 良い一年となりますように・・・

これからも わいわいステーションのスタッフ一同、楽しい子育ての応援ができますように 頑張ってまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



 さて、年末年始はどのように過ごされましたでしょうか?
 日本の文化を伝えるには何よりの時期であり、いつもと同じ一日が変わるだけなのですが、やはり何かしら身の引き締まる思いを感じる大みそかから元日の一日でもあります。
 何気なく過ごしている日々の中で、このように区切りやけじめをつけることは、とても大切なことだと思っています。自分自身の中で“あの日までに、これをしてしまおう”とか、子どもたちと一緒に“この時間までにお買い物に行こうか”などと目標を立てて行動してみてはいかがでしょうか?
 ちょっとメリハリをつけてみることで、楽しい時間の過ごし方ができたりするものです。ただし、あまりタイトな予定を考え過ぎて反対にイライラの原因を作らないようにご注意下さいね!  今年も楽しいことが たくさん訪れますように・・・!!
 そして、新年さっそく皆さま方のご協力をいただきたいご案内です。
昨今、子どもたちを取り巻く環境が大きく変化してきており、さまざまな問題も低年齢化してきています。それらの背景には、核家族化による親世代の育児不安から始まり、子どもを守り育てる地域の力が弱まっていることや、自己肯定感の低い子どもが増えているという問題があると考えられます。
 わいわいステーションでは毎年、トライやるウイークで中学二年生を受け入れ生徒の皆さんは、小さい赤ちゃんとふれ合うことで温かい心を育むことや命の大切さを感じたり学んだりしています。
 その活動を授業の中に取り入れ、多くの中学生たちに、この予備体験を通して“心の教育”を伝えていきたいと「赤ちゃんとお母さんのふれあい授業」を中学校と連携を図り、尼崎こども青少年局と共に企画致しました。
 どうかこの主旨にご賛同いただき、ぜひ赤ちゃんと一緒に中学生とのふれあい授業にご参加・ご協力いただきたいと思います。この授業の第一回目は塚口中学校で実施致します。“近いよ!”“母校よ!”“中学校ってどのような所?”“赤ちゃんを抱っこさせてあげてもいいよ!”と楽しいノリで、ぜひ出張!?のご協力いただける方は、スタッフまでお声かけくださいますようお願い致します。これからも、子どもたちのため、いろいろな企画を考えていきます! また楽しいアイデアもお待ちしております!!

2013年12月号

2013年12月号

 短い秋が過ぎ、急に冷たい風が吹く12月に入りました。 このような時には大人も子どもも体調をうまくコントロールできず、途端に風邪をひいてしまったりするものです。どうか“手洗い・うがい”を小まめにするようにして、元気にお過ごしください。

 さて、わたくし事となりますが
 このたび、子ども・若者を育成支援する活動及び子育てと子育てを担う家族を支援する活動に取り組み、特に顕著な功績のあった企業、団体又は個人を顕彰する「子ども若者育成・子育て支援功労者」として、先月20 日に総理大臣官邸において、内閣府特命担当大臣(青少年育成、少子化対策)から、大臣表彰を授与されました。
 全国で31 の団体等が受賞し、兵庫県からは私一人が表彰されました。

 兵庫県からの推薦内容は次のとおりです。

(尼崎市)
 子育てサークル「やんちゃんこ」の活動を22年以上継続するとともに、尼崎市子育てサークル実行委員会を組織し、子育てサークルのネットワーク化及び子育て支援者の発掘とリーダー養成に務めている。
 また、行政と市民の協働として、子育て支援情報誌の発刊を実施するなど地域に根ざした子育て支援を実施。県子ども・子育て会議委員。

市長と.jpg 当日、娘二人と東京へ。
 内閣府のある合同庁舎からバスに乗って、総理官邸に行きました。いつもテレビで見るお部屋を通り、ホールにて表彰式が行われました。
 今まで、子どもたちの笑顔のためにと願い、子育てを経験した立場から同じように頑張っているお父さん・お母さんの応援をしたいという想いで活動してきたことに、ちょっとご褒美をいただけたのだと思います。そして、今まで一緒に活動してきているスタッフや、仲間の方の代表でいただいたものだと思っています。
 この賞を励みに、いっそう尼崎の子育て支援活動に頑張っていきたいと心ひきしまる
思いでいっぱいです。市長と副市長にご報告させていただき“子育てが楽しい尼崎”を
目指していきたいことをお伝えしてまいりました。

2013年11月号

2013年11月号

 先月の末から、ようやく金木犀の香りが街中に漂い始めました。いつもよりひと月ほど遅いようで、加えて急に朝晩は冷え込むようになりました。どうか、体調管理には十分お気をつけください。
 天候が不安定だったことで、先月の運動会開催につきましては、参加いただいた皆さまに、大変ご心配をおかけしました。その時のお話をいたします。
 前日から悩ましいお天気となり、当日の朝も本当に判断に困っていました。私たちは8時から集合して空とにらめっこをしていました。9時の時点で、まだ雨はポツポツと降っていました。きっと、やむであろう雨でした。しかし、こればっかりは保障がありません。また強い雨に変わるかもしれません。小さいお子さんの参加もありました。
 翌日の日曜日はもっと雨の確率が高かったので、やるのなら今日しかない!
 しかし、公園の地面の具合はどうだろう?
 プログラムを変更して早く終わるようにすればできるだろうか?
スタッフがいろいろなことを想定しながら、まだ決めかねていた時のことです。電話が鳴りました。
きっと問い合わせの電話に違いない!悩んでいるスタッフの顔を見ながら、私は電話を取りました。やはり!
 「あの~今日の運動会はあるのでしょうか?」
 そこで私は思い切って、お母さんに尋ねてみたのです!!
 「実は、悩んでいる最中なのです。ねぇ・・・お母さんはどう思われますか?」と・・・するとお母さんも、私たちが悩んでいたことと同じことをすべて言われて、その後
運動会.jpg 「でも、せっかく楽しみにしていたので、かけっこの一つでもさせてやりたいです。」
そう言われたのです。
 私は、お母さんのその一言に背中を押されました。
 雨が強くなるかもしれない・・・心配材料はもちろんありましたが、お母さんが子どもたちに楽しい経験をさせてあげたいと願われている、その“想い”を私は大切にしなければならないと思ったのでした。
 「そうよね・・・!楽しみにしていたんだものね。わかった!待っているね。公園で待っているね!」
 そう返事をした時に、「ありがとうございます。」と言われたお母さんの声を忘れません。
 それから、次々にかかってきた電話にも、十分寒さに気をつけて来てほしいことと内容を変更して無理のないようにすることを伝えましたが、どのお母さんからも「わかりました!」と元気な声を返していただき、反対に私の方がやる気と元気をもらったようでした。応援に来られていた方々の熱い想いが空に届き、無事に運動会を終えられた時は本当に嬉しかったです。
 これからも、お母さんの「子どもを想う気持ち」に一緒に寄り添いながら、楽しいことをたくさん企画していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!!

2013年10月号

2013年10月号

 先月の秋分を境目に、だんだんと日が暮れるのが早くなり、気ぜわしくなってきます。けれど、季節はとても過ごしやすい時期となります。
 食欲の秋!読書の秋!スポーツの秋!私も昔、遊びたいために子どもを巻き込んで、それを大義名分にして、よく出かけたものです。せっかくのこの季節、家にこもっていてはつまらないです。
 ちょっと、いつもと違う遠くの公園に出かけたり、動物園、水族館、山遊び・・・・、きれいな花を見つけたり、どんぐり拾いに夢中になったり、大きな象の前から動けなかったり、イルカのショーを見て驚いたり・・・・お弁当を持って行って食べるのも楽しいし、名物グルメを見つけて食べたら得したような気分になるし・・・・いろいろ考えてみるだけでもワクワクしてきたりして!!
 だから、ぜひこれからの季節、お出かけしてみてくださいね。
 そして・・・いつもお話している五感をいっぱい働かせてみてください。もちろん子どもだけではなく、お父さん・お母さんも一緒に!
 見つけて・触って・感じることを、お手本になって教えてあげてください。
 「ほら、やってごらん。触ってごらん。」という声かけではなく、大切なのは「一緒にしてみよう。ここ、触ってみて、ふわふわしているよ。」という声かけです。
 私たち大人でも「一人でやってみなさい。」と指示されるより、「こうやって足を曲げてシェイプアップ!」と一緒にしてくれた方が断然やる気が出てきますよね。
 同じことなのです。
 ついついわかっている者からすれば、当たり前のように感じてしまうものですが、そこはぜひ、毎回ていねいに繰り返し教えてくれるインストラクターになりきって、そして一緒に楽しい時間を過ごしてみてください!
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 9月中旬、私は娘たちと広島に行ってきました。今、話題になっている平和記念資料館に何年かぶりに行った時のことです。これから数年かけてリニューアルしていくことになった資料館には、原爆の恐ろしさを伝えるために、逃げ迷っている姿の人形が展示してあります。それを、撤去するか否かが問題とされていました。
 それよりも、私は何年かぶりに訪れて見学をして、また新たに学ぶことがたくさんあったことに自ら感激しました。
 大人も一度行ったから知っている、何度か見たから覚えているではなく、その時の年齢やそれまでの経験から、また違う見方ができたり、感じ方をしたりするものなのだということを思い知らされました。まるで初めて行く場所のように、隅から隅まで見学し、感じ、考えさせられることがたくさんありました。興味本位だけだったものが、身近に感じられたり、日本人として考えさせられたり(ちょっと、こういう発想は東京オリンピックを意識しているからかもしれません笑)親として思ったり・・・と。
 「どうせ前に行った所だから」ではなく、何回行っても新しい発見や楽しさはあるものです!!
 ぜひ、皆さんでお出かけに! 行ってらっしゃいませ!!

2013年9月号

2013年9月号

 月末の大雨で、ようやく秋の気配を感じるようになりました。とはいえ、まだまだ日差しはきついようです。夏の疲れが出ないように、くれぐれもお気を付けください。
 幼稚園・小学生の子どもたちには長い夏休みが終わって、ちょっと寂しい9月の初めかもしれませんね。
 でも、夏休み中は多くの子どもたちの楽しい笑顔に会いました。
 一生懸命、手先を使って工作をしている時の真剣な顔。たとえ、わずかな時間でも集中している時の顔ほど素敵なものはありません。
 紙を切る・色を塗る・糊で貼るなど、いろいろな作業をしている様子を見ましたが、ひとつ気になったのは、ひもを結ぶ・くくるという作業が苦手な子どもが多かったことです。最近は、この動作をすることが少なくなったのでしょうか。洋服やエプロンの紐だとか、髪を束ねるリボンとか・・・包装の紐、新聞をくくる、風呂敷、靴ひもなど等、玉結びやちょうちょ結びやらを家で教えた記憶があるのですが・・・
 今は身のまわりがあまりにも便利になり過ぎて、手先を使わなくても済むことが多くなった気がします。さて、それがどうかというと、人間これからどんどん退化していくのではないのかと心配でなりません・・・
 手先を使って脳を刺激する、そのためによく見たり、考えたりすることが必ず一緒に行われる。そうした経験の繰り返しが脳を、前頭葉を、発達させていくのだということをどうか忘れないでいてください。
 そのために少しずつ、いろいろなことをできる限り経験させてあげてください。そういう賢い子どもを育ててください。蛇口の下に手をかざすだけで、水が出てくる時代だからこそ、ひねるという動作がスムーズにできる子どもを育ててほしいのです。
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 もしかしたら、これからの方が大変なのかもしれません。日常の中にあった動作を経験する機会が減ってきているとしたら、それらの作業をいつかどこかで教えてあげなければならないからです。
 それくらい、生活が豊かになる一方で、子どもの経験値が減少しているということを私たち大人は十分意識していなければなりません。
 でも・・だからといって難しく考えないでおきましょう。子どもたちと遊ぶことが忙しくなって、その分一緒に楽しめる時間が増えたと思って!そして、これからも親子でいろんなことをして遊び学んでいきましょう!!

