やんちゃんこ3つのブログ

小児の感染症と薬のお話

その4 手足口病、ヘルパンギーナ

2018年07月01日

 

 暑い夏がやってきます!プール、水遊びが楽しい季節になってきました。こまめな水分補給を心がけてくださいね。
 さて、今回は7月に流行しやすい病気、手足口病、ヘルパンギーナです。いずれもウイルス疾患で、特効薬はありません。手足口病は「エンテロウイルス」「コクサッキーウイルス」が、ヘルパンギーナは「コクサッキーウイルスA群」が原因で、複数の種類があるので何度もかかる可能性があります。手足口病の場合は、口腔内のみならず、手のひら、足の裏、足の甲などに水疱性の発疹が現れます。どちらの病気も口の中に潰瘍ができるため、痛みが強く、水分を飲むことさえしてくれないことがあります。ゼリーやプリン、そうめん、冷めたおじやなど、ひんやりつるっとして、噛まなくても飲み込めるものなら食べられる子供も多いです。脱水症状になりやすいので、注意してください。発熱時は解熱剤、口腔の疼痛には鎮痛薬を使用する対症療法が治療方法となります。手洗いを徹底し感染を予防しましょう。
(薬剤師 中野 洋子)