 先月から、園田女子大学の学生さんがボランティアや観察実習として、たくさん来てくれています。私はこの機会にどんどん、お母さんや子どもたちに声かけをするようにと話しています。とにかく、コミュニケーションがどれだけうまく取れるかが、勝負ですから!
 お母さん方もぜひご協力いただき、学生さんにいろいろな経験ができるよう、よろしくお願い致します。

2013年8月号

2013年8月号

 真夏の日差しがぎらぎらと照りつける8月に入りました。
 子どもたちは自分でうまく体温調節などできませんし、ベビーカーは暑さを照りつけているアスファルトの近いので、大人が感じている暑さの数倍の暑さを感じています。直射日光を避け、こまめに水分を取るなどの熱中症対策には十分お気をつけください。
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 先月号でお話しました「親指に感謝」の続きです!
 左親指の靭帯を切ってから1か月。ようやく、突き刺さっていたワイヤーも抜けて、包帯も取れました。今はひたすらリハビリの毎日です。
 担当の先生にもリハビリの先生にも尋ねたのです。
 “あの~まだ腫れているのですが・・・”“まだ、指がうまく曲がらず痛いのですが・・・”そんな私の不安に、あっさりと“まだ1ヶ月でしょ!”“当たり前よ!まぁ3ヶ月はかかると思っておいてね!大丈夫!”なんて、あまりにもあっさりと言われました。
 しかし、そう言われた時に何とも言えない安心を感じたのでした。病状やリハビリのことなど何も知らなくて不安でいっぱいの私を、一瞬にしてホッとさせて下さる先生方に絶大なる信頼感を持ち、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 そして思ったのです。
 「こんなふうに私も子育てに不安なお母さん方に答えることができているだろうか?」と・・・
知っている者からすれば何ともないことでも、知らない者からすれば驚くことばかりであったりしますよね。それを、どれだけうまく相手に伝えられるか?それも安心感を与えて・・・。
 これは、きっと教える・伝えることの基本中の基本なのでしょう。また、それはいろいろな場面で、いろいろな立場で日常どこにでもいつでも起こっていることなのだと改めて思ったのです。
 私たちスタッフとお母さん方の間でだけではありません。先輩ママと新米ママの間でもあるでしょう。いやいや、お友達同士であっても、夫婦間であっても。そして大切なもう一つの場面は、親子の間です。親子の場合はあまりにも当たり前すぎて、ついつい「どうして、こんなことができないの?」「知らないの?」「あの子ができるのに、どうしてできないの?」と言ってしまう・・・。そんなことはないでしょうか?
 リハビリの先生にとっては3ヶ月かかることぐらい常識中の常識。でも初めて経験する私に安心感を与えて、そして「大丈夫」だと言って、その上私に勇気ややる気を与えてくださる。すごい先生だな・・・と思いました。
 もちろん、そこには揺るぎのない信頼感と愛情が存在するのだということも十分感じています。
 自分自身が体験し、気づかされ、また日々反省。けれど、そうして学び、感じ、元気につなげ、また頑張るぞ!と動き出す。子育ても同じではないでしょうか。
 皆さん、やる気と勇気をくださる先生を目指しお互い頑張って、そしてどうかこの暑い夏を元気でお過ごしください!

2013年7月号

2013年7月号

 夏本番まで、あと一歩。梅雨明けが待ち遠しいこの頃となりました。
 今月は「尊敬する親指」のお話をします。
 6月の何回目かの大雨の日のことです。私はマンホールの上で滑って負傷致しました。その時の詳細は、あまり名誉なことではありませんので省略致します・・・・(笑)
 あっという間の出来事で、あっという間に左手の靭帯を切っていたようです。靭帯を切ると骨折よりもやっかいなようで、翌日には手術を受けて入院という事態でありました。
 それでも、もう1週間後にはギブスも取れて、次の1週間後には抜糸という順調な回復の道をたどって現在に至る・・・今の私であります。
 そして、この短期間に私は多くの学びをしました。
 骨折ではなく靭帯かもしれないとすぐに、次のお医様につないでくださった先生への感謝、すぐ翌日に執刀してくださった先生への感謝、片手が使えずフォローしてくださった看護師さんへの感謝・・・病院という世界は特別な聖域であり、不自由な身の私にとっては食事を作ってくださる方にも、お掃除をしてくださる方にも、隣のベッドから電気のつけ方を教えてくださる患者さんにも、感謝、感謝の思いでいっぱいでありました。
 当たり前のことが突然、当たり前でなくなった時の気づきと戸惑いは何とも言えないものです。ことにその思いは手術をして使えない「親指」に向きました。
 ペットボトルのふたが開けられない・・・ ジャムの袋が開けられない・・・
 割りばしが割れない・・・  等など・・・
残りの4本の指と右手でも、できないことがどれだけあるかということを思い知らされ、親指に尊敬の意を表さずにはいられない日々を送りました。
七夕.png また、回復と同時に元のように手が動かせるようにするための“リハビリ”が始まりました。
 ここで、また何気なく動かしていた手に気づき、スムーズに動かせるようにするリハビリを通して、何気なく動かしていること自体に感謝・感激をしています。
 赤ちゃんは生まれたその日から、手足を動かし「できること」を確認しながら日に日に成長していきます。寝返りをするようになり、はいはいをして、お座りができるようになり・・・その速さにはもちろん個人差があって当然。その子のスピードに合わせてひとつひとつ発達過程を経験しながら、自分の動きを習得していっているのです。
 その過程は、きっと今の私のリハビリと同じで、段階を飛ばしては無理がきたり、反対にうまく動かせなくなったりするのだと思います。
 最近、寝かすと泣くからとすぐに抱っこして、そのままずっと抱っこしたままのお母さんを見かけたりしますが、もしかして、かわいそうなのは自由に動けずに抱っこされたままの赤ちゃんではないかと、自分と重ねて気づきました。
 リハビリの痛さにつき合って下さる先生のように、赤ちゃんにもいろいろな動きを経験させてあげる、お母さんはそんな先生のような存在なのかもしれないと思った私でした。

2013年6月号

2013年6月号

 蒸し暑い日が続くようになりました。
 6月、梅雨入りももう間近なのかもしれません。雨の日は、大人はあまり好きではありませんが、子どもたちは大好きです。
 特別なレインコートを着ることもできて、長靴というものも履ける!そして傘をさして雨の中へ!! 
 「はぁ~~」と思われるでしょうが、子どもたちは「わぁ~~」です・・・

 小学校の国語の教科書に「おじさんのかさ」というお話があります。(絵本としても出版されています)
 大事な傘を濡らしたくなくて、おじさんは雨の日でも、傘を使わなかったのですが、子どもの楽しそうな歌に思わず傘をさして外に出てみるというお話です。
 “雨がふったら ぽんぽろりん 雨がふったら ぴっちゃんちゃん”
 お話の中に何度も、この歌が出てきます。小学生の子どもは自然と節をつけて歌うように読んでいました。まさしく子どもの世界で、子どもが感じる感覚の素晴らしさと大切さというものを伝えようとしたお話なのです。  

 皆さんも、今一度子どもの頃に戻って思い出してみて下さい!傘に当たる雨の音は、どんなにおもしろく不思議な音に聞こえたことか!長靴で歩く水たまりの音や足の感覚はどんなだったか!きっと経験があるはずです!!
 親になった私たちは、昔誰かが教えてくれたように、この雨の日の楽しさを子どもたちに伝えなければなりません!雨は嫌な日ではなく、いつもと違う特別わくわくする日にしてあげなければなりません!
 憂鬱と感じるか愉快と感じるか、物事の感じ方をうまく教えてあげたら、それが他のどんな事柄にでも通じてくるものなのです。ネガティブになるかポジティブになるか、面倒くさいという子どもになるか何でもやってみるという子どもになるか・・・・そのきっかけはこんな雨の日のことでもあったりするのです。
 ですから今度の雨の日には、ぜひ親子で音あそびを楽しんでください!感じた音を言葉にしていく楽しさを教えてあげてください!
 その楽しさがわかれば子どもたちはこれから、いろいろなものを感じては、それらをさまざまな言葉で表現するようになり、感受性の強い子どもへと成長していくことでしょう。
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 そうしてノリのいい子どもを育てることが、すべての学習の原点であると私は思っています。いっぱい五感を使って前頭葉を刺激して、いろいろな見方ができる、発想ができる、そんな柔らかい頭を育てましょう!それは、まさしく“今でしょう!”(笑)
(追:先日、この“今でしょう”の林先生がテレビで勉強ができるかできないかは、ある程度3歳位までの親の言葉がけで決まると少し極端ですが話しておられました。)

 さぁ梅雨の季節、親子で楽しく乗り切りましょう!!

2013年5月号

2013年5月号

images.png 今年のゴールデンウィークは、どのように過ごされるのでしょうか?またどのように過ごされたでしょうか?
 ぽかぽか陽気は、なんだか楽しくなってきますよね。子どもたちの服装も軽くなり、動きも活発になります。“お散歩・かけっこ”などに意識して親子で身体動かしてみるのもいいかもしれませんね。
 先月の“わいわいTeacher”久本先生が来られた時のお話です。
 お母さん方は、それぞれ子育てについての相談を先生にしておられました。その後、急だったのですがミニミニ講演会をお願いしたのでした。テーマはお母さんの中から出た「遊びに夢中になっている子どもを、連れて帰りたい時などの切り替え方について」でした。
 途中でやめさそうとしたら、泣き出してしまう。テンションが上がっていると、言うことを聞かない。などという悩みについてでした。
 久本先生は、何より子どもがそんなに集中・熱中する時ほど、素晴らしいことはないのだということを話されました。一つのことに一生懸命になっていることを、まずは褒めてやらなければならない。頭から「ほら、もう帰るよ。いつまで遊んでいるの!」というのは厳禁ですよと言われました。
 そう言うと反抗したくなりますよね。大人でもそうです。自分の時間を無下に指図されたら嫌になるでしょう。子どもも同じです。ですから、夢中になっていることを認めてあげる。「積み木で大きなおうち作ったね!かっこいいね!」と褒めてあげてから「また、この次にも作ってね。」「今度はお片付けも上手にできるかな。」などと進めていく。
 片付けできたことを褒めて「さて、靴も一人で履けるかな?」と、うまくこちらのペースに乗せていく。これなら子どもも知らず知らずに頑張っている気持ちのままでいれますよね。
 もっと急ぎたい時には突然、話題の切り替えをして熱中しているものから視点を変えてしまう。「あ!忘れていた!お買い物に行こう!」と、気持ちの切り替えをさせる。
 どんな方法でも大切なのは「子どもの気持ちに寄り添うこと」だと言われました。子どもの言いなりになってはいけませんが、子どもの気持ちをわかってやりながら、うまく大人のペースに乗せていくことがコツのように思いました。

 さて5月からは、今回の久本先生のような子育て講演会を、わたくし濱田が「子育てエッセンス」の拡大版としてさせていただきます。
 第1回目のテーマは「子育てで大切なことは?」です。 短い時間ですが、毎月いろいろなテーマでお話したいと思っています。どうぞ、お楽しみに!!

 グッピーの水槽が増えました。小さい方には今、赤ちゃんが6匹います。ぜひお子さんと一緒に眺めてほっとする時間を過ごしてください!

2013年4月号

2013年4月号

 ようやく暖かい日が続き、いよいよ春本番の4月がやってきました。
 いろいろな人々、さまざまな場面の新しいスタートの季節でもあります。
“わくわく、どきどき、うきうき”なんていう言葉は「春」にぴったりかもしれません。
桜満開、花いっぱいの山や公園など、お出かけも楽しくなります!子どもたちに、いろいろな「春」をたくさん感じさせてあげてください!!
 以前「10歳までの子育ての教科書」という本を紹介したかと思います。10歳までに前頭葉を鍛えることの大切さなどを8人の教育のプロが伝えている本です。それまでの学習は詰め込みの勉強ではなく、経験や体験の量であることや、脳を育てる時期に結果を求めてはいけないということなどが、わかりやすく書かれた素晴らしい本です。
 そして先日、この本の第2弾として「3歳までの子育ての教科書」が出ました。
私もいつも「三つ子の魂、百までも」というお話をしていますが、まさしくそれを“必ず知っておきたい19の子育て法”というサブタイトルでなお具体的に書かれてあります。ぜひ、読んでみて下さい!!私のイチおしの本です!!
 今回は、その19にあげられているタイトルを紹介しておきたいと思います。このタイトルからでも何かを感じていただけたら幸いです・・・・
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*子育てとは、親子で楽しむ「宝探し」です。
*「生きたい!」「知りたい!」「仲間になりたい!」3つの本能を育てよう。
*子どもの脳の可能性は無限です!
*「引っ込み思案な子」にさせない7つのポイントについて
*目指したいのは「メシが食える大人」です!
*育児でお父さんがヘコまないための7か条。
*スキンシップこそ、心と頭の成長のカギです。
*親の「心の安定」のために、1日数時間の「子離れ」は重要です。
*「おとなしく聞き分けのよい子」ほど要注意!?
*子どもの夜ふかしに悩むなら、家族みんなの生活を変えましょう!
*子どもの夜泣きに悩む、すべてのお母さんへ・・・
*親子で今すぐ始めよう、快適片づけ術!!
*子どもの健やかな成長は、靴選びから始まります!
*赤ちゃんによい食事は、家族みんなによい食事!
*親子でニッコリ!手軽で楽しい子どもごはんのコツ。
*わが子の乳歯を虫歯から守るために。
*心配しすぎない、「大らか育児」のすすめ。
*「脱・完璧主義」こそ、仕事と育児を両立させるコツです。
*子どもの将来のために、今から準備できること。

いかがですか? どうかあせらず、ゆっくり一緒に子育て楽しみましょう!!

2013年3月号

2013年3月号

 梅の花が満開の季節となりました。お花見といえば桜というイメージですが、梅の花も色とりどりで素敵です。ぜひ、梅のお花見もお出かけコースに入れてみてください! 

 先月私は、沖縄に行く機会がありました。さすがにもう気温は20度で薄いシャツ1枚で十分、こちらでは考えられない暖かさでした。
 沖縄といえば、エメラルドグリーンの海、夏、リゾートというイメージですが、やはり根底に戦争の歴史をもつ所ですから、改めて考えさせられるメッセージをたくさん感じて帰ってきました。
といって暗いイメージのお話よりは“だから沖縄の人は!”というお話をしたいと思います。
沖縄には、ある交流から文通を始めて友だちになった人がいます。小学校の時に出会って今ですから、とても長いおつきあいです。沖縄に行くといつも、その友だちに会い実生活での沖縄の話をいろいろ聞くのが楽しみです。
 例えば・・・軽自動車のことは「ピックアップ」の意味から「ピカプ」と言うとか、ツナ缶はどの家も1ダース、2ダースと買っているとか、ケンタッキーの出前をとって夕食は普通とか・・・まさしく秘密の県民ショーのような内容です。
 そんなお話の中から、春にはご先祖のお墓の前でピクニックをするという風習を聞いて驚きました。家々でご馳走を作りお墓の前で宴会?をするのだそうです。実は沖縄のお墓は、その家の人がみんな入るのでとても大きく、広いのです。十分お墓の前に集まれるほどの広さもあります。そして・・・・そうしておじいやおばあに、家族のことを報告したり、元気でいられることを感謝したりするのだそうです。
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 沖縄の作者で「いのちのまつり」という絵本があります。自分が生まれるためにお父さんとお母さん、そのお父さんとお母さんが生まれるために、そのまたお父さんとお母さんが4人、そのおじいとおばあが生まれるために・・・とどんどん命が続いていって今の自分がここにいるというお話です。
 これらは、沖縄に深く、祖先を守護神として崇める「祖先崇拝」が残っていることからでもあります。ですから、家族をとても大切にしますし、ご近所のおじいやおばあも大切にします。みんなで喜び、みんなで悲しみ、みんなで歌い、踊るといった風です。 
 私はそれを、ごく当たり前に話し、ごく自然に行われている沖縄の生活が素晴らしいと感じています。悲しいかなこの頃、そういう家族の在り方がみられないことの方が多いのではないかと思うからです。一人で孤独に食事をする孤食をしている子ども、行きたくないなら行かなくていいよと家族がばらばらに行動するのが当たり前のおうち、お隣の人の顔も知らないなどなど・・・。
 そうではなく、私たち大人は「おじいちゃん、おばあちゃん、元気にしているかなぁ」という“お年寄りを敬う”という声かけをしていき、「みんなでいると楽しいね」ということを伝えていきましょう。そして、ご先祖さまのおかげで今があるという命への感謝を、沖縄の人たちのように、ごく自然に感じる大人になるよう、今のこの小さな子どもの心を育てていこうではありませんか。

2013年2月号

2013年2月号

少しずつ暖かくなってきている気配が感じられるようになりました。
夕方の明るい時間も少し長くなった気がしますし、ほっぺたがちぎれるほどの冷たい風もあまり吹かなくなった気がします。 こうして、静かに芽吹きの時を待っているこれからの時期が私は好きです。
が・・・まだまだインフルエンザも流行っているようです。手洗い・うがいをこまめにするように心がけてください。

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さて、今月はなんといっても「節分・豆まき」
子どもたちにとっては、鬼とかいうものがどうもどこからかやってきて、言うことをきかない子どもは連れて行かれる?らしい・・・・・こわい日なのか、豆まきをする楽しい日なのか・・・?  困った日です・・・
我が家では、今でも子どもたちが豆まきをします。いつも私がお話するように、昔からの風習は、やはりなんらかの意味があり、どこかで日々の暮らしに区切りや目標を作り、身を引き締めたりするためにあると思うのです。
鬼であれ、神様であれ、ご先祖さまであれ、何かしら誰かが守っていてくれたり、見ていてくれたりしている。だから頑張れたり、反対に悪いことにもブレーキがかけられたりする。そういう気持ちでいることが大切なのだと思うのです。

参考の一つに、豆まきの由来を・・・
2月3日の節分とは本来「季節を分ける」つまり季節が移り変わる節日を指し、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日に、1年に4回あったものでした。ところが、日本では立春は1年のはじまりとして、とくに尊ばれたため、次第に節分といえば春の節分のみを指すようになっていったようです。
立春を1年のはじまりである新年と考えれば、節分は大晦日(おおみそか)にあたります。平安時代の宮中では、大晦日に陰陽師らによって旧年の厄や災難を祓い清める「追儺(ついな)」の行事が行われていました。室町時代以降は豆をまいて悪鬼を追い出す行事へと発展し、それが民間にも広がったそうです。
また、節分には豆をまきますが、これは中国の習俗が伝わったものとされています。豆は「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味があります。昔、京都の鞍馬に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけたところ、鬼を退治できたという話が残っており、「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅する
(魔滅=まめ)」に通じるということにかけたとも言われているそうです。

そして豆まきが終われば、2月4日は「立春」です。女の子のおうちは、この日からお雛様をお飾りしましょう! 子どもたちの健やかな成長を祈って・・・・・
早く暖かい春がやってきますように・・・・!!

2013年1月号

2013年1月号

PE20079.PNG新年 あけまして おめでとうございます
この一年が皆さまにとって 良い年となりますように・・・
 そしてまたお父さん、お母さんと共に、スタッフ一同楽しい子育てのお手伝いをさせていただきたいと思います。
 今年も皆さまのご理解・ご協力をいただきますよう、どうかよろしくお願い致します。


 わいわいステーションにサンタさんがやってきて、ワクワクどきどきした日は楽しかったですね。あのサンタさん、実はやんちゃんこを卒業した男の子です。小さい頃はお母さんに抱っこされながらもらっていたプレゼントを、今はサンタさんになって小さい子どもたちに渡してあげているのです。
 素敵でしょう!こうして子育てに若者も関わり、つながっていく。それが大切なのです。素敵なことです!

 さて・・・・そのつながり・・・お正月はどんな出来事があったのでしょうか?
 一日、いつものように日が変わるだけなのに、大晦日から元旦へとなんだか気持ちが引き締まり、さあ今年こそは・・・などと考えたりして。それもお正月ならではの、いろいろな行事があるからかもしれません。サンタさんがクリスマスの不思議を伝えるように、私たち大人は日本の伝統を伝えていきたいものです。
 一月、二月、三月は“行く、逃げる、去る”と言われるように、あっという間に過ぎますが、節分やお雛祭りと楽しい事も次々やってきます。今年もうんと子どもたちと一緒にいろいろな思い出をたくさん作りましょう。

 いつも一年の最初には今年の干支についてお話をしています。干支と言えば12の動物を思い出しますが、本当は十干(じっかん)の干と十二支(じゅうにし)の支が組み合わさったもので十干十二支(じっかんじゅうにし)を略したものです。
 十干とは「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」十二支は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」です。これらが組み合わさって干支は60種類あるという訳です。全部ひと回りしたら、「還暦」60歳のお祝いとなるのです。
 ちょっとした豆知識に・・・「戊と辰」の時に起こったので“戊辰戦争”と言われ、「甲と子」が組み合わさった時にできたので“甲子園”という名前がつけられました。ちなみに今年は「癸と巳」が組み合わさった年です。
 新しい年が始まります!!

2012年12月号

2012年12月号

 いよいよ師走の月となりました。
 もうお店はクリスマスの飾りでいっぱい。早いところはお正月の準備が並べられていたりしています。なんだか気忙しく感じられるこの頃です。
クリスマス.png しかし、子どもたちにいろいろなことを伝えるには、とってもわかりやすい季節です。「年末・年始」ということについて、「日本の文化・我が家の文化」についてです。と言ってもそんなに難しく考えないで、何気なく見たりしたりしていることを、再認識して子どもたちにお話してあげたり、できれば体験させてあげてほしいのです。
 まず年末に向けて始まることと言えば“大掃除”いつもと一緒なのですが、やはり一年間のほこりを落として新しい年を迎えるという意味でされる大掃除を子どもと一緒にしたいものです。ちょっと雑巾を持たせて窓拭きをしてみる、外掃除やおもちゃの整理など・・・きれいになると気持ちがいいことを教えてあげるよい機会となります。           
 次に“お正月の準備”一番よくわかるのは、毎日のお買い物に行くスーパーでしょうか。陳列棚には、数の子やかまぼこなどがたくさん並びますよね。おせち料理の意味なども、この機会にお話してあげるといいでしょう。小さいお子さんが「おじいちゃん、おばあちゃんみたいに長生きするように腰の曲がった海老を食べるんだよ」などと話してくれたことがあります。よろこぶ(昆布)とか、穴からのぞいて向こうが良く見えるように(蓮根)とか、わかりやすく教えてあげれば十分伝わりますし、子どもの時に覚えたことは大人になっても忘れないものです。しめ縄、鏡餅、お雑煮の意味。お正月の雰囲気はスーパーから十分味わえますし、もしも「うちはしないから・・・」でも、歩きながら、これはこうするものよと教えてあげるだけでも、ぜひしてあげてほしいです。
 さて、こうして考えていくと書ききれないほどの事柄が続きます。
 “年越しそば”“除夜の鐘”“年始の挨拶”“初詣”“初夢”“書初め”“お年玉”そしてお正月ならではの遊びの数々・・・
 このように毎年、当たり前のようにしていることこそが「日本の文化」であり、それぞれに違うやり方こそが「我が家の文化」なのです。それは私たちが親から、また私たちのおじいちゃん、おばあちゃんから知らず知らずに教えられてきたことです。それを、今度は我が子に伝える番に自分がいるということを、しっかり思ってください。それが親であるということだと私は思います。
 「面倒くさい・うちはしないから」と止めてしまうと、いつか我が子が大人になった時に「そんなこと、うちでは聞いたことありません」と言う人になるわけです。そのような経験ありませんか?一人の立派な人間を育てていくことが、親の努めであります。
 できれば、大人になった時に「よくなんでも知っているね!」と言われる人に育てたいと思いませんか?その一つのきっかけとして「年末・年始」どうか、いっぱいドキドキわくわくする日々を、皆さんで楽しくお過ごしください。
 そして・・・来る年が皆さまにとって良い一年となりますように・・・・・

2012年11月号

2012年11月号

 金木犀の香りから、コスモスや紅葉の彩り、銀杏にどんぐり・・・の季節となりました。 冬に向けて模様替えしていく様子も、しっかりキャッチして子どもたちに伝えてあげえてください!

 今月は10月末、栃木に行ってきた我が家のミニ旅行記から・・・
 三人娘の三女は大学2回生、中学・高校と続けてきた吹奏楽部でのクラリネットを大学でも吹き、先月末に全国大会に出場してきた時のお話です。
 長女と次女そして私は「さあ!応援に行くぞ!」という名目で、「さて、栃木の名所は?」と観光ルートも考えつつ出かけました。
 どきどきのコンクール会場、出番前の集合場所で緊張しているみんなに「頑張って!」と声をかけ、いざ本番・・・地区大会、関西大会からなお練習を重ね、完成された演奏には、割れんばかりの拍手。舞台から降りてきたみんなの目には涙々。
illust3901.png 先輩、応援の部員に拍手で迎えられ、抱きかかえられ・・・・・青春だなぁと感激をもらい、いよいよ結果発表! 金・銀・銅とある中で、結果は銀賞。会場全体がし~んと静まり返り、途端、私は「悔しい思いをしているだろうな・・・かわいそうに・・・どんな風に励ましの声をかけようか・・・」と、そのようなことばかり考えていました。
 とにかく、すぐにメールで「残念だったけど、落ち込まないように・・・」という内容のものを送ったのですが、返ってきた返事に私は驚かされました。
 みんな十分、今までの力を出し切った演奏ができ大満足。先生からも最高の演奏だったと褒めてもらい、審査員でオールAをくださった方もいたとのこと。だから、悔しい残念なんて、ちっとも思っていないから、そんな風に思わないでほしいと言われたのです。
 その言葉を聞いて、私は今までこの娘のように「思いっきりやりきった感」を感じたことがないなと思いました。ついつい結果を求め、かわいそうなどと思った自分の小ささを娘から教えられたのです。
 今年はオリンピックがあり、もちろん競技ですから結果を求め応援していたのですが、実際の選手の気持ちや想いは、その本人にしかわからないものだということを同時に思いました。負けたから、かわいそうというような簡単な言葉で評価してはいけないということを、再度思い知らされたのでした。
 頭ではわかっていても、なかなか実際には、より高い結果を求め成果を求めてしまうものです。そして、こわいのは成果が出ればよい子で、出さなかった子は駄目な子と簡単にレッテルを張ってしまうことです。
 結果のみが全てではなく、そこへたどり着くまでの過程が、どれだけ充実しているかそこが大切なのだということを重々気づかされた応援旅行となりました。
 子育てをしていく上で、何かの場面にふと思い出してほしい・・・・・・お話です。

2012年10月号

2012年10月号

 急に朝晩が涼しくなりました。いよいよ秋本番!という感じです。
 しかし季節の変わり目、気温の差が激しいため、体調を崩しやすい季節でもあります。どうか、健康管理には十分お気をつけください。
 さて、先月号に書きましたパラリンピックも終わりました。
オリンピックとは、また全然違った感動の毎日であり、考えられないような人間の可能性を感じる毎日でした。
 そして何より、本当に「一生懸命」の姿ほど素晴らしいものはないのだよと教えられる日々でした。
我が家の日めくりにこのような文言があります。
「思ったようにはならないが やったようにはなる」
 それを見るたびになるほど・・・と納得しない訳にはいきません・・・・
オリンピックの選手もパラリンピックの選手も、どれだけの努力があったことか・・・
そして、やったとおりのことを一生懸命発揮することに意味があり、結果はその後についてくるものだということです。
 子育てでもそう言えると思うのです。
 子どもは何も知りません。何もわかりません。だから、どんなことでも一つずつ教えてあげなければなりません。「どうして、わからないの!」「どうして、こんなことするの!」とつい言ってしまいますが、子どもは何も知らなくて当たり前、何もできなくて当たり前と思えば、腹も立たなくなるのではありませんか?
 そして、この日めくりの言葉です。
 こんな子どもになってほしいと思って期待ばかりをかけ、よその子どもと比べてこうなればいいのにとイライラするのではなく、一つ一つゆっくりと教えていってあげることです。大人の私たちがそうしてもらうと嬉しいように、優しくわかりやすく子どもに教えてあげることです。
 そうしていけば、そうしたように子どもは育っていきます。やったようになる・・・ということです。相田みつを氏の言葉を借りれば「育てたように子は育つ」ということです。
 いずれきちんと物事の分別ができる大人になるように、育てるには先はずうっと長いです!その長い時間の中で、四年に一度のオリンピックのように、幼稚園の入園や小学校への入学、中学校、高等学校、大学、就職・・・・といくつかの節目がやってきて、それぞれの発達段階を踏まえて、「その子らしく」育っていくことが一番大切なことなのではないでしょうか。
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 その成長していく過程が大切であり、楽しい日々であり、意味があるものなのです。
その時を共に過ごして、親も親らしく成長していくのです・・・
 だから、ゆっくりと・・・ゆったりと・・・・子育て楽しんでいきましょう!

2012年9月号

2012年9月号

 暦の上では、もうとっくに秋なのですが、まだまだ残暑が厳しい毎日です。
 そして、夕方になると雷と豪雨に悩まされています。日々の様子にどうかご注意ください。

 さて、7・8月はロンドンオリンピックでもあつくなりました!
 あの、1回の本番、試合のために4年間のいろいろな想いが込められ、想像もつかないほどのトレーニングの成果が発揮されているのだと思うと、とにかく応援!応援!の毎日でした。
 “勝負なのだから勝たなければ”というのもあるでしょう。
 “精一杯やって悔いはない”というのも、もちろんです。
 “結果ではなく過程だ”それもしかり。
 “参加することに意義がある”という言葉もあります。
 何かをやりとげるには、このどれもが求められるのかもしれません。また、求めるために努力するのでしょう。けれど、何より素晴らしいのは、あの「一生懸命」の姿であると私は思うのです。
 基本中の基本の話です。「一生懸命」「最後まで頑張る」
 悲しいことに、これがなかなかできない子どもが増えてきています。
 まず・・・こういう言葉・・・「めんどくさい」「別に・・・」「どっちでも・・・」もしかしたら、私たち大人も言ったりしてはいませんか?
 ある時から“別に族”という言葉が出てきました。しかし、この「別に族」を育てているのは大人だと言われています。
 普段から子どもとの会話が、うまくできていないところ。例えば、子どもに何かを聞いたとしましょう。
「今日の晩ご飯は何にする?」「カレー!」「え〜?」「おうどん!」「え〜?」こんな返事ばかり返ってくると「もう聞かなくても、お母さんの思う晩ご飯にしたらいいや」と思うのは当たり前ですよね。こんなことを繰り返していると何を聞いても「別に・・・」とこうなるのです。それはそうですよね。何を言っても大人は聞き入れてくれない。相談にものってくれない。そんな風に思いが植えつけられていくのです。ですから、別に、どっちでも、なんでもいいや、になるのです。この途端“ノリのいい子”になれませんよね・・・先月号に引き続きになるかもしれませんが、大人の声かけひとつで変わるものです。
イラスト2.png どんなことでも、毎日の小さなことからの積み重ね。
 「一生懸命」・・・・・ほら・・食べる!遊ぶ!歩く!  あてはまりますよね。
 「最後まで頑張る」・・・残さず食べる!パズルを完成させる!だっこじゃなくて歩く!
 小さい時からのその姿勢が、いつか感動を伝えるような人に成長していくのです!!

 さ!次はパラリンピックの応援!がんばるぞ〜〜

2012年8月号

2012年8月号

 暑い暑い夏に突入しました! 
 家の中でも熱中症にかかるそうです。どうか小まめに水分をとるようにしてください。小さい子どもは、自分のことをうまく伝えられないのですから、ちょっとした様子の変化を見落とさないようにしてあげてくださいね。

 先日、わいわいステーションに“かぶと虫”を持っていった時のお話をします。
 大きなケースに6匹ほどのかぶとを入れて、持って行きました。さて、子どもたちに「ほら、見てごらん!」と置いた時、そこにおられたお母さんが「うわぁ〜私嫌いなんです〜」と言われたのです。
 もちろん苦手なお母さんもおられます。内心「ごめんなさいね・・・」と思いながら、私はお話をしました。
 子どもはいつも、大人の様子を見ているものです。だから、お母さんのそのリアクションで、子どもは「わぁ、かぶと虫はこわいものなのだ。」と思ってしまうのですということを。確かにその時、すぐに子どもはお母さんの顔を見上げて、不安そうな顔をしていました。それは、もちろん虫に限らず、どんなことにもあてはまることです。食べ物でも、動物でも、遊具でも・・・・

 「こわいの?」と聞くと「こわい」ものなのです。
 「大丈夫だよ」と言うと「大丈夫」なものなのです。
 ちょっとした声のかけ方が、大きな影響を与えるものなのです。
 どうでしょう? 知らず知らずに言っていたりしませんか?
 「もう食べないの!?」と聞くより「もう少し、これだけ食べてしまおう!」の方が「よし!がんばって食べよう。」と感じますよね・・・・
 「やってごらん!」ではなく「ほら、見てごらん。こうするのだよ。」と言う方が、初めてのことでも自信がつきますよね・・・・
 ちょっとした言葉のマジックです。 ほめて育てる一つのテクニックです。
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 このようなお話を先ほどのお母さんにしたところ、そのお母さんは素晴らしかったです! すぐに、さっと態度をかえて「見てみよう!ほら、触ってみるよ。」と、私がふたの上にかぶと虫を出すと、背中をちょんちょんと触って見せられました。なかなか、すぐにそのようなことはできなくても、そこにいた他の子どもたちも、みんな近くに集まって、かぶと虫をじっと見るようになりました。すかさず、お母さんは本棚にあった、かぶと虫の本も広げて「ここに載っているのと、同じだね。」とすぐに応用されていました。まさしく、そのようにまたいろいろな角度から、感じたり見つけたりすることが大切なのです。きっと、このお母さんはこれからも、子どもと一緒にいろんな体験をしてくださることでしょう。 “行ってみよう!やってみよう!”の精神です!
 “ノリのいい子どもに”それが私の願いです。

2012年7月号

2012年7月号

 6月には台風がやってきて、まだまだ梅雨明けまではいかないようです。
 不安定な気候のため、体調を崩しやすい時期でもありますので、どうか皆さん健康管理には十分お気をつけください。
 先月は、改めて気づかされたことがたくさんあった1ヶ月でした。それは人は皆、本当に多くの人に支えられ、助けられ、励まされて、今を生きているのだということです。
 普段、私たちはまず家族という単位の中で、毎日代わり映えのない(例えば、洗濯をしたり、食事の用意をしたり・・・)ことをして、一日一日を過ごしているくらいにしか意識して生活していません。そこに、次は近所の人との会話が重なり、お友だちとの関係がつながり、少しずつ子どもの成長と共に社会が広がってきたりします。
 一人二人と楽しく過ごす仲間ができ、意見を交し合う人々に出会い教えられ、そうしてきっと知らず知らずの間に日々成長しているのでしょう。
 心からつながり、相手を思いやる、優しい人々との出会いが重なっていくのです。
 しかし、時おりそういう想いでない人に出会うこともあります・・・・世間体を気にしたり、見栄をはって頑張っていたりする人・・・悲しい出会いもありますが・・・
 みんな、自分一人が頑張っていたり、悩んでいたりしているように思っているけれど、そうではなく、自分を支えてくれている人がたくさんいることを知ると、とても元気が出てきます。普段、気づいていなくても、必ずそういう人が皆さんの周りにもいてくれて、きっと必ず困った時には助けてくれることでしょう。
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 相田みつをの詩の中に「おかげさん」と言う言葉があります。たくさんの人に支えられ、今があり、「おかげさま」でこうして頑張っていられるということに感謝したいとつくづく感じた6月でした。

2012年6月号

2012年6月号

 日本中が金環日食で盛り上がった5月でした。続いて今月6日には、太陽に金星の影が映り“ほくろ”があるように見られる日があるそうです。8月にも、流れ星が見られたりして数回、天体ショーが続くようです。
 別に普段とりわけ天体に興味がある訳ではないのですが、ついついニュースに取り上げられる機会があると、その時に集中して熱中してしまう所があるのです・・・子どもが突如、何かの遊びに熱中するのと同じ症状(?)です。
 でも、そういう時に家族で一つの話題で盛り上がることって、とても大切だと思っています。我が家には大人と呼ばれる年頃の子どもがいますが、今回も朝から出勤前にキャーキャー言いながら楽しみました。
 近所にその声が聞こえて「はずかしぃ・・」と言いながら出かけたその時にふと、この娘たちがいつか親になった時に、きっと我が子とこうして楽しみ、いろいろな経験や知識を同じように伝えてくれるだろうなと確信しました。
 サークル“やんちゃんこ”で伝えている「ノリのいい子に育てたい」思いは、我が子が大人になっても、私なりに実行し続けていることです。乳幼児期だけでなく、幼稚園に行っても、小学生になっても、中学・高校生になっても、その成長と共に楽しみ、伝え続けていかなければならないことだと思っています。
 ぜひ、こうしていろいろな経験や知識を親子で楽しみながら「幅のある人」に親子でなっていってほしいと願います。
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 さて、この6月は全国的に“食育月間”となっていて、尼崎市でも食育の三つの目標というのがあげられています。
①「食」を味わい、楽しむ
 私が大学生の頃から“孤食”という言葉が出てきて、一人で食事をする子どもたちについて考えさせられました。本来、食事の時間は家族みんなの何よりのコミュニケーションの場であるはずです。わいわい言いながら、思いを話し合いながら、食事をしてこそ心身ともに豊かになっていくものです。それに加えて今は“個食”と言って一種類のものしか食べない、または一種類ずつしか(順番にいろいろではなく)食べていかないという言葉もできています。考えさせられますね・・・・・
②「食」を大切に思う心を育てる
 私は食べ物で遊ばすことは嫌いです。一生懸命、お米や野菜を育ててくださった方がいるということへの感謝、豚。牛・魚の命が私たちの命になっているということへの感謝を、子どもたちに教えなければならないと思うのです。世界には飢餓状態の子どもたちがいることも私たち大人がしっかり感じていれば、遊び道具ななど考えられないはずです。
③「規則正しい食生活」を身につける
 これは一番わかりやすいですね。遊びながら・・テレビ見ながら・・の“ながら食べ”はよくありません。食事の折にもけじめをしつける良い機会となります!

「食育月間」この時に、ぜひもう一度ふり返りを・・・・

2012年5月号

2012年5月号

 ゴールデンウィークの真っ最中で始まった5月です。過ごしやすい季節となり、お出かけも増えるのではないでしょうか!?
 今月は以外と皆さんが知らない5月の代名詞でもある「子どもの日」「端午の節句」についての、お話をしようと思います。
 この頃、♪屋根より高いこいのぼ〜り〜♪が、あまり見られなくなりましたが、それらの意味を今一度、お伝えしておこうと思います。

 もともと日本には、田植え月の五月に「五月忌み」という日本古来の行事をしていました。
昔は神聖な行事である田植えは早乙女(若い清らかな女性のこと)がするものとされ、田植えをひかえて物忌み(一定期間、不浄を避けて心身を清めること)をしていたそうです。やがてここに端午の節句が結びつき、早乙女は菖蒲や蓬で屋根を葺いた小屋に前夜からこもっては菖蒲酒などで穢(けが)れを祓(はら)い、神聖な存在になってから田うえに臨むようになりました。つまり、女性のためのおまつりであり、俗に「女の家」といい、当時の女性にとっては堂々と休める嬉しい日でもあったのでした。
 その後、武士の力が強くなると、「菖蒲」が武を尚(たっとぶ)「尚武」や「勝負」に通じ、葉の形が剣に似ていることから、兜に菖蒲を飾ったり流鏑馬(やぶさめ)をするようになり、男の子のおまつりに変わっていきました。さらに、江戸幕府によって五節句のひとつに定められると、男の子が強くたくましく成長して立身出世することを願う行事として定着していったのが、今につながっているようです。
 そして、昭和23年に「国民の祝日に関する法律」で「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日となり、男女の別なくお祝いする日になったとのことです。
「母への感謝の日」でもあるんですよ!!
 また、鯉のぼりのいわれも、将軍に男の子が生まれると旗指物(家紋のついた旗)や幟(のぼり
を立てて祝う風習があったことから、江戸時代に庶民の間で鯉の滝登りで立身出世のシンボルとなっ
た鯉を幟にするアイデアがうまれ、武家の幟に対して、町人の間で鯉幟(こいのぼり)が揚げられ
ようになったそうです。
柏餅を食べるのにも理由があり、柏は昔から神聖な木とされていて、新芽が出ないと古い葉が落ち
ないため「子どもが生まれるまでは親は死なない」、すなわち「跡継ぎが途絶えない」「子孫繁栄」に結びつき、端午の節句の縁起のいい食べ物となりました。
イラスト6.png 最後に「端午の節句」は別名「菖蒲の節句」というように、本来は菖蒲が主役の厄祓い行事です。
香り豊かで厄除け効果もあるので、ぜひそれをお風呂に入れる菖蒲湯も、おうちでしてみてほしいです。うちは今でも(娘ばかりですが・・・)5月5日には菖蒲湯に入るのを楽しみにしています。 
(参考:allabout.co.jp/gm/gc/220750/等より)

 ちょっと、こんな豆知識を覚えて、いつか子ども達にお話して聞かせてあげてください!  
どんなことでも昔から言い伝えられていることには意味があり、な〜るほどなんて思う心を大切に
していきたいと・・・思う私です。 

2012年4月号

2012年4月号

 一雨ごとに暖かくなり、ようやく春がやってきました!
 なんとなく行動も、気持ちも軽く(服装も軽くなるからでしょうか?)なる4月です。お花見にお弁当を持っていくのは、いかがですか? 西武庫公園などの市内の公園をはじめとして、近くには夙川公園、王子動物園、妙見山、大阪万博記念公園、大阪城など・・・
桜の名所がたくさんあります。
 ぜひぜひ、日本の素晴らしい春を、もちろん桜意外の春も、いっぱい感じさせてあげてください!
 今回は3月の終わりに、その桜を楽しみにドイツのアウグスブルク市から尼崎市に国際交流のために訪れていた女の子のお話をいたしましょう。

 まずは歴史から・・・・・    
 始まりは昭和34(1959)年、日本とドイツの間で最初の姉妹都市提携が結ばれたのでした。きっかけはヤンマーディーゼル㈱(現在のヤンマー㈱)の山岡孫吉氏による超小型ディーゼルエンジンの開発です。
 ディーゼル博士ゆかりの地であるアウクスブルクで、ディーゼルエンジンの工場がある尼崎と姉妹都市になろうという気運が高まり、尼崎とアウクスブルクの姉妹都市提携が実現したのでした。
 それから、両市での交流が始まり、私の娘も昨年、尼崎市からの使節団としてドイツに行かせていただいたので、今年は受け入れのホストファミリーをさせていただくことになったのでした。お互い初ご対面!の時はドキドキでしたが、とても流暢な日本語で「どうぞよろしくお願いします。」と言われた私たちの方がたじたじでした。我が家に来たヴァレリーは19歳。なんと今回来日した使節団の中で一番若いのにも関わらず、一番日本語ができるという女の子で、それに加え英語、フランス語、スペイン語ができると聞いて再度驚いたのでした。
 いつもこのような受け入れの機会に感じるのは、いろんなことに興味をもつことの大切さと好奇心のパワー、楽しむ心が人の能力を伸ばす源になっているということです。
 外国の人が、日本語・食べ物・歴史・名所・暮らしなどなど、本当にどんなことにも興味を持ち、質問をして、やってみるという行動力には頭が下がります。好奇心の固まり・次々と知りたい思いが心も身体も動かすパワーとなり、そして何より楽しむ!恥ずかしがらない・物怖じしない・失敗しても笑ってもう一度と言って挑戦する、まさしくこういう姿勢が“賢い子ども”を育てる基本にもつながるのだと思います。
Cherry20blossoms.gif そして私たちは日本人として、しっかりと日本の文化について話せたり、伝えられたりできなければならないということも学びます。ドイツの女の子は「浄瑠璃と歌舞伎」の違いについて質問してきます。「ドイツの史跡」をしっかり説明もしてくれます。私たちも、このようにあらゆるジャンルのことに興味を持ち、回答できる大人にならなければいけないと痛感します・・・・英語ができるだけではなく、このように学び、伝えられてこそ本当の国際人とよべるのでしょう・・・・
 桜を見たいと帰ったヴァレリーとの1週間の思い出と共に感じたことでした!!

2012年3月号

2012年3月号

 東日本大震災からもうはや1年が経ちました。想像もできないほどの大震災でした。この1年間、私は多くのことを感じ学びました。
 震災直後は、とにかく義援金を送って何かに役立ててもらおう、とにかく支援物資を送って使ってもらおう、という思いの毎日でした。阪神淡路大震災を経験した兵庫県の対応はどこよりも早く、的確な支援だったそうです。もちろん私もあの時と重なり、十分にお腹を満たされない辛さ、電気・ガスが使えない寒さ、水がない不便さ等など、身をもってわかるが故にどんな小さなことでも協力できることは参加しました。
 テレビからは、あまりにも悲しすぎる映像が届けられ、やりきれない思いの日々でもありました。けれど、一方でどんどんボランティアが立ち上がり“支え合う”ことの必要性を感じる日々へと変わってきました。
 「どんなものがほしいのですか?」「このような物が足りません」「では、それを用意しましょう」もしかしたら、善意の押し売りをして満足していたかもしれない思いは、いつしか“支え合う”気持ちの活動へと変わっていきました。
 必要なことは何か?物なのか?人なのか?システムなのか?待っていても仕方がない。できることからやってみよう。それなら私でもできる。若者からお年寄りまで、お互いのニーズを、いろいろな領域で補いながら、素晴らしい活動が各地で広がっていきました。
 そして現地へ向かって活動する人が増えてきました。マンパワーの威力です!が、現地へ行かれた方からのお話を聞くと、まだまだ量りきれない不自由さもあふれていました。それはやはり女性に関わることでした。着替える場所・授乳をする場所がないこと、下着の洗濯をしたい、育児ノイローゼになってしまう等でした。足を運んでみて初めてわかることもいっぱいあるのだなと痛感しました。
 そのような中、少しずつ行政の機能も動き出し、仮設住宅が建ち、その頃から確実に「元気、勇気、未来、夢、希望・・・・」という言葉のもと「復興」に向けて活動する明るい人々の様子が届けられるようになりました。
 さまざまな状況の変化と共に、復興していく姿から教えられることは、本当に心に響くものばかりです。「絆」という言葉が意味する、あらゆるつながりや支えや愛そのものを私たち大人がしっかりと受け止め、その心を子どもたちに伝えていかなければならないということも強く感じました。
 現地に行かなくても、ここでできること、私たちがしていかなければならないことはそういうことだと私は思うのです。いつか子ども達は、歴史に残るこの震災のことを聞く時が訪れることでしょう。その時にきちんと伝えていけるようになりたいものです。
 推し量れない課題や問題があることも確かです。
 けれども今は、震災で亡くなられた方々へのご冥福をただただお祈りして・・・・
そして、どうか一日でも早く復興されますことを願って・・・・
                           合 掌

2012年2月号

2012年2月号

 「行く・逃げる・去る」と言われるように、1月・2月・3月はあっと言う間に過ぎてしまいそうです。節分の豆まきは楽しいような・・・ちょっぴり怖いような・・・そんな行事としてされたのでしょうか?
 昔から伝わる文化の一つとして、ぜひ子ども達に経験をさせてあげてほしいと思います。そして2月4日からは立春です。女の子のおうちは、お雛様の飾りを出す時となります!早く暖かい春がくるといいですね・・・
 急に寒くなり、風邪が流行っています。どうか十分お気をつけ下さい。

 先月号に続く私事の報告をさせていただこうと思います。12月から、私の母の看病に病院暮らしをしていましたが、1月13日、母自身の誕生日に87歳を迎え、家族に米寿の祝いをしてもらって、それをしっかりと確認して・・・あの世に旅立ちました。     
 一両日だと診断されてから、ちょうど1ヶ月。米寿を迎え、ほっとしたのでしょうか。本当に安らかな最期でした。
 この1ヶ月、いろいろな方にいろいろな事を教わりました。温かいお言葉や励ましをたくさんいただき、勇気や元気もたくさんいただきました。「心の温かさ」をしみじみと感じた1ヶ月でした。
 “友引の日に、友だち連れては逝かないよ”“痛みを感じないで楽しい夢でも見られていますね”“365日の中で誕生日を選んで逝くなんて幸せなことですね”等など。   
 そして、こんなお話をくださった方がおられました。
 “人間の死に方には4通りしかないのです。1つは病死。あとは、事故死。そして自殺と他殺。その中で、病気で死ねるのが1番の幸せなのですよ。お母様、お幸せでしたね。”と・・・     なるほどなぁ・・・と思いました。
 本当にその通り。他の死に方は親の立場で考えても、やりきれないものばかりですよね。そう思えば、母は幸せです。
 言葉というものは、こんなにも人に優しさを与えるものなのかと実感しました。そして、その裏返しを考えれば、言葉はどんなにきつい、こわいものになるかということも考えさせられました。文字のように残ることはありませんが、温かい言葉もきつい言葉も言ってしまえば心の中には、ずっしりと残る重さがあることも知りました。
 この1ヶ月、多くの方々に心からの感謝を・・・・
 そして、多くの方々に支えられていることに感謝を・・・・
イラスト8.png
 さあ!!また、いつもの私に戻ってこれからも、いろいろなことを伝えて!子ども達といっぱい遊んで! お母さん方といっぱいおしゃべりして!
子育て楽しいって感じてもらえるように頑張りましょう!一緒に!
 どうぞこれからも、よろしくお願い致します。

2012年1月号

2012年1月号

PE20079.PNG新年 あけまして おめでとうございます
2012年も皆様にとって
良い1年となりますようにお祈りいたしますと共に
スタッフ一同 今年もどうぞよろしくお願い致します。

 新しい年の始まりは、どのように過ごされたのでしょうか?
年末年始のあの、ピンと感じる時間というものは不思議なものです。ただ、いつもと同じ1日が変わるだけなのに。でも、静かな中に鳴り響く除夜の鐘の音を聞くと、新しいノートの1ページをめくるような、またすべてをゼロにして始めるぞ!というような気持ちになります。
 私達大人になってしまうと、学生時代は新学期、進学などという節目がありましたが、そういう“区切り”だったり“けじめ”をつける機会というのがなかなかないですよね。だから、この新年の始まりというのが大人にとっては、ちょっと背筋を伸ばす良い機会なのだろうと思ったりするのです。
 今月から3月にかけては特に日本の文化を感じる伝統行事が続きます。1月は十分いつにないこの「お正月」をうんと味あわせてあげてください。
 おじいちゃん、おばあちゃんともお会いするでしょう。新年の挨拶、お年玉、初詣、おせち、そしてぜひ遊びもテレビなどのゲームでなく、かるた取りやすごろく、こま回しなど・・・みんなが集う時にみんなで一緒に遊ぶ体験をさせてあげてほしいです。そういう経験が少なくなってきてコミュニケーションが取れない子どもが増えてきています。一人で画面に向かって黙って遊ぶのではなく、二人いれば、かるた取りだってできます!すごろくだってできます!一緒に笑ったり、悔しんだり、かけひきをしたり・・・楽しみながら自然と賢くなる遊び!生活習慣から遊びまで、ぜひいろいろな経験をこの時期に!2月は節分、3月はひな祭り・・・子ども達には、伝えていくことがたくさん!そして伝えていくことが大人の役割なのです。親子一緒にノリノリで今年もうんと楽しみましょう!!

 最後に少し私の話を・・・昨年12月半ば、急に母が癌のため入院し、もう一両日だと宣告され、それが先生をも驚かすほどの生命力でお正月を迎えるまでになり、今、自分の終止符の日をいつと定めるつもりなのか頑張っております。そのためクリスマス会にも参加できず残念でしたが、しっかりと最後を見届けてやろうと病院でつきっきりでおります。 
PE10054.PNG 改めて“命の尊さ”当たり前に思ってしまっている“まず、元気でここにいてくれる”ことの「重さ」を感じています。
 どうか元気な子ども達の命に感謝を・・・・
 大切な人の命に感謝を・・・・・

2011年12月号

2011年12月号

 いよいよ今年も残すところ1ヶ月、暖かい秋を過ごしたせいか気ぜわしく感じているのは私だけでしょうか?
 先月は、いろいろな経験をしましたので、その中からいくつかをお話しようと思います。まず一つ目は、13日に行われました「尼崎市民マラソン」に参加した時のことです!
 やんちゃんこの卒業生が“みんなで走ろう!”と声をあげ、小学生から高校生、社会人になっているメンバーになんと私が加わり、走った訳です。3キロ・5キロ・10キロとありましたが、まずは・・・・ファミリー1.5キロから・・・暑いくらいのお天気でした。知っている人にもたくさんお会いしました。わいわいステーションにいつも来てくれているお母さんにもお会いしました。3歳のお兄ちゃんとお父さんと走るとか!すごい!これは頑張らなければ!とスタートしました。が・・・走り出して2分くらいした頃に私は悟ったのです。“これは心理作戦に陥ってしまった・・・”と。スタートの合図で元気なみんなは一斉に走り出す訳です。それにつられて、どんなに最初から飛ばして走ったことか・・・機嫌よく走れたのは2分ほど。きちんとペースを作って走らなければ息切れするのは必然。    
 その後なんとか自分のペースを立て直し、10分10秒でゴールしました!心地よい汗をかきながら教訓。ーダッシュしても息切れするだけ。自分の速さで余裕をもって走ることー 日々の生活もそうでなければ・・・・
 二つ目は、この4月尼崎市に48年ぶりに新設された「尼崎市尼崎双星高等学校開校記念式典」でのこと。記念講演として、全日本女子バレーの柳本前監督のお話を聴きました。挫折を味わったこの監督や選手だからこそ、ただの技術だけのバレーでないものが生まれ強いチームになるのだということを教わりました。人は何かの壁にぶつかった時に、周りに期待をしたり、待っていても何も変わらない。大切なのは“その時に自分がどう変わるか”だと言われました。問題を解決するために自分が変われば、必ずその壁にドアができる。そのドアの鍵を持っているのは自分であり、その鍵でドアを開けるのも自分なのだと。 その言葉は受験を控える高校生の心に響いたことでしょう。と同時に、それは子育て中のお母さんにもあてはまる言葉だと思いました。子どものことでイライラしている時。この子が悪い、できないと批判的に責めるよりも、それならどうしたら、うまくいくだろうとあの手この手を試してみたりして。ちょっと見方を変えたりすることで、すっと子どもに伝わったりすることがありますよね。そんな時のお話にもあてはまるなと思ったのです。    
 辛く悲しい時の思いが、その人の経験に変わりそしてその人を大きく成長させていく。勇気と元気をたくさんもらったひと時でした。
 最後は、常盤短期大学の小崎先生のお話です。西宮市で初めての男性の保育士として注目され、今はテレビでもご活躍されています。3人の息子さんのため育休を取って子育てされたそうです。一番印象に残ったのは「個人外差—他人と比べてばかりで我が子を見ても幸せは来ない 大切なのは 個人内差—時間軸で我が子を見ること この子はこんなことができるようになってきた としっかり見てあげること」だというお話。子育ては、そんなにうまくいくものじゃないし、個人差があって当たり前です!と。いろいろな形でたくさんの元気をもらった11月のパワーで12月も皆さん!頑張りましょう!!

2011年11月号

2011年11月号

 お昼間と夜の気温差が激しいこの頃です。けれど、公園の木々も紅葉し、まさしく秋本番を迎える11月になりました。
 行楽の秋!読書の秋!食欲の秋! さて・・・皆さんは、どのような“秋”を過ごされるのでしょう・・・!?

 先月は身体をいっぱい使った「運動会」が開かれました!
 たくさんのお父さん、お母さんと子ども達、一緒に走ったり、くぐったり、跳んだりしました! 
 中でも盛り上がったのは、恒例のつな引きでした。まずは、子ども達主役のつな引きです。思いっきり“ひっぱる”という動作・・・昔なら農作業の手伝いや、畑や庭の草引きでも、よく子どもが手伝って力を出して“ひっぱる”ことをしたのでしょうが、今は普段の生活にこの動作は?無くなってきていますよね・・・さて、そのつな引きです。
わいわい運動会3.JPG
 私は「お父さん、お母さん、“ひっぱる”ということを教えてあげてくださいね!」と言って、始めました。
 「よーい、どん!」の合図で、皆さんは子ども達の手を取りながら“ひっぱる”ことを一緒にして伝えて下さいました。小さい子ども達は、半分つなにぶらさがり状態になりながらも、上手に足でふんばってつな引きができました。実は単なるつな引きでも、教育的な意味はたくさん込められていたのでした!
 子ども達が楽しんだ後は、いよいよ大人の出番です!!
 まずは、お父さん同士の対決。私は大きな声で言いました。「さあ!みんな応援するんだよ!みんなのお父さんが一生懸命頑張って下さいますよ!!かっこいいお父さんを応援しようね!」子ども達は大喜び。実はお母さんも大喜び。だって、あんなに楽しそうに、一生懸命つなをひっぱっている姿は、本当にどのお父さんもとても、かっこよかったのですから!!!
 大きな歓声。がんばれの声。笑い声。その時、みんなの気持ちがぎゅっと一つになったあの雰囲気。幸せの一言です。
 そして、その空気はそのまま、お母さん同士の対決へと、引き継がれました!
さすが!お母さんパワーのすごいものでした!!それを、見守るお父さんと子ども達。
本当に素敵なあたたかい!大人も子どもも元気いっぱいの運動会でした。
 また、来年!新しい皆さんもご参加下さいね! 恒例のつな引きを、お楽しみに・・・

子ども達の日常生活の中から、いろんな動作が失われてきています・・・
「ひっぱる・まわす・ねじる・くくる・つまむ・などなど・・・」
「押す・引く」でほとんどの用が済む世の中・・・脳の発達と連動している、いろいろな動作・所作こそ、必ず教えてあげてほしいと心から思います。

2011年10月号

2011年10月号

ようやく涼しくなりましたね! 朝晩は寒いくらいの時もあります。こんな時に、
風邪ひいたりするんです。お気をつけください・・・と言う私もさっそく鼻をグスグスいわせていますが・・・

 先月の出来事から・・・
特別支援学校で約35年ほど教鞭をとられていた先生のお話を聞きました。発達障害
といわれる子どもが増えてきているのは何故だろうという専門的な内容から、子どもの成長段階に沿った支援のあり方など、いろいろなことを教えていただきました。
その中から、心に残った一つを。
子育てに大切なのは「共感」するということ。
まずその最初は10ヶ月の頃に訪れるそうです。周りのことができるようになってきて、ふと・・・「あっ!」と驚いてお父さんの顔を見た時!一緒に「あっ!」と驚いてあげるその瞬間!  「見て!」と言わんばかりに嬉しそうにお母さんの顔を見た時!一緒に「わぁ、できたね!」と喜んであげるその瞬間!
子どもの気持ちと親の気持ちを共有することが、どんなに大切かというお話でした。
僕のことをわかってくれたという安心感、私と一緒に笑ってくれたという充実感、そこからコミュニケーション能力が育ち、子どもの健やかな成長がスタートしていくのです。
私達大人でも同じですよね。しっかり自分の話を聞いてくれる人には心を開き、信頼関係も生まれてくる・・・また、聞いてもらおう!と思いますよね。
まず、受け入れてあげるということ。頭から「何しているの!!」と否定されるとどんな気持ちになるかということ・・・子どもはデリケートで大人よりもっと感じやすい心を持っていることを忘れないでいてください。
そしてこれからたくさんの「共感」する場面を積み重ねていって下さい!
驚いたり、喜んだり、悲しんだり、悔やんだり・・・
泣いたり、笑ったり、困ったり、悩んだり・・・
そんな風に思うと、わくわくしませんか?(時にはいらいらすることも、ありますが)
どうか・・・楽しい子育てを・・・!!

 私が小学校の時からの沖縄にいる友人が先日、大阪に研修でやってきました。大阪案内をしてほしいというので「どこに行きたい?」と尋ねると、どこだったと思います?
やはり・・・「通天閣!」「道頓堀!」と言われました(笑)やっぱり大阪というとまず、そこなのですね・・・。グリコ、づぼらや、かに道楽、法善寺横町、よしもと新喜劇、道具屋筋・・・お好み焼きにたこ焼き、串かつ・・・これだけ行けばよいでしょう? 久しぶりにどっぷり大阪に浸かってきました(笑)

2011年9月号

2011年9月号

 少し涼しくなりましたか?いやいや、まだまだ…
 夏の疲れというものがやってきたりもしますから、この季節の変わり目をどうぞ上手に乗り切ってください!
 今回は、先日“ぷらっと!”のプログラムで行なわれた「パパ育デー」のお話をしましょう。
 「イクメン」という言葉が当たり前のように使われるようになったこの頃です。
 私が提供する「パパ育デー」の「育」はパパも子どもと一緒に“教育=共育”共に育っていきましょうという意味や、子育てのヒントをパパ同士で情報交換しましょうという意味やもちろん遊んでふれ合ってという思いの「育」。
 そして「育デー」は「いくでー=いくで〜」 「パパ育DAY=パパ行くで〜」
お父さんだけでうんと子育てを楽しんでほしいという願いで企画しました。
 8月の終わりの「パパ育デー」はとても盛り上がりました!
 6組のお父さんと、いろいろな手作りおもちゃを作ってもらって遊んだり、リズム体操をしたりしました。その後、みんなでたこ焼きを作って食べたのです。
 「家でもよくしますよ」とさすが関西のお父さん!皆さん、とっても手際よく、豪華?なたこ焼きができ、わいわいおしゃべりをしながら子ども達と一緒に食べました。(と言っても、遊び疲れてお父さんの後ろのマットの上で眠っているお子さんもいましたが…笑)
 お父さんの中にもいろいろ…。年齢いろいろ。悩みもいろいろ。
「生まれも育ちも尼崎」「僕は大阪」「あっ僕も。大阪のどこ?」コミュニケーションが少しずつ盛り上がってきて…
「反抗期っていつくらいかな?」その返事に3歳・5歳のお子さんを持つお父さんが体験談を語ってくださって「なるほど…そんな日が来るのですね」と納得!
「どれくらいで物事理解できるでしょう?」「いや、もうわかってるで…」
子育てはお母さんにほとんど責任があるように言われがちですが、なんのなんの、お父さんだって悩んでるし、いろいろ考えておられます!そんなお父さんがとても素敵だなと思いました。
 そして、お母さんのことも良く考えておられましたよ!どんな話だったって?
それは、「パパ育デー」のお父さんだけの秘密です!!
 私は、育児に関わらないお父さんは…などとは思いません。各それぞれの形の違う家庭の中で、お父さんの役割・お母さんの役割というものが必ずあると思っています。お父さんだからできること。(どんとした態度でいざという時出番のパパ)お母さんだからできること。(やさしく包み抱き守るママ)それを上手く分担することが、お互い負担にならない子育てということにつながるはずです。そしてやっぱり一番大切なのは、お互いのちょっとした“気遣い”と“思いやり”なのかな…と、「パパ育デー」から学んだ私の感想です!次回の「パパ育デー」またお待ちしております!

2011年8月号

2011年8月号

 二十四節気の中の一つで、初めて秋の気配が現れてくる頃のことを“立秋”と言い、今年は八月八日がその日にあたります。すると、この日から暦の上では“秋”となります。
 そして、この日から「暑中お見舞い」ではなく「残暑お見舞い申し上げます」という挨拶に変わります。しかし、実際には残暑が厳しく、一年で最も暑い時期となります。
 このように暦の上では、もう秋になる8月。でも実際には残暑が厳しく、一年で一番暑い時期ですよね。
 そして、この頃といえば・・・・・・かき氷!海!山!かぶと虫!帰省!お墓参り!花火!盆踊り!暑い、暑いだけではなく、楽しいことも盛りだくさん。小学生からは宿題・・・という恒例のあまり嬉しくないもの・・・もありますが・・・
 けれど、いろいろなことを経験できるとても貴重な季節でもあります。実際に見て、実際に体験して、感じることを、ぜひこの季節にさせてあげてください!そして、いつも言うように各地域での風習・行事、昔から伝わるそれぞれのおうちでの伝統もぜひ、“受け継がれていくもの”として親子で身体の中に染み込ませてきてください!
 そうして、我が家の歴史が綴られていくのだと私は思います。
 最近はデジカメが主流になり、アルバムをめくって写真を見るということが少なくなりました。ところが、歴史を紐解く上で一番大切なものは、そのアルバムなのだそうです!
 ある先生にこんなお話をお聞きしました。よく「あなたは小さい時に海で遊んでいたよ」とか「こんなに長いすべり台をすべっていたよ」とか言われて、自分がそのような赤ちゃんだったとか、そんな子どもだったと・・・思っていますが、本当は自分が赤ちゃんだった時の記憶が残っているということではないそうです。 では、なぜ自分がそんな赤ちゃんだったと思っているのか?それは、その時の写真を見せられたり、親戚のおじさんに会うたびに言われたりとかして、そういう記憶が自分の中にすり込まれているからなのだそうです。
 アルバムをめくりながら「ほら、この時!」とか「ここで、すいか割りしたね」とか、みんなでわいわいと話したことというのが、この頃はデジカメになりパソコンでさっさと一人で見る・・・というような時代になり、なくなりつつあるのは確かなような気がします。
 みんなで写真を見ながら、いろいろな思い出を話しながら、小さい時からみんなにこんなに愛されてきたのだよということを、ぜひ“その子の歴史”として、たくさん聞かせてあげてください。そのような思い出が多い人ほど、自分を大切に生きていく人になると思います。この夏の歴史は、ぜひまた後で語れる形にしてみてください!
(決して写真屋さんのPRではありませんが・・・笑)

2011年7月号

2011年7月号

 暑い日が続くようになりました。いよいよ夏がやってくる!!という感じですね。
でも、同時に体調を崩しやすい時期でもあります。健康にはくれぐれもお気をつけください。
 今月7月といえば、「七夕まつり」が有名な季節の行事としてあげられますが、

日本では古来、正月と七月の、月が満月になる十五日は、祖先の霊を迎える祀(まつり)の日で、正月の七草の日とともに七月七日(ナヌカビ)は、十五日の祀りの準備に入る斎日(いわいび)でした。
七月七日頃はちょうど稲の開花期。水害や病害虫が心配される時期でもあったことから、稲の収穫の無事を祈ろうと七夕をもって田ノ神の祭りとし、水辺に設けられた棚の上の機家(はたや)の「棚機」(たなばた)で、選ばれた乙女たちが先祖に捧げる御衣(みころも)を織り上げました。この乙女たちを「棚機女」、「織女」と書き、″タナバタツメ″と読みました。この行事が、中国の星祭りと結びついて、「たなばた」を「七夕」と書くようになったと言われています。

 インターネットで調べてみると、もっともっと詳しく書かれています。
 また、この本によると、短冊はサトイモの葉の夜露で墨をすり詩歌を書き、歌や書の上達を願ったものだとか、食べ物に不自由しないよう豊作を祈って作る投網や、紙で作った着物で、裁縫や技芸の上達の願いをかけたり、子どもが丈夫に育つよう病や災いを身代わりに流す形代の意味がある紙衣など、七夕のお飾りに込められた深い意味などについても書いてありました。
 昔から伝わる伝統行事には、何かしら意味があり、思いが込められたものだということを、ちょっと知っておくと新しい発見も感じられるかもしれません!
 これから夏に向かい、夏独特の、また各地域ならではの行事も増えてきます。そのルーツを調べ、子ども達に伝えていくことも親としての大切な仕事だと思います。
 どのおうちにも必ず「おばあちゃんがこんなことしていたなぁ」とか「おかあさんから聞いたことある」という物事があるはずです。そういうことを、どんどん子ども達にお話しておいてください!それが、自然と自尊心を育てていくことになるのです。自分に誇りを持ち、先祖を敬う暖かい心の人を育てていくのです。
 今、この時もまさしく歴史の中にいるわたし達ですから、いろんなこと、いろんな想いを、いっぱいいっぱい語りつなげてあげてください!!

2011年6月号

2011年6月号

 今年はいつもより早い「梅雨入り」「入梅」となったそうです。
 ちょっと豆知識にと「梅雨」について調べてみると、梅雨入り前の5、6月頃の梅雨によく似た天候を「走り梅雨」「梅雨の走り」または「迎え梅雨」と呼ぶそうです。
梅雨の半ばに一旦天気が回復する期間のことを「梅雨の中休み」と言い、その間の晴れ間を「梅雨晴れ」、反対に寒さを感じる天候を「梅雨寒(つゆざむ)」または「梅雨冷え」と呼ぶそうです。
 梅雨末期の雨を「荒梅雨」「暴れ梅雨」、梅雨の末期に雷をともなった雨が降ることは「送り梅雨」と言うそうで、この雷も怖い・・・ですよね・・・
この梅雨シーズンは、じめじめした日が続き、カビや食中毒などには十分にお気をつけください! 体調ももちろんです!

 さて、今月は先月の「母の日」に続いて「父の日」がやってきます。
いつもは、お仕事で忙しいお父さんに何か“感謝”のプレゼントができるといいですね。
 気をつけてほしいのは、お父さんであってもお母さんであっても、子どもの前でまたはわざと子どもに向かって、お互いの悪口?愚痴?を言わないということです。
 「お父さんみたいに寝転んでばっかりいたらダメよ」とか・・・
 「お母さんは、いつも口うるさいなぁ」とか・・・・
 子どもはとてもデリケートであり、素直です。大人を手本として見ています。その子ども達の心を混乱させないでいてください。
 大人を尊敬できる、良い目標とできる子ども達を育ててください。
 純粋な心を持つ子ども達に、大人の悪さ、狡さ(ずるさ)を見せ、将来の希望や大人への信頼感を奪うようなことをしないでください。

 相田みつをの本で「育てたように子は育つ」という本があります。まさしくその通りだと私は思っています。
 何も知らないで生まれてくる子ども達に、いろいろなことを教えていく一番の社会はまさしく家庭であります。保育所でも幼稚園でもありません。その教育は家庭が出発点であり、終着点だと言っても過言ではないと思います。
 ゆったりと、ほっこりと、のんびりと、ゆっくり子育てしていきましょう。

 まずは、お仕事をしてお金をもらって来てくださって、ご飯が食べれたり、服が着れたりするんだよ!「お父さんって、すごいね」っていう教育、子どもに伝えてみましょうよ。もちろん!お仕事している「お母さんにも、ありがとう」を・・・!

2011年5月号

2011年5月号

 不安定な気候が続いていますが、過ごしやすい5月となりました。
 東日本大震災の様子は、まだまだ厳しい報道がされていて辛いものがありますが、復興に向けて確かに動きつつある人々の想いに、今ここにいる私たちができることは何かということをしっかりと感じ暮らしていくことが大切であると思っています。

 今月は“母の日”にちなんで、私が選んだ「ぜひお手元に置いていただきたい本」の紹介をします。それらの本の帯には、お母さんに伝えたいメッセージが、短い文章に集約されて書かれています。私が感銘した本の“想い”が伝わることを願い、それらの文章をお母さんへプレゼントします・・・

お母さんへ
「あなたが赤ちゃんのそばにいる」
ただそれだけで、すばらしいことなのです
 疲れ果てて、心が折れそうになったり
 悩んで悩んで、涙を流したり・・・・・
 でも、いつかきっと、それを笑い飛ばせる日が来ます
  赤ちゃんもお母さんも、いっしょに大きくなりましょう
         —おかぁさんー   難波志穂子文 ナツメ社

なでること、とんとんすること、さわること。
 いっしょに泣くこと、笑うこと。
同じようにみえる毎日が赤ちゃんとお母さんを
 少しずつ親子にしていくのです。
  ーあかちゃんはおかあさんと こうしておはなししていますー
             スギヤマカナヨ文  赤ちゃんとママ社

全国のおかあさんが涙しています
母であることのすべてがつまった絵本
 —ちいさな あなたへー   アリスン・マギー文  主婦の友社

子どもを抱きしめたくなる絵本
二人目のお子さんがいる方は、
是非手にとってご覧ください。
         −ねえ だっこしてー  竹下文子文  金の星社

2011年4月号

2011年4月号

この度の東北地方太平洋沖地震により、
被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

 想像もしていなかった大きな地震と津波の恐さ。 阪神淡路大震災のあの日の記憶と重なり、涙が止まりませんでした。
 自然の力の前では、なんと小さな私達。 便利なものに頼り過ぎ、そのありがたみなんて忘れている。 何か起こったその時に、どれだけのことができるだろう。自分のために・・・誰かのために・・・。
 冷静な判断。敏速な行動。勇気。希望。強い心。前を向いて。
きれいな言葉は簡単に並べられるけど、本当は壊れそうな気持ち。絶望。不安。涙。後悔。
 頑張る前に、思い切り悲しい時間と向き合って、思い切り泣いたらいいと思う。現実を。受け止める勇気。そうして人は強くなっていくのだと思う。
 そうして強くなった人こそ、本当に優しい素敵な人になるのだと私は思う。
 そして大きな声で言おう。“がんばろう 日本!”
 私にできること・・・何かできること・・・・

=行為の意味・青春前期のきみたちに=
           宮澤章二

あなたの「こころ」はどんな形ですか と、ひとに聞かれても答えようがない
自分にも他人にも「こころ」は見えない けれど、本当に見えないのであろうか

確かに「こころ」はだれにも見えない けれど「こころづかい」は見えるのだ
それは、人に対する積極的な行為だから

同じように胸の中の「思い」は見えない けれど「思いやり」は誰にでも見える
それも人に対する積極的な行為なのだから

あたたかい心があたたかい行為になり やさしい思いがやさしい行為になるとき
「心」も「思い」も初めて美しく生きる それは、人が人として生きることだ